2010年11月の本でその後の変化が含まれていない。
おおむね現状を予測しているので、手始めに読むにはよい。
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電子書籍革命の真実 未来の本 本のミライ (ビジネスファミ通) 単行本 – 2010/12/20
西田 宗千佳
(著)
西田宗千佳(iPad VS.キンドル)の電子書籍ルポ第2弾!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2010/12/20
- 寸法13 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104047269840
- ISBN-13978-4047269842
登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2010/12/20)
- 発売日 : 2010/12/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4047269840
- ISBN-13 : 978-4047269842
- 寸法 : 13 x 1.7 x 19 cm
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。
得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、アエラ、週刊朝日、週刊現代、週刊東洋経済、GetNavi、DIME、日経トレンディ、 AV Watch、ASCIIi.jp、マイコミジャーナルなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
小寺信良氏と共同でメールマガジン「小寺・西田の『金曜ランチビュッフェ』」を毎週金曜発刊。同メルマガは、単品版としてKindleでも金曜夕方以降に配信中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、現在の電子書籍市場のことを知るには一番いい本なのではないだろうか。ちまたでコタツ屋と言われる取材もせず推論ばかり書く名ばかりジャーナリストが書いたものと違い、丁寧に取材し、膨大な資料に基づいた記事で構成されているなと思う。購入者向けにPDF版の無料配布もおこなっているが、PDFだと少しよみにくいので発売後の話も織り込んだ改訂版をマルチプラットフォームで出して欲しいところ。
2011年1月20日に日本でレビュー済み
電子書籍というわくわくする題材を扱っていながら、
なぜこれほど本書はつまらないのだろうか?
それはただ企業のリリース記事や企業の取材コメントを、
つらつらだらだら羅列しているだけで、
そこから見える分析や展望がないからだ。
もちろん事実の羅列のなかには「へぇ〜」
という小さな驚きはあるが、
それによってこれからどうなるか、
突っ込んだ分析がない。
結局、問題意識がなくただ事実を追っかけて本にしているだけ。
テーマがない。核がない。
これが佐々木俊尚氏との決定的違い。
佐々木氏の本がおもしろいのは、
問題意識がありそれに基づき事実を補足しているから、
読んでいておもしろいし未来の展望が見えてくる。
唯一おもしろいのは第四章の自ら電子書籍を出版した経緯ぐらい。
この本は編集された書籍ではなく、
単なるニュース記事にしか過ぎない。
取材力や情報量がふんだんにあるだけにとても残念。
なぜこれほど本書はつまらないのだろうか?
それはただ企業のリリース記事や企業の取材コメントを、
つらつらだらだら羅列しているだけで、
そこから見える分析や展望がないからだ。
もちろん事実の羅列のなかには「へぇ〜」
という小さな驚きはあるが、
それによってこれからどうなるか、
突っ込んだ分析がない。
結局、問題意識がなくただ事実を追っかけて本にしているだけ。
テーマがない。核がない。
これが佐々木俊尚氏との決定的違い。
佐々木氏の本がおもしろいのは、
問題意識がありそれに基づき事実を補足しているから、
読んでいておもしろいし未来の展望が見えてくる。
唯一おもしろいのは第四章の自ら電子書籍を出版した経緯ぐらい。
この本は編集された書籍ではなく、
単なるニュース記事にしか過ぎない。
取材力や情報量がふんだんにあるだけにとても残念。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
これまでの理解
電子出版は出版業界の「黒船」
著者が出版社を通さずに本を出せる
売り上げの七割が著者の手元に
出版業界は結託してアマゾンやアップルに対抗する
読了後の理解
電子出版は「鉄砲伝来」
著者は出版方法を選べる
著者に入るお金の比率は条件によって変わるだろう
出版業界は恐怖感を持っているわけではない。むしろしたたかに利用しようとしている。
自分はネット業界にいるが出版書籍業界については知らないから、テレビ報道でしか現状を理解していない。
旧態依然とした出版書籍業界なのだから、きっと戦々恐々とした思いでいると思っていたが、そうでないことだけはわかった。
むしろ新しい方向性を共同体として作る難しさに直面している。数社独占の寡占状態だけは避けたいという思い。それが報道の現場にのると「アマゾンとiPadを警戒している業界」という形になる。
確かに古い体質を残しながらの新ビジネスだろうから、それほど動きは早くない。ここ15年でできあがったネット業界とは違う。でも考えてみれば、今の業界をひっぱっている中堅はアニメやマンガの全盛を若い頃に経験している世代。ネットをはじめとした新しいものに食いつくのは案外と得意な連中だ。あまり心配する必要はないのかも知れない。
業界の簡単な構造の説明から始まり、国内の電子出版の要衝、iPadでの売り方、業界が望んでいる方向性と迷い、また著者自身が経験した電子出版の売り方や、その顛末記などが示されている。草創期特有のおもしろさ、出版人としての希望も書かれている。
ただの取材記録ではないので、私の様に電子出版になると著者に売り上げの7割が入ると思っている人にはお勧めしたい。なお、2011年12月までは収録されているキーでPDFダウンロードが可能となる。
個人的にはもう少し著者の「わがまま」を読みたかった。
電子出版は出版業界の「黒船」
著者が出版社を通さずに本を出せる
売り上げの七割が著者の手元に
出版業界は結託してアマゾンやアップルに対抗する
読了後の理解
電子出版は「鉄砲伝来」
著者は出版方法を選べる
著者に入るお金の比率は条件によって変わるだろう
出版業界は恐怖感を持っているわけではない。むしろしたたかに利用しようとしている。
自分はネット業界にいるが出版書籍業界については知らないから、テレビ報道でしか現状を理解していない。
旧態依然とした出版書籍業界なのだから、きっと戦々恐々とした思いでいると思っていたが、そうでないことだけはわかった。
むしろ新しい方向性を共同体として作る難しさに直面している。数社独占の寡占状態だけは避けたいという思い。それが報道の現場にのると「アマゾンとiPadを警戒している業界」という形になる。
確かに古い体質を残しながらの新ビジネスだろうから、それほど動きは早くない。ここ15年でできあがったネット業界とは違う。でも考えてみれば、今の業界をひっぱっている中堅はアニメやマンガの全盛を若い頃に経験している世代。ネットをはじめとした新しいものに食いつくのは案外と得意な連中だ。あまり心配する必要はないのかも知れない。
業界の簡単な構造の説明から始まり、国内の電子出版の要衝、iPadでの売り方、業界が望んでいる方向性と迷い、また著者自身が経験した電子出版の売り方や、その顛末記などが示されている。草創期特有のおもしろさ、出版人としての希望も書かれている。
ただの取材記録ではないので、私の様に電子出版になると著者に売り上げの7割が入ると思っている人にはお勧めしたい。なお、2011年12月までは収録されているキーでPDFダウンロードが可能となる。
個人的にはもう少し著者の「わがまま」を読みたかった。
2011年1月19日に日本でレビュー済み
Kindle や iPad につづいて日本でも Galapagos や Sony Reader が登場してきたが,著者は事情通としてそれらの裏をさぐる. この本にはいろいろ知らなかったことをおしえてはもらった. しかし,エピソードをつらねているだけで,それらをつないでストーリーがみえるようにするところまではいっていない. それは読者にあたえられた課題なのだろう.
2011年1月25日に日本でレビュー済み
ここ数ヶ月、モノ系の雑誌では電子書籍端末についての記事を見ない号はない。
ただガジェット好きの間ではハード的には盛り上っているものの、本来的な意味で
「電子書籍市場」が盛り上っているのかは、大いに疑問な今日このごろではある。
このままだと、
ハードが売れない → コンテンツが増えない → ハードの市場が縮小
→ ますますコンテンツが増えない
と、負のスパイラルに陥りかねない。
いったい、何が問題なのか。
今回の電子書籍ブームは、何回目かの「電子書籍元年」を繰り返しただけに
終わってしまうのか。あるいは、ブームを超え、定着することができるのか。
本書は、電子書籍市場が抱えている現状の課題や今後の見通し、さらに今後、
市場が理想的に発展するためのビジネスモデルなどを的確に描くことで、
そのような疑問に答えてくれる。
どの論点についても具体的な事例やデータが豊富なので、
非常に説得力があるのだ。
たとえば、いわゆる「フォーマット問題」への誤解、出版社を通さない「中抜き」に
対する幻想、煩雑かつ先行き不透明な権利関係の処理の問題……。
電子書籍の普及にとって、何が壁になっているのかがよくわかる。
その一方では、現状での成功事例や著名作家の取り組みなど、電子書籍を
手がけてみようと考えている人にとって有益な情報も丁寧に紹介されている。
このように、現状を的確に分析したジャーナリスティックな側面と、
「じゃあいったいどうしたらいいのよ」的な実践的な側面がバランスよく共存し、
必要にして十分な情報が的確にまとめられた良書。
電子書籍について語りたい人なら、まず手に取るべき一冊だろう。
あと、オマケで本書のPDFデータをダウンロードできるのもなかなかうれしい。
閑話休題。
2010年、紙の出版物の販売総額は、過去20数年間で最低だったそうだ……。
ただガジェット好きの間ではハード的には盛り上っているものの、本来的な意味で
「電子書籍市場」が盛り上っているのかは、大いに疑問な今日このごろではある。
このままだと、
ハードが売れない → コンテンツが増えない → ハードの市場が縮小
→ ますますコンテンツが増えない
と、負のスパイラルに陥りかねない。
いったい、何が問題なのか。
今回の電子書籍ブームは、何回目かの「電子書籍元年」を繰り返しただけに
終わってしまうのか。あるいは、ブームを超え、定着することができるのか。
本書は、電子書籍市場が抱えている現状の課題や今後の見通し、さらに今後、
市場が理想的に発展するためのビジネスモデルなどを的確に描くことで、
そのような疑問に答えてくれる。
どの論点についても具体的な事例やデータが豊富なので、
非常に説得力があるのだ。
たとえば、いわゆる「フォーマット問題」への誤解、出版社を通さない「中抜き」に
対する幻想、煩雑かつ先行き不透明な権利関係の処理の問題……。
電子書籍の普及にとって、何が壁になっているのかがよくわかる。
その一方では、現状での成功事例や著名作家の取り組みなど、電子書籍を
手がけてみようと考えている人にとって有益な情報も丁寧に紹介されている。
このように、現状を的確に分析したジャーナリスティックな側面と、
「じゃあいったいどうしたらいいのよ」的な実践的な側面がバランスよく共存し、
必要にして十分な情報が的確にまとめられた良書。
電子書籍について語りたい人なら、まず手に取るべき一冊だろう。
あと、オマケで本書のPDFデータをダウンロードできるのもなかなかうれしい。
閑話休題。
2010年、紙の出版物の販売総額は、過去20数年間で最低だったそうだ……。
2011年2月20日に日本でレビュー済み
私は、本が好きだ。本なしでは生きていけない。外出する時は、いつも7、8冊の本をバッグに詰め込む。そうしないと落ち付かない。
電子書籍をが話題になっている。私のような本好きの中には、手で触れることができ、匂いもする、実態としての「本」と「電子書籍」を比較する人もいるだろう。そういう人たちは、電子書籍よりも紙の本に軍配をあげるかもしれない。
私は、とにかく使ってみようと思い、ソニー製の電子書籍を購入した。「本」と比較すれば、「本」との付き合いが長い分、やはり、「本」が読みやすい。しかし、4千冊を持ち運べるリーダーにも魅力を感じる。メモリを増設すれば、数万冊でも入る。さらに、活字の大きさを拡大できる。文字を拡大すれば、1頁の文字数が減る分、1頁を読む時間が速くなり、スピード感を実感できる。
とにかく、「本」と「電子書籍」を比較しながらも、二者択一ではなく、それぞれの存在意義を正しく理解したいと思って、本書を読み進めた。
この本は、ソニーやシャープのようなハードメーカーの視点、出版社の視点、印刷会社の狙い等、様々な関係者の視点を、片寄ることなく紹介しており、電子書籍を立体的に理解ができる。
日本の企業は、あれもこれも取り入れ戦略がなく、どこのメーカーも似たり寄ったりの商品を出す、と批判されることがあった。
しかしながら、今回、ソニーにもシャープにも戦略の存在を感じる。
戦略とは、あれもこれもやることではなく、やらないことを決めることだとも言える。
例えば、シャープの「ガラパゴス」はOSとしてアンドロイドを採用していながら、それを宣伝材料にはしない。OSが見えなければ、バージョンアップ競争を回避できるからだ。さらに、店頭販売をせず、厳しい直販の道を選んだ。しかし、これによってカスタマーは特定され、直接な関係を通して新しいサービスを提供できる。
ソニーも割り切った。勿論優先順位の問題だが、ソニーリーダーの第一弾は、一切の無線通信機能を省いた。「使用時間の5%でしかない『買う時』のための時間の技術よりも、95%の『読む時』のための技術を優先した」ためだ。ビジネスをスタートする時のトレードオフとして、「通信機能」よりも「操作性」を重視した。
カスタマーは、方式の違いによる互換性の問題が気になる。かつて、ビデオで繰り広げられた「ベータ対VHS」や「HDDVD対ブルーレイ」戦争を思い出す。痛い目に会うのはメーカーだけではない。カスタマーも同じだ。だから、もういい加減にしてほしい。
しかしながら、電子書籍のフォーマットは、ベータやVHSのようにハードの形状が異なる場合とは異なる。ソフト側の問題だからだ。これについては、異なるフォーマットを同一の「交換フォーマット」に変換し、さらに閲覧フォーマットに変換することによって解決するそうだ。
「電子書籍」と紙の「本」についてだが、私のようなカスタマーは、実をいうとどちらも欲しくなることがある。気に行入った本は、電子版でも購入し、活字を大きくしてゆっくり読みたい。この本は、そんな読者についても触れている。もちろん、それは少数派だろうから、そうでない読者心理の方により多くのページが割かれている。
角川グループホールディングス取締役会長の角川歴彦氏の「電子書籍が未来の本、というけれど、そうじゃない。電子書籍にとどまらないのが、電子書籍の未来なんだ。」と言う言葉が印象に残る。
著者は「本を作って売ることの『面白さ』に真剣であった人々が勝つ、と私は信じたい」と言って本書を締めくくる。
先入観をなくし「電子書籍」を立体的に理解したい人へ贈りたい本だ。
電子書籍をが話題になっている。私のような本好きの中には、手で触れることができ、匂いもする、実態としての「本」と「電子書籍」を比較する人もいるだろう。そういう人たちは、電子書籍よりも紙の本に軍配をあげるかもしれない。
私は、とにかく使ってみようと思い、ソニー製の電子書籍を購入した。「本」と比較すれば、「本」との付き合いが長い分、やはり、「本」が読みやすい。しかし、4千冊を持ち運べるリーダーにも魅力を感じる。メモリを増設すれば、数万冊でも入る。さらに、活字の大きさを拡大できる。文字を拡大すれば、1頁の文字数が減る分、1頁を読む時間が速くなり、スピード感を実感できる。
とにかく、「本」と「電子書籍」を比較しながらも、二者択一ではなく、それぞれの存在意義を正しく理解したいと思って、本書を読み進めた。
この本は、ソニーやシャープのようなハードメーカーの視点、出版社の視点、印刷会社の狙い等、様々な関係者の視点を、片寄ることなく紹介しており、電子書籍を立体的に理解ができる。
日本の企業は、あれもこれも取り入れ戦略がなく、どこのメーカーも似たり寄ったりの商品を出す、と批判されることがあった。
しかしながら、今回、ソニーにもシャープにも戦略の存在を感じる。
戦略とは、あれもこれもやることではなく、やらないことを決めることだとも言える。
例えば、シャープの「ガラパゴス」はOSとしてアンドロイドを採用していながら、それを宣伝材料にはしない。OSが見えなければ、バージョンアップ競争を回避できるからだ。さらに、店頭販売をせず、厳しい直販の道を選んだ。しかし、これによってカスタマーは特定され、直接な関係を通して新しいサービスを提供できる。
ソニーも割り切った。勿論優先順位の問題だが、ソニーリーダーの第一弾は、一切の無線通信機能を省いた。「使用時間の5%でしかない『買う時』のための時間の技術よりも、95%の『読む時』のための技術を優先した」ためだ。ビジネスをスタートする時のトレードオフとして、「通信機能」よりも「操作性」を重視した。
カスタマーは、方式の違いによる互換性の問題が気になる。かつて、ビデオで繰り広げられた「ベータ対VHS」や「HDDVD対ブルーレイ」戦争を思い出す。痛い目に会うのはメーカーだけではない。カスタマーも同じだ。だから、もういい加減にしてほしい。
しかしながら、電子書籍のフォーマットは、ベータやVHSのようにハードの形状が異なる場合とは異なる。ソフト側の問題だからだ。これについては、異なるフォーマットを同一の「交換フォーマット」に変換し、さらに閲覧フォーマットに変換することによって解決するそうだ。
「電子書籍」と紙の「本」についてだが、私のようなカスタマーは、実をいうとどちらも欲しくなることがある。気に行入った本は、電子版でも購入し、活字を大きくしてゆっくり読みたい。この本は、そんな読者についても触れている。もちろん、それは少数派だろうから、そうでない読者心理の方により多くのページが割かれている。
角川グループホールディングス取締役会長の角川歴彦氏の「電子書籍が未来の本、というけれど、そうじゃない。電子書籍にとどまらないのが、電子書籍の未来なんだ。」と言う言葉が印象に残る。
著者は「本を作って売ることの『面白さ』に真剣であった人々が勝つ、と私は信じたい」と言って本書を締めくくる。
先入観をなくし「電子書籍」を立体的に理解したい人へ贈りたい本だ。