この本にはリヒター編、コレット編、マルタ編が収録されていて本編が始まる前のそれぞれの姿が描かれています
特にリヒター編では本編ではぼんやりとしかわからなかった親友、アステルの人となりや本編での彼の行動の理由が明らかになるのですが、この話しだけで一冊作って欲しかったと思うくらいまぶしくて切ない話だと感じました。
文章もシンプルでわかりやすいのでキャラクターたちの「果てない想い」が直接伝わって来るような気がしてよかったです。一応完結とのことですが、また別の話も期待したいです
最後に、素晴らしい色彩感覚で描かれたカラーイラストも必見です

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テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士- 果てない想い 下 (ファミ通文庫) (ファミ通文庫 T 1-8-5 SPECIAL STORY) 文庫 – 2010/5/29
矢島 さら
(著),
奥村大悟(株式会社バンダイナムコゲームス)
(イラスト)
サブキャラたちの物語、下巻の登場です!!
『テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-』の外伝下巻。リヒターとアステルの出会いと別れ、姿を消したロイドを待つコレット、エミルに出会うまでのマルタとテネブラエ、以上3つの物語を収録しました。イラストは、上巻に引き続きゲーム本編のキャラクターデザインを手掛けた奥村大悟氏が担当、描き下しイラストにも注目です。
『テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-』の外伝下巻。リヒターとアステルの出会いと別れ、姿を消したロイドを待つコレット、エミルに出会うまでのマルタとテネブラエ、以上3つの物語を収録しました。イラストは、上巻に引き続きゲーム本編のキャラクターデザインを手掛けた奥村大悟氏が担当、描き下しイラストにも注目です。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2010/5/29
- 寸法10.5 x 1.4 x 15 cm
- ISBN-104047265403
- ISBN-13978-4047265400
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2010/5/29)
- 発売日 : 2010/5/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4047265403
- ISBN-13 : 978-4047265400
- 寸法 : 10.5 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 600,414位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月20日に日本でレビュー済み
これは、「テイルズオブシンフォニア」のスピンオフ作品「ラタトスクの騎士」のさらにスピンオフ…という少々判りにくい立場の小説の下巻です。
上巻同様、プレイヤー以外にはお勧めできません。
この小説は、「アステルの人間性の表出」の一点につきます。
正しくはリヒター・コレット・マルタをそれぞれ主人公にた短編集なのですが、あとのふたつはおまけと言っても過言ではないくらい、リヒターとアステルの物語が秀逸です。
冒頭の小説には、本編中にはほとんど登場せず、ただリヒターに大きな影響と心の傷を与えた親友アステルがいったいどういう人物で、リヒターとどういう日々を過ごし、死んでしまったのかが描かれています。
とりわけ印象的だったのは、人間よりずっと長生きをするリヒターに対し、アステルが自分もリヒターのように長生きをしてもっと研究をしたいと言う場面です。
リヒターの中では聖人君子のように美化されている(笑)アステルが、彼とて人並みな欲を持った人間であるということがよく表されている場面だと思います。
ゲーム中には勿論アステルの人間性など描かれてはいませんし、ともすればゲーム本編のシナリオがぼやけてしまうエピソードだとは思いますが、「ラタトスクの騎士」をプレイした方には、是非とも読んでいただきたいと思いました。
半面、ヒロインマルタを主役とした短編については、正直マルタの株が下がるかもという点でファンにはお勧めできません。
ゲーム中でヴァンガードの創設者として描かれているマルタですが、短編ではただ成り行きで反政府活動に参加し、母親の復讐はどうしたのかと突っ込みたくなる太平楽ぶりを披露します。
ラタトスクコアを盗んだ経緯も半ば成り行きで、ゲーム中で構築されていた「凛々しいヒロイン像」が音を立てて崩れました…。
上巻同様、プレイヤー以外にはお勧めできません。
この小説は、「アステルの人間性の表出」の一点につきます。
正しくはリヒター・コレット・マルタをそれぞれ主人公にた短編集なのですが、あとのふたつはおまけと言っても過言ではないくらい、リヒターとアステルの物語が秀逸です。
冒頭の小説には、本編中にはほとんど登場せず、ただリヒターに大きな影響と心の傷を与えた親友アステルがいったいどういう人物で、リヒターとどういう日々を過ごし、死んでしまったのかが描かれています。
とりわけ印象的だったのは、人間よりずっと長生きをするリヒターに対し、アステルが自分もリヒターのように長生きをしてもっと研究をしたいと言う場面です。
リヒターの中では聖人君子のように美化されている(笑)アステルが、彼とて人並みな欲を持った人間であるということがよく表されている場面だと思います。
ゲーム中には勿論アステルの人間性など描かれてはいませんし、ともすればゲーム本編のシナリオがぼやけてしまうエピソードだとは思いますが、「ラタトスクの騎士」をプレイした方には、是非とも読んでいただきたいと思いました。
半面、ヒロインマルタを主役とした短編については、正直マルタの株が下がるかもという点でファンにはお勧めできません。
ゲーム中でヴァンガードの創設者として描かれているマルタですが、短編ではただ成り行きで反政府活動に参加し、母親の復讐はどうしたのかと突っ込みたくなる太平楽ぶりを披露します。
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