芥川龍之介の生涯についてよく知らなかったので、
この本で、興味深く、読み、知りました。
文学的に深い内容でもあるので十分理解したとはいえませんが、
漫画で表現することで、その時代の感覚を感じることができたように思います。
作家の実名で描写されているので、
漫画家でなく、そのまま、作家として話を展開してもよかったかなぁとも
思えましたが、漫画家にしたことで、デフォルメされてわかりやすくなった部分も
あったようにも思いました。
ただ、タイトルは、「芥川龍之介伝」とか、あるいは副題にそのように書いた方が、
より多くの人が手に取るのではないかなぁと思います。
中身は芥川の時代に触れる上で、とても面白かったので、
多くの人に読んでもらいたいです。
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澄江堂主人 後篇 (ビームコミックス) コミック – 2012/10/25
山川直人
(著)
或る「芥川龍之介」伝、切実なる完結。激変する世界で、なぜ彼は…。
なぜ人気作家・龍之介は、その「ぼんやりとした不安」を胸に抱くに至ったのか。畏友・宇野浩二の発狂に揺れ、世紀末の暗黒に染まり、共産主義やキリスト教へと接近する…文豪の最晩年、自死に至る日々を丁寧に描き出し、その孤独で繊細な魂の内面に迫る、或る「芥川龍之介」伝、完結巻。
彼の苦悩は、まさに二十一世紀を生きる我々が直面している苦悩なのかもしれない。
なぜ人気作家・龍之介は、その「ぼんやりとした不安」を胸に抱くに至ったのか。畏友・宇野浩二の発狂に揺れ、世紀末の暗黒に染まり、共産主義やキリスト教へと接近する…文豪の最晩年、自死に至る日々を丁寧に描き出し、その孤独で繊細な魂の内面に迫る、或る「芥川龍之介」伝、完結巻。
彼の苦悩は、まさに二十一世紀を生きる我々が直面している苦悩なのかもしれない。
- 本の長さ186ページ
- 言語日本語
- 出版社エンターブレイン
- 発売日2012/10/25
- ISBN-104047284157
- ISBN-13978-4047284159
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登録情報
- 出版社 : エンターブレイン (2012/10/25)
- 発売日 : 2012/10/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 186ページ
- ISBN-10 : 4047284157
- ISBN-13 : 978-4047284159
- Amazon 売れ筋ランキング: - 448,898位コミック
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2012年12月29日に日本でレビュー済み
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2014年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世では山川直人氏は「漫画の吟遊詩人」等レッテルをはられてれいるが、(勿論、その様ななにかイメージなければいくら素晴らしい作品を世にだしても人々の関心をよびはしないだろう。)ゆえ私はあえて山川直人氏がいままでの路線をかえたのではない。(実際は山川直人氏は当初から甘い世間受け話の書き手ではなかった。この世界にありうる人々をえがいてきた。)山川直人氏が「何故」この世界で「「あまりにも、あまりりにも」知的すぎた「芥川龍之介」をえがいたのか?時間と金銭があるひとに「ぜひ」この本のよんでもらいたい。人間の悲しみ絶望をこの「漫画」はみごとに描いている。 すぐAMAZONにオーダーすべき。
2013年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芥川龍之介の生涯を漫画にした作品の最終巻。
ただし、彼と彼を取り巻く小説家は漫画家に置き換えられています。
この作者の絵柄は、懐古的な時代背景にマッチしていると思います。
トーンを一切使わず模様は手書き、という根気強さ古臭さがいい味を出しています。
話としては暗い展開になりますが、作者独特の描写に目が離せませんよ。
ただし、彼と彼を取り巻く小説家は漫画家に置き換えられています。
この作者の絵柄は、懐古的な時代背景にマッチしていると思います。
トーンを一切使わず模様は手書き、という根気強さ古臭さがいい味を出しています。
話としては暗い展開になりますが、作者独特の描写に目が離せませんよ。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
芥川龍之介の伝記漫画。
小説家を漫画家として描いているのだがそうすることの意味が分からない。
漫画家に変えたことで効果のある面白さにつながっているわけでなく変えてみただけである。
小説家のままでよいのでは?
内容もよくまとまっているがそれだけ。特別面白いわけではない。
小説家を漫画家として描いているのだがそうすることの意味が分からない。
漫画家に変えたことで効果のある面白さにつながっているわけでなく変えてみただけである。
小説家のままでよいのでは?
内容もよくまとまっているがそれだけ。特別面白いわけではない。