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空色パンデミック4 (ファミ通文庫) 文庫 – 2011/3/30
狂騒と純真の「ボーイ、ミーツ、空想少女」、終幕。
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2011/3/30
- 寸法10.5 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-104047271330
- ISBN-13978-4047271333
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2011/3/30)
- 発売日 : 2011/3/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4047271330
- ISBN-13 : 978-4047271333
- 寸法 : 10.5 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,476,768位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月5日に日本でレビュー済み
面白いし、しっかりと作者の力量を感じさせる作品。
この人の作品はもっと読んでみたい。
今後の執筆活動にも期待したい。
空想病に巻き込まれる主人公達の騒動を、時に楽しく、時に荒々しく、時に緊迫感溢れる展開で楽しませてくれる。
でも、この作者の筆はどこかクールである。
スッと引いたところで彼らを描き出している。騒動を描き出している。
だから、読者も超展開に興奮しながらも、スッと冷めた目で物語を読んでしまうところがある。
また、そのスッと冷めた目で物語を読むと、“このヒロインにこの主人公は恋をしないだろう”という、これじゃない感がどうしても拭えなくなる。
ヒロインは騒動を撒き散らし、ほとんどの騒動の中心にいながらも、その存在感がとっても希薄。
空想病という一種の自己喪失を描き出したための弊害なのか、物語のドンデン返しの奇をてらい過ぎたせいなのかは分らないが、
ヒロインのアイデンティティが全く見えてこないのだ。
もっと言うと、外見描写や言動以上の魅力が感じられないのだ。
だから、読者が主人公に感情移入しようとすればするほど、ヒロインには恋をしないな〜って思ってしまう。
いい娘なのにね。
もしかしたら、もう一人のヒロインの青井が魅力的過ぎるせいもあるかもしれない。
青井はいい。
最後まで切ないところも大好きだ。
なんか、ちょっと批判ぽくもなってしまったが、ヒロインの魅力以外は満点の作品だ。
是非とも、もっと広くみんなに読んでもらいたいと思う。
それから、≪地球防衛戦隊ディフェンサー≫の配役が気になって眠れない。
この人の作品はもっと読んでみたい。
今後の執筆活動にも期待したい。
空想病に巻き込まれる主人公達の騒動を、時に楽しく、時に荒々しく、時に緊迫感溢れる展開で楽しませてくれる。
でも、この作者の筆はどこかクールである。
スッと引いたところで彼らを描き出している。騒動を描き出している。
だから、読者も超展開に興奮しながらも、スッと冷めた目で物語を読んでしまうところがある。
また、そのスッと冷めた目で物語を読むと、“このヒロインにこの主人公は恋をしないだろう”という、これじゃない感がどうしても拭えなくなる。
ヒロインは騒動を撒き散らし、ほとんどの騒動の中心にいながらも、その存在感がとっても希薄。
空想病という一種の自己喪失を描き出したための弊害なのか、物語のドンデン返しの奇をてらい過ぎたせいなのかは分らないが、
ヒロインのアイデンティティが全く見えてこないのだ。
もっと言うと、外見描写や言動以上の魅力が感じられないのだ。
だから、読者が主人公に感情移入しようとすればするほど、ヒロインには恋をしないな〜って思ってしまう。
いい娘なのにね。
もしかしたら、もう一人のヒロインの青井が魅力的過ぎるせいもあるかもしれない。
青井はいい。
最後まで切ないところも大好きだ。
なんか、ちょっと批判ぽくもなってしまったが、ヒロインの魅力以外は満点の作品だ。
是非とも、もっと広くみんなに読んでもらいたいと思う。
それから、≪地球防衛戦隊ディフェンサー≫の配役が気になって眠れない。
2011年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夢と空想の判別がつかなくなるお話なのですが、小説という物自体が空想の産物なので、その中で現実と空想の曖昧な状況を認知するのはなかなか大変です。現実的にゲーム世界や中二病など現実逃避型の人々は増えていますし、病気としての総合失調症、解離性同一障害、人格障害など心というか脳の認知機能の問題はまだまだわからないことだらけです。そんな現実の中では、考えずに信じることが大事、現実でも空想でも自分が自分を認め、他人が自分を認めることがレゾンテールということなのでしょう。特に結衣と景にとって。ただ、青井はかわいそうな役回りだったのでちょっと寂しい結末でした。
2011年7月15日に日本でレビュー済み
穂高結衣により発生した空想病への度重なる罹患、青井晴の妹・佳織との二重感染など、これまでの状況は、仲西景を現空混在症へと追いやっていた。気力の減退、記憶の欠落、幻聴など、様々な症状が彼を蝕み始めるのだが、野中空らがそれをカバーするため、周囲の人間はなかなか気づかない。そしてその落差が、さらに仲西景を追い詰めていく。
一方、彼の様子が何かおかしいことに気付き始めた青井晴は、仲西景を主演とする「空想シンドローム」という劇の上演を提案する。今井心音や森崎進一を巻き込み、劇の準備は順調に進むのだが、その合間にも仲西景の病状は悪化の一途をたどっていく。
そしてついに、仲西景の病状が明らかになった時、穂高結衣のとった行動とは…?どうして彼女の作る教会物語にピエロ・ザ・リッパーが登場するのか、その事実も明らかになる。
日付と主観者を明らかにしつつ描かれる章節構成になっており、読者は仲西景と同様に、空想と現実の世界を行ったり来たりさせられる。
章の最後で描かれる、モノローグに近い対話やタイトルは、某アニメの終盤を思わせるところもある。
特発性大脳覚醒病、俗称・空想病がきっかけとなった青春物語は、また新たなスタート地点へと至ったのかもしれない。ただ、最初から見ると徐々にインパクトが薄れてきた気はしなくもない。
とにかく、青井晴がかわいい。
一方、彼の様子が何かおかしいことに気付き始めた青井晴は、仲西景を主演とする「空想シンドローム」という劇の上演を提案する。今井心音や森崎進一を巻き込み、劇の準備は順調に進むのだが、その合間にも仲西景の病状は悪化の一途をたどっていく。
そしてついに、仲西景の病状が明らかになった時、穂高結衣のとった行動とは…?どうして彼女の作る教会物語にピエロ・ザ・リッパーが登場するのか、その事実も明らかになる。
日付と主観者を明らかにしつつ描かれる章節構成になっており、読者は仲西景と同様に、空想と現実の世界を行ったり来たりさせられる。
章の最後で描かれる、モノローグに近い対話やタイトルは、某アニメの終盤を思わせるところもある。
特発性大脳覚醒病、俗称・空想病がきっかけとなった青春物語は、また新たなスタート地点へと至ったのかもしれない。ただ、最初から見ると徐々にインパクトが薄れてきた気はしなくもない。
とにかく、青井晴がかわいい。
2011年4月6日に日本でレビュー済み
相変わらず読み手を不安にさせるのがお上手な作者です。今、自分の生きている世界が現実なのか、夢の中が現実なのか、そもそも現実ってなに?なんて考えてしまいます。最後は少し駆け足気味でアッサリな感じでしたが、一気に読ませる魅力があります。最初の行を読んだら完全に引き込まれました。一つ希望があるとしたら、青井メインの短編を出して欲しいです笑