【本コミカライズ総評】
Fate stay nightは原作(pc、ps2、vita、アプリ)をやるのがベストであり、本コミカライズは月姫コミカライズのような満点の出来ではない。
一方で、この作品にしかない魅力もある。最近のFateコミカライズはよくも悪くも安定している印象で完成度は高いが原作をプレイ、読破している人があえてコミック版を読む必要もないようなものが多い。本コミカライズは絵柄が途中で大幅にに変わったりと粗もあるが、独自性がありなんだかんだで一番読んでいる気がする。以下で詳しく説明する。
【独自の構成 西脇版Fateルート】
アニメ版同様Fateルートを中心にUBW、HFを少しずつ加えているが、その組み合わせ方が異なる。アニメと異なりHFの内容をライダー戦に集約しており原作HFでしか明かされない内容もここで明かしている。慎二と士郎の殴り合いからライダー、桜によって慎二の憑き物が落ちる展開はアニメや原作を超える良展開だ。また、キャスター戦をバーサーカー戦より前に配置し、アーチャーの過去をここで描いている。Fateルート中にアーチャーの過去を描くことで人を救い続けたものが理解されず、最後は裏切りによって滅びてしまうという二人の共通性をうまく浮かび上がらせている。
【アニメで描写不足だった過去描写】
アニメ版で最大の不満点であったセイバーの過去を描写した原作のモノローグ(終盤のベディヴィエールの独白もしっかりある。)をしっかり描写している。Fateシリーズは作品ごとに彼女に対して強い感情を抱いている円卓の騎士や関係者( strange fakeのファンの人とか)が多く登場する。そのため、彼女の生き様、あり方、その過酷な運命を理解しているかどうかがシリーズを理解する上で重要にもかかわらずアニメ版はそこがざっくりと抜け落ちている。どうしても原作に触れる機会がないというならせめてここで補完してほしい。fgoだけという人でも1部6章や2部6章を読む上で理解度、感情移入の度合いが大きく変わるはずだ。
【最終巻の続きについて】
Fate stay nightは全ルート(Fate、UBW、HF)をクリアすると最終章Last episode「レアルタヌア」がプレイ可能になる。これはFateルートの続きを描いたもので stay nightでは唯一アニメ化されていない。コミック版は西脇先生がタイプムーンエースで掲載したものと15周年展図録で中谷先生が掲載したものがある。いずれも良作だが本コミカライズを全て読んだ人は同作者の西脇先生が書いたものに触れてほしい。その後の士郎はどうなったのか?感動のラストを見届けてほしい。
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Fate/stay night(1)【期間限定 無料お試し版】 (角川コミックス・エース)
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Fate/stay night (1) (カドカワコミックスAエース) コミック – 2006/5/24
衛宮士郎はかつて自分の命を救ってくれた養父のような正義の味方になることを夢見ていた。ある日、謎の男たちを目撃したことで命を狙われ、絶体絶命のその時、彼の命を救ったのはセイバーを名乗る一人の少女だった。
- 本の長さ196ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2006/5/24
- ISBN-104047138258
- ISBN-13978-4047138254
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登録情報
- 出版社 : 角川書店; 初版 (2006/5/24)
- 発売日 : 2006/5/24
- 言語 : 日本語
- コミック : 196ページ
- ISBN-10 : 4047138258
- ISBN-13 : 978-4047138254
- Amazon 売れ筋ランキング: - 355,692位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年6月19日に日本でレビュー済み
絵が、下手と言うよりFateの作風にあっていないように思います。
ほのぼの系の絵柄で戦闘物を描かれても無理してる感が拭えません。
顔が平べったくて変な顔が多いは事実なので別にうまい絵というわけでもないですが…。
戦闘シーンはそこそこです。良くもないですが悪くもなし。
ゲイボルグ発動シーンなんかはアニメより良かったです。
また、話作りは結構うまくできているので評価できる点だと思います。
原作の長々とした説明を限られたページの中でわかりやすくまとめているかと。
教会に行った後参戦を決めてセイバーと握手するシーンなんかは
オリジナルだと思いますが良いですね。(桜ルートに似たシーンはありましたが。)
なんのかんの言いましたが、現段階ではまだ「悪くない」という程度です。
絵はもっとうまくなってもらいたいですし、
そのうち「この人に漫画化してもらって良かった」と思わせて欲しいものです。
これからへの期待を込めて☆4つ。
ほのぼの系の絵柄で戦闘物を描かれても無理してる感が拭えません。
顔が平べったくて変な顔が多いは事実なので別にうまい絵というわけでもないですが…。
戦闘シーンはそこそこです。良くもないですが悪くもなし。
ゲイボルグ発動シーンなんかはアニメより良かったです。
また、話作りは結構うまくできているので評価できる点だと思います。
原作の長々とした説明を限られたページの中でわかりやすくまとめているかと。
教会に行った後参戦を決めてセイバーと握手するシーンなんかは
オリジナルだと思いますが良いですね。(桜ルートに似たシーンはありましたが。)
なんのかんの言いましたが、現段階ではまだ「悪くない」という程度です。
絵はもっとうまくなってもらいたいですし、
そのうち「この人に漫画化してもらって良かった」と思わせて欲しいものです。
これからへの期待を込めて☆4つ。
2013年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメから入ったファンですが、そんな私でも充分楽しめました。
2006年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
待望のFateコミック化です。
原作はPCゲームで、15万ものセールスを記録した伝説をもっている事でも有名な作品です。
絵は人の好みが別れそうですが自分は特に気になりませんでした。
ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
原作はPCゲームで、15万ものセールスを記録した伝説をもっている事でも有名な作品です。
絵は人の好みが別れそうですが自分は特に気になりませんでした。
ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
2019年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵がただただ残念。20巻を通して上達することもなく衛宮君がバーサーカーのような体格になっていることもしばしば。物語自体は面白いのでスラスラ読めるのですが、重要なシーンより、作画の悪さが目立つと気分が削がれます。
2014年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
可もなく不可もなし。
原作と比較するとどうしても見劣りするのは他のレビューでも述べられている通りである。
それ以上に辛いのが、Android端末で横開きで読むことが出来ないこと。
電子書籍で読む漫画として常軌を逸しており、
極めて雑な電子書籍化と言える。
コハエースやFate/EXTRAは横で読むことが出来るだけに残念である。
原作と比較するとどうしても見劣りするのは他のレビューでも述べられている通りである。
それ以上に辛いのが、Android端末で横開きで読むことが出来ないこと。
電子書籍で読む漫画として常軌を逸しており、
極めて雑な電子書籍化と言える。
コハエースやFate/EXTRAは横で読むことが出来るだけに残念である。
2006年10月31日に日本でレビュー済み
色々なサイトで下手と言われていますが、確かに惹きつけられるものは少ないですね^^;
だってアーチャー切られるし、アーチャー切られるし、アーチャー切られるし・・・。
二巻は面白いので繋ぎとして買うのがいいかもしれませんv^^v
一巻で繋ぎってどんな漫画だ (−−;)
セイバーの鎧と私服の印象の違いを楽しむのもいいかもw
だってアーチャー切られるし、アーチャー切られるし、アーチャー切られるし・・・。
二巻は面白いので繋ぎとして買うのがいいかもしれませんv^^v
一巻で繋ぎってどんな漫画だ (−−;)
セイバーの鎧と私服の印象の違いを楽しむのもいいかもw
2012年2月7日に日本でレビュー済み
絵はのちのち上手くなっていってますこの作者さん。
一巻あたりは温かい目で見守るつもりで・・・。
話は全く知らない人間からすると、可もなく不可もなくというところ。
前から知っているファンの方はこういう絵は苦手でしょうが、
初めてこの作品に触れようとしている人は、この作品からがいいと思います。
戦闘描写もグロくないし・・・fate初心者(私のような・・・)にオススメな漫画です。
一巻あたりは温かい目で見守るつもりで・・・。
話は全く知らない人間からすると、可もなく不可もなくというところ。
前から知っているファンの方はこういう絵は苦手でしょうが、
初めてこの作品に触れようとしている人は、この作品からがいいと思います。
戦闘描写もグロくないし・・・fate初心者(私のような・・・)にオススメな漫画です。