限界集落、ウィキペディアによると、「過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になって冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指す」ようです。
還暦過ぎの私が住む部落は、岐阜県にあり、名古屋から車で1時間、東海道線の駅まで車で20分、市内に大型モールが2つ、小型食品スーパー6つ、ここ20年間、人が住まなくなった家は皆無という、日本の中では、それなりに恵まれたエリアです。
それでも、後10年経過すると、恐らく限界集落になります。
ですから、日本の多くの集落が、限界集落の不安に怯えているのだと思います。
そんなとき、この書物に巡り会いました。
内容は、カルチャーショックとジェネレーションギャップの繰り返しの中で笑いを誘い、物悲しさを醸し出し、その上で、二つのショックとギャップを乗り越えたところに、限界集落になるか、ならないかの、境界線、分かれ路があることを、教えてくれるというものです。
読後感想は、面白い、乗り越えてみたい、・・・・・・・・・・・・・・さてどうする。
限界集落に住む人々、限界予備集落に住む人々に、カルチャーショックとジェネレーションギャップを乗り越える勇気を贈る、好著だと思います。
鈴木みそ先生、ありがとうございます。
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