原作のゲームが大好きだったので、購入しました。
内容としては清明ルートを基本として、和泉のイベントや他のイベントが絡んでくるといった感じでしょうか？
ゲームのノベル化は割と良くありますが、結構微妙な物もあるので、
実はあまり期待せずに購入しましたが、思った以上に楽しめました。
まずストーリーが上手く纏まっていました。
実は原作のゲームがとにかく長いので、
どうするんだろう？購入前から思っていましたのですが、大丈夫でした。
ネタばれになるのであまり言えませんが、この小説はＥＤまでいかずゲーム中のある区切りのいいイベントの所で終わります。
本としてはそこできちんと完結しましたし、その後が気になったら本編をプレイしたら分かるといった感じになっており、
個人的にはこれが良かったなと思いました。
必要なイベント削りまくっていきなりＥＤていうのが一番嫌なので・・・。
またこの小説で良かったなと思ったのは、
ゲームで流されていた部分をクローズアップしていたり、小説オリジナルイベントなどがあることでしょうか。
たとえば、ゲーム本編で葛の花の世話は清明自身がやっているとありましたが、小説でその謎が分かります。
個人的に彼が花の世話をする姿を想像できなかったので納得してしまいましたｗ
色々、書きましたがこの小説でしか読めないエピソードが結構あったので、
ゲーム本編が気にいった方なら楽しめるのではないかなと思いました。
特にこの小説は清明と和泉が中心に物語が進みますので、彼らのファンには特におすすめだと思いました。
もちろん、二人のファン以外でも楽しめると思います(私自身他のキャラのファンなので)
何となくこれで完結っぽいですがこの続きとか、
他のキャラ中心のお話とかも読んでみたいなと思いました。
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