天の邪鬼なので星5つ。
「消えた」作品として有名な本作ですが、雰囲気的にはむしろコレの方が
原作本来のイメージを正しく踏襲しているように思います。
強烈な宣伝戦略の中で、ついつい見失ってしまいがちになる作品の本質を
結果的に、透かして見せたこのコミックは貴重な存在だと思います。
もともと『涼宮ハルヒの憂鬱』はこういう話で、こういう世界なのだと思
います。それが、版元側の思惑で姿を変え、意図されて用意された曲解を
呼んでいるわけですが、それに冷や水を浴びせかける立ち位置でこの作品
は存在しています。つまりはマニアックでありつつも、ピュアですね。
恐らく数年後、一つのビジネスが終わった後、改めて読み返してみると、
ああ、こういうもんだったんだな、と思い起こすことができるでしょう。
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涼宮ハルヒの憂鬱 (1) (角川コミックス・エース) コミック – 2004/9/1
団員は、宇宙人と未来人と超能力者!? 脱「普通」! SOS団結成!!
問答無用の天下無敵少女・涼宮ハルヒが起こす嵐に巻き込まれ、どーなる?俺のごく普通の高校生活!? ビミョーに非日常系学園ストーリー!!
問答無用の天下無敵少女・涼宮ハルヒが起こす嵐に巻き込まれ、どーなる?俺のごく普通の高校生活!? ビミョーに非日常系学園ストーリー!!
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104047136581
- ISBN-13978-4047136588
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 192ページ
- ISBN-10 : 4047136581
- ISBN-13 : 978-4047136588
- Amazon 売れ筋ランキング: - 141,806位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2004年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コミックから、ハルヒ世界に入るのはやめておいた方がよさそうです。小説からハルヒワールドを知ることをオススメします。
コミックでは、ページ数の関係かわかりませんが、展開が早すぎて意味不明になる恐れがあります。
小説を読んだことがある方なら、ダイジェスト版として便利かも。
小説の方が、情景描写や主人公の心理が詳しくわかるので、小説を読んだことない人は、小説をオススメします。(小説の文法構成もスゴイ)
先ほども書きましたが小説を読んだ後、ダイジェスト版として、またキャラの絵で楽しみたい方にだけオススメです。
コミックでは、ページ数の関係かわかりませんが、展開が早すぎて意味不明になる恐れがあります。
小説を読んだことがある方なら、ダイジェスト版として便利かも。
小説の方が、情景描写や主人公の心理が詳しくわかるので、小説を読んだことない人は、小説をオススメします。(小説の文法構成もスゴイ)
先ほども書きましたが小説を読んだ後、ダイジェスト版として、またキャラの絵で楽しみたい方にだけオススメです。
2011年5月27日に日本でレビュー済み
いわゆる黒歴史になってしまった、みずのまこと版。
まあ、絵は確かに上手ではないが、そんなことは大した問題ではない。
ぶっちゃけ、ハルヒなんかツガノガク版より可愛いと思うし、別に無理にいとうのいぢ氏の絵に似てる必要もない。
アップが多過ぎるのは気になるが。
物語展開が早過ぎるのは原作を読んでいればわかる。
はしょってはいけないところまではしょってる。
SOS団設立までを急ぐあまり、大事なところを削ってしまっている。
ツガノ版も同じ問題を抱えているのだが、みずの版の展開でも、何故ハルヒがキョンを選んだのかがさっぱり解らない。
ハルヒがキョンに対して打ち解けていく過程が、最重要なのに…。
原作では憂鬱編の後の時間軸のエピソードを、無理矢理憂鬱編の途中に挿入してしまっているのもいただけない。
これらの短編は、憂鬱編を経た後のハルヒたちだからこそ、成立しうる話なのに。
特に野球大会のエピソード『涼宮ハルヒの退屈』をするためだけに、閉鎖空間が初めて出る重要なシーンを数ページで済ませてしまっている。
短編のストーリーに捕われて、本編たる憂鬱編を疎かにしてしまうとは…。
そして、みずの版最大の致命的欠陥は、ハルヒがポニーテールを披露する前に、髪を切ってしまっていることだ!
そもそもハルヒが髪を切った理由も解らなくなっているのだが、せめてポニーテールになる場面だけは描いておかないと駄目だろう。
ツガノ版もポニーテールになるシーンはあるものの、読者にそれを印象づけるまでには至ってないのだが、それでもポニーテールを絵として登場させて、キョンにも認識させているからまあいい。アニメ版だってそうだったし。
みずの版では、ポニーテールの影も形もないし、当然キョンはハルヒのポニーテールを見てはいない。
いったいラストはどうするつもりだったのか。
まあ、絵は確かに上手ではないが、そんなことは大した問題ではない。
ぶっちゃけ、ハルヒなんかツガノガク版より可愛いと思うし、別に無理にいとうのいぢ氏の絵に似てる必要もない。
アップが多過ぎるのは気になるが。
物語展開が早過ぎるのは原作を読んでいればわかる。
はしょってはいけないところまではしょってる。
SOS団設立までを急ぐあまり、大事なところを削ってしまっている。
ツガノ版も同じ問題を抱えているのだが、みずの版の展開でも、何故ハルヒがキョンを選んだのかがさっぱり解らない。
ハルヒがキョンに対して打ち解けていく過程が、最重要なのに…。
原作では憂鬱編の後の時間軸のエピソードを、無理矢理憂鬱編の途中に挿入してしまっているのもいただけない。
これらの短編は、憂鬱編を経た後のハルヒたちだからこそ、成立しうる話なのに。
特に野球大会のエピソード『涼宮ハルヒの退屈』をするためだけに、閉鎖空間が初めて出る重要なシーンを数ページで済ませてしまっている。
短編のストーリーに捕われて、本編たる憂鬱編を疎かにしてしまうとは…。
そして、みずの版最大の致命的欠陥は、ハルヒがポニーテールを披露する前に、髪を切ってしまっていることだ!
そもそもハルヒが髪を切った理由も解らなくなっているのだが、せめてポニーテールになる場面だけは描いておかないと駄目だろう。
ツガノ版もポニーテールになるシーンはあるものの、読者にそれを印象づけるまでには至ってないのだが、それでもポニーテールを絵として登場させて、キョンにも認識させているからまあいい。アニメ版だってそうだったし。
みずの版では、ポニーテールの影も形もないし、当然キョンはハルヒのポニーテールを見てはいない。
いったいラストはどうするつもりだったのか。
2008年5月24日に日本でレビュー済み
黒歴史というだけあって、やっぱりアレですね;
先ず朝倉さんと長門の戦闘シーンにスピード感が感じられないです。
神人がペプシマンだったり、鶴屋さんがあずささんだったりと作画崩壊が激しいです。
圧倒的な画力不足ですね…これはこれで味がありますが…
コミックの最後にある谷川流先生といとうのいぢ先生のコメントが何とも物哀しいです…
先ず朝倉さんと長門の戦闘シーンにスピード感が感じられないです。
神人がペプシマンだったり、鶴屋さんがあずささんだったりと作画崩壊が激しいです。
圧倒的な画力不足ですね…これはこれで味がありますが…
コミックの最後にある谷川流先生といとうのいぢ先生のコメントが何とも物哀しいです…
2011年12月10日に日本でレビュー済み
[概要]
ツガノガクが描いている方のコミカライズは、読まれたことがある人も多いのではないのでしょうか。
独特の再現度(絵・ストーリー的に)に定評のあるツガノ版ですが、実はその前にも、『憂鬱』はコミカライズされています。それがこの、みずのまこと版『ハルヒ』です。
ネットでは神人の比較画像で有名な漫画ですが、現物を手に取った人はさほど多くない(絶版なので古本しか手に入らない)と思われます。
打ち切りに遭ったお陰で第一巻しか存在しない漫画ですが、「涼宮ハルヒの憂鬱」(途中まで)以外にも「笹の葉ラプソディ」「涼宮ハルヒの退屈」の内容が収録されています。
……まあ正直に言ってツガノ版の方が遥かに出来がいいので買う必要が無いと言っても過言ではないと思いますが、一応内容についても触れておきます。
[絵]
表紙写真からも分かるとおり、「独特」(精一杯の褒め言葉)です。コミカライズ作品(特にラノベの)の絵は大抵違和感のあるものだったりしますが、これもその内に入ると言えるでしょう。
ぱっと目に付くだけでも、谷口や神人のデザインが明らかにおかしかったり、みくるの胸にある「星型のホクロ」が星型でなかったりします。
[内容]
まあ絵については慣れで済ませられる部分もありますが、こちらについては言い訳の仕様がないでしょう。酷いものだけを挙げても、
・キョンの最初の座席が最後尾である(小説にもあるが、後ろにハルヒが座っていなければならないのでおかしい)
・キョンがハルヒの髪型を指摘してから髪を切ったという部分がカットされている(ハルヒが初めてキョンに興味を持った重要シーンなのに!)
・なぜかみくるが「溜息」でのウェイトレス衣装を着ている(それも吹き出しは「メイド服」)
・あの長門と朝倉との死闘がだった7ページで終了!(それも長門が情報連結解除を申請してすぐに発動)
・白線引き等を出すのにいちいち体育館倉庫に入っている(あらかじめ出してあった筈)
・その他いちいちセリフが違う
といった感じです。
[まとめ]
酷いです。コレクターズアイテムとしても価値があるのか疑わしいぐらいに、です。
Wikipediaによると、絵を描いた人が他所でハルヒの性的な同人誌を発表しかとかメディアミックスでより良い絵師に切り替えたとか書いてありますが、そんなことを抜きにしても打ち切りで正解な出来です。当時のことはよく知らないのですが、相当な苦情のハガキが寄せられたのではないのでしょうか?
せめて内容面が正確だったら擁護しようもあるのですが、今回はそれすら無理です。
普通に考えれば星1つなのですが、たまたま手に入ったのが嬉しいので1つ増やしました。
ツガノガクが描いている方のコミカライズは、読まれたことがある人も多いのではないのでしょうか。
独特の再現度(絵・ストーリー的に)に定評のあるツガノ版ですが、実はその前にも、『憂鬱』はコミカライズされています。それがこの、みずのまこと版『ハルヒ』です。
ネットでは神人の比較画像で有名な漫画ですが、現物を手に取った人はさほど多くない(絶版なので古本しか手に入らない)と思われます。
打ち切りに遭ったお陰で第一巻しか存在しない漫画ですが、「涼宮ハルヒの憂鬱」(途中まで)以外にも「笹の葉ラプソディ」「涼宮ハルヒの退屈」の内容が収録されています。
……まあ正直に言ってツガノ版の方が遥かに出来がいいので買う必要が無いと言っても過言ではないと思いますが、一応内容についても触れておきます。
[絵]
表紙写真からも分かるとおり、「独特」(精一杯の褒め言葉)です。コミカライズ作品(特にラノベの)の絵は大抵違和感のあるものだったりしますが、これもその内に入ると言えるでしょう。
ぱっと目に付くだけでも、谷口や神人のデザインが明らかにおかしかったり、みくるの胸にある「星型のホクロ」が星型でなかったりします。
[内容]
まあ絵については慣れで済ませられる部分もありますが、こちらについては言い訳の仕様がないでしょう。酷いものだけを挙げても、
・キョンの最初の座席が最後尾である(小説にもあるが、後ろにハルヒが座っていなければならないのでおかしい)
・キョンがハルヒの髪型を指摘してから髪を切ったという部分がカットされている(ハルヒが初めてキョンに興味を持った重要シーンなのに!)
・なぜかみくるが「溜息」でのウェイトレス衣装を着ている(それも吹き出しは「メイド服」)
・あの長門と朝倉との死闘がだった7ページで終了!(それも長門が情報連結解除を申請してすぐに発動)
・白線引き等を出すのにいちいち体育館倉庫に入っている(あらかじめ出してあった筈)
・その他いちいちセリフが違う
といった感じです。
[まとめ]
酷いです。コレクターズアイテムとしても価値があるのか疑わしいぐらいに、です。
Wikipediaによると、絵を描いた人が他所でハルヒの性的な同人誌を発表しかとかメディアミックスでより良い絵師に切り替えたとか書いてありますが、そんなことを抜きにしても打ち切りで正解な出来です。当時のことはよく知らないのですが、相当な苦情のハガキが寄せられたのではないのでしょうか?
せめて内容面が正確だったら擁護しようもあるのですが、今回はそれすら無理です。
普通に考えれば星1つなのですが、たまたま手に入ったのが嬉しいので1つ増やしました。
2006年5月12日に日本でレビュー済み
涼宮ハルヒの憂鬱の漫画版第1巻です。残念ながらこの本は2巻が出ません。
本誌では中途半端に連載が終了しました。
理由は禁同人誌だったかな?
この本はハルヒシリーズの黒歴史となっており、現在オフィシャルでは最初のハルヒ漫画はツガノガクさんの漫画となっております
さて、みなさん。ハルヒマニアしいては読書マニアにとって黒歴史と化した本を読むのもまた乙なものではないでしょうか?
ちなみに私の所持してるのは初版で表紙の「の」の左側に金色のなんかがついてます。ゝ←みたいなのが。
印刷ミスですかね?
本誌では中途半端に連載が終了しました。
理由は禁同人誌だったかな?
この本はハルヒシリーズの黒歴史となっており、現在オフィシャルでは最初のハルヒ漫画はツガノガクさんの漫画となっております
さて、みなさん。ハルヒマニアしいては読書マニアにとって黒歴史と化した本を読むのもまた乙なものではないでしょうか?
ちなみに私の所持してるのは初版で表紙の「の」の左側に金色のなんかがついてます。ゝ←みたいなのが。
印刷ミスですかね?
2007年5月21日に日本でレビュー済み
内容については、他のレビュアーの皆様方が語ってくれているので、詳しくは語らない。
小説を読み、アニメを見て、その上でこの漫画を読むと、たとえ宝くじで1万円が当選した、くらいのテンションなら、一気にゼロまでかき消せる。
正直、私はこのみずのまこと版「ハルヒ」が黒歴史にされてしまった理由を詳しくは知らないが、一番疑問に思うのは、なぜ「天下の角川(と、あえて書くが)」が、「涼宮ハルヒの憂鬱」という大ヒット作のコミカライズに(作家氏ご本人には悪いが)「この程度の作家」を選んでしまったのか、という点だ。
漫画を読んでいて思うが、絵は「下手ではない」ものの、いかに原作つきとはいえ、(自分なりの魅せ方、という意味で)ストーリーテラーとしての能力があからさまに欠如している上に、クライマックスを含むシーン全般の魅せ方が扁平すぎて、まったく盛り上がる箇所がないという有様だ。ひたすら同じ音を連打しているピアノを思わせる。
つまりは、「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品の美点、面白いところを、見事に、というべきか、完膚なきまでに、というべきか、素晴らしいくらいに削ぎとってしまっているのである。
こういう褒め方をされる作家氏にとってはいい迷惑なのは確実で、あまりに申し訳ないが、正直、その破壊力くらいしか、賞賛する点が、私には見つけられなかった。翻って自分自身の表現力の不足を反省するばかりだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」には、小説、アニメ、コミック(本作、およびツガノガク版)など、さまざまな媒体があるが、本作が、特上の寿司にまぎれこんだワサビたっぷりの特殊爆弾であることは間違いない。さながら、角川が必要もないのに身を張ってしまった自爆テロだ。
「爆弾に手を突っ込め」とは口が裂けても言わないが、必要以上にスリルを求めて止まない方々なら、手を出してもいいかもしれない。それくらいしか薦めようがない。
なまじ、漫画家氏の実力に対して、題材の存在感が大きすぎた。それが、本作の唯一にして、すべてをぶち壊してしまうほど大きな失敗であったことが、残念でならない。
空手家という存在は星のごとくいるが、みんながみんな、熊を殴り殺せるわけではないのである。実力にあったステージを選んであげるのも、出版社の責任ではなかろうか。
小説を読み、アニメを見て、その上でこの漫画を読むと、たとえ宝くじで1万円が当選した、くらいのテンションなら、一気にゼロまでかき消せる。
正直、私はこのみずのまこと版「ハルヒ」が黒歴史にされてしまった理由を詳しくは知らないが、一番疑問に思うのは、なぜ「天下の角川(と、あえて書くが)」が、「涼宮ハルヒの憂鬱」という大ヒット作のコミカライズに(作家氏ご本人には悪いが)「この程度の作家」を選んでしまったのか、という点だ。
漫画を読んでいて思うが、絵は「下手ではない」ものの、いかに原作つきとはいえ、(自分なりの魅せ方、という意味で)ストーリーテラーとしての能力があからさまに欠如している上に、クライマックスを含むシーン全般の魅せ方が扁平すぎて、まったく盛り上がる箇所がないという有様だ。ひたすら同じ音を連打しているピアノを思わせる。
つまりは、「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品の美点、面白いところを、見事に、というべきか、完膚なきまでに、というべきか、素晴らしいくらいに削ぎとってしまっているのである。
こういう褒め方をされる作家氏にとってはいい迷惑なのは確実で、あまりに申し訳ないが、正直、その破壊力くらいしか、賞賛する点が、私には見つけられなかった。翻って自分自身の表現力の不足を反省するばかりだ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」には、小説、アニメ、コミック(本作、およびツガノガク版)など、さまざまな媒体があるが、本作が、特上の寿司にまぎれこんだワサビたっぷりの特殊爆弾であることは間違いない。さながら、角川が必要もないのに身を張ってしまった自爆テロだ。
「爆弾に手を突っ込め」とは口が裂けても言わないが、必要以上にスリルを求めて止まない方々なら、手を出してもいいかもしれない。それくらいしか薦めようがない。
なまじ、漫画家氏の実力に対して、題材の存在感が大きすぎた。それが、本作の唯一にして、すべてをぶち壊してしまうほど大きな失敗であったことが、残念でならない。
空手家という存在は星のごとくいるが、みんながみんな、熊を殴り殺せるわけではないのである。実力にあったステージを選んであげるのも、出版社の責任ではなかろうか。
2006年3月14日に日本でレビュー済み
最初にいっておきます。
僕はこの本を見たとき、3ページでみる気をなくしました。
内容としては、
・「憂鬱」の朝比奈さん(大)が来るところand閉鎖空間まで(つまり全部)
・「退屈」の「涼宮ハルヒの退屈」「笹の葉ラプソディ」
が入っています。
しかし、のいぢ派の僕にとってはこの絵はのいぢさんの絵を侮辱しているようにしか思えませんでした。
物語もあまりにも絞り出したところばかりで、話があまりわからないうちに次へ次へと進んでいくので、読み終わったときは不快でもうたまりませんでした。
よって、小説を一度読んだことがある人は、この本は絶対にお薦めできません。
そしてそのお金を小説版ハルヒシリーズを買う資金にした方が断然よいです。
著者のみずのまことさん、本当にすいません。
しかし、これが僕の読んだ感想です。
僕はこの本を見たとき、3ページでみる気をなくしました。
内容としては、
・「憂鬱」の朝比奈さん(大)が来るところand閉鎖空間まで(つまり全部)
・「退屈」の「涼宮ハルヒの退屈」「笹の葉ラプソディ」
が入っています。
しかし、のいぢ派の僕にとってはこの絵はのいぢさんの絵を侮辱しているようにしか思えませんでした。
物語もあまりにも絞り出したところばかりで、話があまりわからないうちに次へ次へと進んでいくので、読み終わったときは不快でもうたまりませんでした。
よって、小説を一度読んだことがある人は、この本は絶対にお薦めできません。
そしてそのお金を小説版ハルヒシリーズを買う資金にした方が断然よいです。
著者のみずのまことさん、本当にすいません。
しかし、これが僕の読んだ感想です。
他の国からのトップレビュー
Jose F G
5つ星のうち4.0
I like it
2014年12月10日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
I bought this item since i am starting to collect the mangas of this specific anime, and i like it. I received it 7 days before it was due for deliver so it was nice. The only thing that i didn't like it's that it i couldn't find it 'new'. But, since this specific manga came out in 2004, i doubt there are any of them left 'new'.
Also, it is in Japanese.
Also, it is in Japanese.
Jose F G
2014年12月10日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Also, it is in Japanese.
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