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鋼鉄の少女たち (4) (角川コミックス・エース) コミック – 2004/5/1
クーデター勃発。少女たちの戦車隊の運命は!
大国「連合」との戦争のさなか、新兵器・戦車を駆り、果敢に戦う少女たち。王国中枢で起きたクーデターと混乱は、前線で戦う彼女たちをも巻き込んでいく。
物量に劣る「王国」は新兵器「戦車」を戦力とし、事態の打開を図ろうとしていた。そんな中、「王国」の政治腐敗を一掃すべく軍部によるクーデターが勃発。「鋼鉄の少女」中隊にも、その魔の手が迫っていた。前方には圧倒的な敵。引けば銃殺。少女たちは決断を迫られる!
大国「連合」との戦争のさなか、新兵器・戦車を駆り、果敢に戦う少女たち。王国中枢で起きたクーデターと混乱は、前線で戦う彼女たちをも巻き込んでいく。
物量に劣る「王国」は新兵器「戦車」を戦力とし、事態の打開を図ろうとしていた。そんな中、「王国」の政治腐敗を一掃すべく軍部によるクーデターが勃発。「鋼鉄の少女」中隊にも、その魔の手が迫っていた。前方には圧倒的な敵。引けば銃殺。少女たちは決断を迫られる!
- 本の長さ188ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104047136247
- ISBN-13978-4047136243
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 188ページ
- ISBN-10 : 4047136247
- ISBN-13 : 978-4047136243
- Amazon 売れ筋ランキング: - 455,167位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年1月25日に日本でレビュー済み
戦争というのは リアルに描くと、自然と反戦作品になるのだなぁ。
これが、レビュアの読後感です。同様な印象を抱いた映像作品としては、「西部戦線異常なし(1930)」、「プライベート・ライアン(1998)」などがあります。(ただし、反戦作品が平和につながるかどうかは別の話ですが)
本作品は、戦争のリアリティに徹しているため、本質的に「救い」がありません。わかりにくいですね? どういうことか説明しましょう。
まず、正義がありません。戦場では、「生き残ること」や「任務達成」の比重が大きく、薄っぺらな正義感を振り回す余裕は、おそらく無いのだ、という原作者の主張が貫徹しています。
この点、「風の谷のナウシカ(漫画版)」では、ナウシカやユパなどが、正義を体現していますので、読者は安心して読むことができます。ナウシカが「正義」の観点から読者を裏切ることは無いのです。これが、「救い」となっています。
アニメ監督から救いが無いと言われた「GUNSLINGER GIRL」ですら、「テロと闘う」という一端の正義があります。
ところが、本作品では、正義は相対化されます。国ごとに正義が異なっており、その衝突が戦争なので、なにが正義かを問うことが、そもそも難しいのです。これが戦争のリアリティとつながると同時に、「救い」を見い出すことを難しくしています。
(一般論として、戦争で正義が全く無くなってしまう訳ではありません。戦時国際法は守りましょう。敵の爆撃機搭乗員を民間人がリンチにかけるのは違法です)
本作品におけるGOOD ENDは、生き残ることなのですが、戦争のない日本では、こんな普通のことに「救い」を見い出せる人は少ないでしょう。
以上が、「本作品には、救いが無い」と書いた理由です。
本第4巻では、広げた風呂敷をたたみ始めています。が、第5巻は発行されていません。悪く言えば尻切れトンボになっています。
この理由は、ネットで検索すればわかるので、ここでは述べませんが、諸般の事情が重なっています。手塚さんと 野上さんのペア復活は難しそうで、なにより手塚さんが原作に復帰できるかどうか判りません。
ただ、途中で終わっていることは、本作の価値を低めるものではありません。
暴論を吐かせて頂くならば、
下手な終わり方をするよりは、未完の方がまし
だからです。
先に述べたように、本作品は、かなり異色です。が、異色の中心を貫徹しているのは、戦争のリアリティです。これを貫徹し続けるならば、どんな悲惨な結末もありえます。
例えば、少女戦車隊の全滅もありです。野上さんなら危機一髪救われるのでしょうが、手塚さんだと殺してしまいかねません。…多くの人は見たくないでしょう?
それくらいならば、未完のままでも、OKかなと思います。想像の余地が残りますので。
第4巻では、ケガの功名で電撃戦が発明され、短期間で機甲師団が編成されます。前者は、軍事的にはほとんど起こりえず(事前の計画が必要)、後者は書類上ならありえますが、実質的には難しい(機械の開発に時間がかかるから)とコメントしておきます。もちろん原作者たちは承知の上と思います。字数が多くなりすぎたので詳細な説明は省略します。
これが、レビュアの読後感です。同様な印象を抱いた映像作品としては、「西部戦線異常なし(1930)」、「プライベート・ライアン(1998)」などがあります。(ただし、反戦作品が平和につながるかどうかは別の話ですが)
本作品は、戦争のリアリティに徹しているため、本質的に「救い」がありません。わかりにくいですね? どういうことか説明しましょう。
まず、正義がありません。戦場では、「生き残ること」や「任務達成」の比重が大きく、薄っぺらな正義感を振り回す余裕は、おそらく無いのだ、という原作者の主張が貫徹しています。
この点、「風の谷のナウシカ(漫画版)」では、ナウシカやユパなどが、正義を体現していますので、読者は安心して読むことができます。ナウシカが「正義」の観点から読者を裏切ることは無いのです。これが、「救い」となっています。
アニメ監督から救いが無いと言われた「GUNSLINGER GIRL」ですら、「テロと闘う」という一端の正義があります。
ところが、本作品では、正義は相対化されます。国ごとに正義が異なっており、その衝突が戦争なので、なにが正義かを問うことが、そもそも難しいのです。これが戦争のリアリティとつながると同時に、「救い」を見い出すことを難しくしています。
(一般論として、戦争で正義が全く無くなってしまう訳ではありません。戦時国際法は守りましょう。敵の爆撃機搭乗員を民間人がリンチにかけるのは違法です)
本作品におけるGOOD ENDは、生き残ることなのですが、戦争のない日本では、こんな普通のことに「救い」を見い出せる人は少ないでしょう。
以上が、「本作品には、救いが無い」と書いた理由です。
本第4巻では、広げた風呂敷をたたみ始めています。が、第5巻は発行されていません。悪く言えば尻切れトンボになっています。
この理由は、ネットで検索すればわかるので、ここでは述べませんが、諸般の事情が重なっています。手塚さんと 野上さんのペア復活は難しそうで、なにより手塚さんが原作に復帰できるかどうか判りません。
ただ、途中で終わっていることは、本作の価値を低めるものではありません。
暴論を吐かせて頂くならば、
下手な終わり方をするよりは、未完の方がまし
だからです。
先に述べたように、本作品は、かなり異色です。が、異色の中心を貫徹しているのは、戦争のリアリティです。これを貫徹し続けるならば、どんな悲惨な結末もありえます。
例えば、少女戦車隊の全滅もありです。野上さんなら危機一髪救われるのでしょうが、手塚さんだと殺してしまいかねません。…多くの人は見たくないでしょう?
それくらいならば、未完のままでも、OKかなと思います。想像の余地が残りますので。
第4巻では、ケガの功名で電撃戦が発明され、短期間で機甲師団が編成されます。前者は、軍事的にはほとんど起こりえず(事前の計画が必要)、後者は書類上ならありえますが、実質的には難しい(機械の開発に時間がかかるから)とコメントしておきます。もちろん原作者たちは承知の上と思います。字数が多くなりすぎたので詳細な説明は省略します。