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空色パンデミック2 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 ほ 3-1-2) 文庫 – 2010/4/30

3.8 5つ星のうち3.8 6個の評価

大好評、狂騒と純真の「ボーイ、ミーツ、空想少女」第2巻。
結衣さんが「劇場型」発作を起こしたあの日、僕らはお互いの気持ちを確かめあった。でも、僕は確信を持てずにいた。僕の結衣さんへの好意もまた、彼女の発作によって植えつけられたものかもしれない――。そんなある日、今井心音という同級生が突然声をかけてきた。「あなたに話がある。私の名はブーケ・ザ・ボマー」新手の空想病患者!? もちろん無視しようとした。だが彼女がもたらした、世界改変をめぐる「真実」に僕は驚愕する。そして僕は、再び結衣さんを救うため、戦いへと身を投じることになった――。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ エンターブレイン (2010/4/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 296ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047264881
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047264885
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.5 x 1.4 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 6個の評価

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本田 誠
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カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2010年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 今回も心の中が駄々洩れです。前巻以上に洩れまくりです。自分だったら、これは死ねる。何というか折れてはいけない場所がポキリといきそうになるぐらいに。ただ、この恥ずかしいのって全て終えた後にやって来るんですよねー。
 今巻は、ものの見事に空想病にはめられます。もちろん、私達読者がですけども。素晴らしくなめらかにするりと騙され、「うあー此処からやられていたのかー」と思い直しても後の祭り。虚構の設定が一つだけと言うところが限りなく「現実っぽい」為にこうも簡単にやられてしまうのでしょうね。
 さて、青井クンという爆弾はこの後どうなるのでしょうか。そして次巻では私達をどうやって騙してくれるのでしょうか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月24日に日本でレビュー済み
1巻はいわゆる「夢オチ」だったが、2巻も同じ設定の空想病にしてしまったために、全てが台無し
「どうせまた同じオチなんだろう」という思いが読んでいて常に頭にちらつき、全くストーリーに入り込むことができない
ラストも特に意外性がなく、おそらくほとんどの読者にとって予想通りの結末
しかも最後にしっかり終わらずに次巻に引っ張ってしまったため、読後感まで悪い
キャラクターや設定は魅力的なのに、完全に方向性を間違えてしまった感がある
1巻がおもしろかっただけに本当に残念
1巻の焼き直しをもう1度読みたい人には良いのかもしれない
夢オチが嫌われる理由がよくわかる作品
キャラクターや世界設定とイラストは気に入ってるので辛うじて2点(そうでなければ1点)
2010年5月9日に日本でレビュー済み
ひと言でいえば、残念。
前作は傑作です。だからこそ2巻目でどう出るかがポイントになると思っていました。

空想病の設定ならば、話をどんどん広げることができるはず。
前作が中2的な"痛い"伝奇ものならば、今回はSFやミステリー、ホラーに舵を切ることもできたはず。
しかし、甘えなのか、単に引き出しがないのか、前作の伝奇ものを引っ張ってしまっている。
今後の方向性が決まってしまった感がある。

何より問題は、オチだ。
空想病という言葉を使っているが、とどのつまり夢オチでしかない。
何となくオチが読めているものだから、本文中のキモとなるはずの世界観の設定や、面倒な名称も上滑りする。
どーせ、ひっくり返るんだろうな、と。できれば、そんな読者を見越したトリックがあれば良かった。

だけれども、文章力も構成力もある作家さんであることは間違いない。
次回も期待しているし、どんどん挑戦をしてもらいたい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月1日に日本でレビュー済み
 1巻はとても面白かったけれど、続編は色々難しいかなと思っていたのです。なぜなら、例えて言うならば、大ボスを倒した後で中ボスが偉そうに登場しても興ざめだろ、と思っていたから。かといって、どんどんエスカレーションさせていったら、とても収拾がつかないだろうし。
 その点今回は、大ボスの後には真の支配者が、という展開として前巻からの継続性を保ちながら、きちんと次に継続できるような結末に収束させたところが上手い。インフレスパイラルから抜け出すことに成功した。

 劇場型を発症したにもかかわらず、相変わらず通学を認められている穂高結衣と、それを疑問に思うこともない仲西景だったが、彼をピエロ・ザ・リッパーと呼ぶ人物が現れる。同級生である彼女、今井心音は自らをブーケ・ザ・ボマーと名乗り、彼に世界の真実を告げる。
 結衣に気づかれないように行動する景だが、それは彼女の嫉妬を呼び、加えて青井晴の彼女宮村咲が現れて、さらに人間関係を複雑にしていく。先日の事件では世界と一人の少女を天秤にかけた景は、今度は誰のために戦うのか。

 劇場型の空想病は、感染者の人格を改変する。改変された人格が感じたことは真実なのか。結衣に対する景の想いは誰のものなのか。1巻では悩む景を導く役は青井晴に託されていたが、彼女自身も悩む人物であることが明らかになった以上、景と立場は同じ。そんな時に役立つのは人生の先輩なわけなんだけれど、この先輩も一筋縄ではいかない複雑な人なんだよな〜。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月23日に日本でレビュー済み
残念ながら、第1巻ほどは楽しめませんでした。
理由を考えると、以下のようです。

(1)雰囲気が重苦しい

(2)説明が多すぎる
  「協会」対「大罪」の戦いとなるわけですが、その世界の構造や、武器となる力など、とにかく説明につぐ説明で、疲れてしまいました。

(3)ドラマが少ない
  大きなところは、クライマックスの戦いがなんだか物足りない。小さなところでは、例えば、僕と結衣のファーストキスが、「え、本当にこれでキスしたの?」と疑うくらいにあっけなく通り過ぎています。

(4)オチが第1巻と同じ
  これは、夢オチの一種です。1回は使えても、2回目となると、ちょっとどうかな、と思ってしまいます。でも、ひょっとして、作者は今後シリーズを続けるにあたって、すべてこのオチでやっていくつもりなのでしょうか。

以上が私個人の感想です。
もちろん人それぞれですから、おもしろいと思われる方までくさすつもりはありません。念のため。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート