ラジオでの宣伝通り、珠玉の内容です。
アニメよりむしろこちらの会話劇の方が良いかもしれません。
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まおゆう魔王勇者 (5) あの丘の向こうに 単行本 – 2012/1/21
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あの丘の向こうに
- 本の長さ393ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2012/1/21
- ISBN-104047271446
- ISBN-13978-4047271449
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2012/1/21)
- 発売日 : 2012/1/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 393ページ
- ISBN-10 : 4047271446
- ISBN-13 : 978-4047271449
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,033,711位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 263,804位文学・評論 (本)
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2017年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魔王と勇者の願いは、その世界の摂理に反するもので、反作用と言うべき事態を招き寄せてしまう。やはり、摂理に抗うことは出来ないのか・・・。
登場当初は端役でしかないと思っていた登場人物達が、それぞれが悩み、苦しみ、そして出した結論、行動が世界のあり方そのものを大きく変えることとなる。魔王と勇者の願いは、ここにこうして成し遂げられる。
何て素晴らしい話だろうか。感動、感涙、感嘆・・・。こんなに凄い作品があるとは。
メイド姉、青年商人、火竜公女、東の砦将、冬寂王、貴族子弟、軍人子弟、土木子弟・・・。
女魔法使い、女騎士、執事・・・。
彼らが開門都市に結集して、それぞれがそれぞれのやり方でもって、事態を解決に導いて行く姿は何度読み返しても感動である。
こんな作品が2ちゃんねるで即興で紡がれたものだとは俄かには信じ難い。
是非とも多くの人に読んで貰いたい作品である。
※個人的にはアニメはあまり出来が良くなかったと思う。
登場当初は端役でしかないと思っていた登場人物達が、それぞれが悩み、苦しみ、そして出した結論、行動が世界のあり方そのものを大きく変えることとなる。魔王と勇者の願いは、ここにこうして成し遂げられる。
何て素晴らしい話だろうか。感動、感涙、感嘆・・・。こんなに凄い作品があるとは。
メイド姉、青年商人、火竜公女、東の砦将、冬寂王、貴族子弟、軍人子弟、土木子弟・・・。
女魔法使い、女騎士、執事・・・。
彼らが開門都市に結集して、それぞれがそれぞれのやり方でもって、事態を解決に導いて行く姿は何度読み返しても感動である。
こんな作品が2ちゃんねるで即興で紡がれたものだとは俄かには信じ難い。
是非とも多くの人に読んで貰いたい作品である。
※個人的にはアニメはあまり出来が良くなかったと思う。
2012年9月9日に日本でレビュー済み
なんか終わらせるために終わらせたって感がすごくするんだよな、今回。
せっかくの大軍なのにほとんど有効活用してないし、百合騎士団長とかせっかく権力持ったのに何もしないまま退場とかなんだそれ。
あと結局魔法使いが歪みを引き受けただけってあたりがなんとも。
確かに面白さには素晴らしいものがあるが、でもこれまでのように手放しでは賞賛しきれなかった。
せっかくの大軍なのにほとんど有効活用してないし、百合騎士団長とかせっかく権力持ったのに何もしないまま退場とかなんだそれ。
あと結局魔法使いが歪みを引き受けただけってあたりがなんとも。
確かに面白さには素晴らしいものがあるが、でもこれまでのように手放しでは賞賛しきれなかった。
2014年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
終わりから始まったお話にきちんと決着を付けた最終刊。
もっともネットで読んでいた人には分かっていたものですが。お話自体は面白いです。
アニメ二期が無いのが残念です。
もっともネットで読んでいた人には分かっていたものですが。お話自体は面白いです。
アニメ二期が無いのが残念です。
2012年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魔王と勇者の行動が正当であるとか不当であるとか、
作中の経済論の是非を語る気は毛頭無いが、エンターテイメントとしては一級品。
殆ど会話文のみでここまで読ませるのは言葉選びのセンスだとしか言い様が無い。
終盤の盛り上がりも申し分無く。落とし所も妥当な所。
久美沙織の精霊ルビス伝説を事前に読んでおくとにやりとしたくなる場面も有り。
ネットで読める以上コストパフォーマンスがネックになりそうだが、
経済を題材としたファンタジー作品として人にお勧めするに必要十分な完成度だと思う。
作中の経済論の是非を語る気は毛頭無いが、エンターテイメントとしては一級品。
殆ど会話文のみでここまで読ませるのは言葉選びのセンスだとしか言い様が無い。
終盤の盛り上がりも申し分無く。落とし所も妥当な所。
久美沙織の精霊ルビス伝説を事前に読んでおくとにやりとしたくなる場面も有り。
ネットで読める以上コストパフォーマンスがネックになりそうだが、
経済を題材としたファンタジー作品として人にお勧めするに必要十分な完成度だと思う。
2020年6月8日に日本でレビュー済み
4巻において大決戦を描いており、大決戦が終了したらこの物語は終わる、
というのが理解できたので安心して読み進める事が出来ました。
ラストも結構あっさり味で、主人公2人はほとんど役に立たないで終わるという感じでした。
まぁ、その他登場人物達が獅子奮迅に活躍したので良いと言えば良いんですけどね。
個人的な好みとしては、主人公2人がきちんと元の世界に戻って、周りの登場人物達と
喜びを分かち合うという展開を読みたかったなぁ、と思ったけれども、こういうラストも悪くないかな、
と思う自分もいたりして。
ともあれ、作者の思うところにきちんと着地していて良い物語だな、と思いました。
外伝も読んでみたいけど、CD付きの本である影響か、電子書籍化してないんですよね。
いずれ電子書籍化したら、外伝も読みたいなと思います。
というのが理解できたので安心して読み進める事が出来ました。
ラストも結構あっさり味で、主人公2人はほとんど役に立たないで終わるという感じでした。
まぁ、その他登場人物達が獅子奮迅に活躍したので良いと言えば良いんですけどね。
個人的な好みとしては、主人公2人がきちんと元の世界に戻って、周りの登場人物達と
喜びを分かち合うという展開を読みたかったなぁ、と思ったけれども、こういうラストも悪くないかな、
と思う自分もいたりして。
ともあれ、作者の思うところにきちんと着地していて良い物語だな、と思いました。
外伝も読んでみたいけど、CD付きの本である影響か、電子書籍化してないんですよね。
いずれ電子書籍化したら、外伝も読みたいなと思います。
2014年10月13日に日本でレビュー済み
読んでて光の玉とかでてきたら、ドラ〇エⅢか!と思っちゃったら、何かう~んとなってしまった。
本があることも知ってるけれども、ゲームがまず思い出されて・・・
面白くはあったが、後半から面白さが減っていってしまった
本があることも知ってるけれども、ゲームがまず思い出されて・・・
面白くはあったが、後半から面白さが減っていってしまった
2012年11月4日に日本でレビュー済み
世界の矛盾との戦いの物語であるのに泣ける。
善と悪のような拙い二原論を超えた世界を彩る物語。
世界の脆さとしなやかさを表現した物語。
アニメ化もする、ということで全巻購入。
全巻読み終え、まだ残る設定の重厚さにうなる。
ライトノベル形式故に評価されにくいかもしれないが、群像劇
として高く評価されて良いと思う。
というか、ここ数年でアニメとかラノベ業界が世界の姿を
取り上げ始めたのは消費する側も表現する側も成熟化した証拠だな、
と思う。
人界の魔王こと青年商人がちょっとキャラが薄く感じた。
人物造詣が薄い、なぜこういう人になったかが理解しづらいが、
ドラマCD版で補正すると納得。神谷さんの酷薄っぽい演技と
俗物でありながら聖なるモノ、魂を掛けて戦う相手を求める、
みたいな部分、矛盾する氷と炎が同居する、心情がよく出てて
納得。
ちょっと残念だったところ。
勇者が結局魔王・女騎士共に二股で最後までいってしまったところ。
(但し、あれはあれで納得の内容だし、流れを考えるとアレしかない)
個人的にはもう少し艶っぽい話を織り交ぜて続編要素を加えてほしかった。
魔王と勇者の子供が魔族側・女騎士と勇者の子供が人側で兄弟(か姉妹)
で争うお話とか想像するだけで楽しい。
善と悪のような拙い二原論を超えた世界を彩る物語。
世界の脆さとしなやかさを表現した物語。
アニメ化もする、ということで全巻購入。
全巻読み終え、まだ残る設定の重厚さにうなる。
ライトノベル形式故に評価されにくいかもしれないが、群像劇
として高く評価されて良いと思う。
というか、ここ数年でアニメとかラノベ業界が世界の姿を
取り上げ始めたのは消費する側も表現する側も成熟化した証拠だな、
と思う。
人界の魔王こと青年商人がちょっとキャラが薄く感じた。
人物造詣が薄い、なぜこういう人になったかが理解しづらいが、
ドラマCD版で補正すると納得。神谷さんの酷薄っぽい演技と
俗物でありながら聖なるモノ、魂を掛けて戦う相手を求める、
みたいな部分、矛盾する氷と炎が同居する、心情がよく出てて
納得。
ちょっと残念だったところ。
勇者が結局魔王・女騎士共に二股で最後までいってしまったところ。
(但し、あれはあれで納得の内容だし、流れを考えるとアレしかない)
個人的にはもう少し艶っぽい話を織り交ぜて続編要素を加えてほしかった。
魔王と勇者の子供が魔族側・女騎士と勇者の子供が人側で兄弟(か姉妹)
で争うお話とか想像するだけで楽しい。