全体的に文章力が低い。読むのが苦痛です。
また、化学的な考察をしようとしている箇所がありますが、レベルが低く中高生が書いているかのような内容で、とても金を取っていい内容ではないです。
このようなレベルの低い3次創作物を出版することは、名作である塩の街を冒涜してるとしか思えません。本当に気分の悪い作品でした。
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クロライドに没む (ファミ通文庫) 文庫 – 2014/5/30
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真夏に降り積もる雪――。白に閉ざされた世界を紡ぐ珠玉の物語。
真っ白な孤独の世界で綴るボーイミーツガール「真っ白な世界の片隅で~クロライドに没む~」緒方あきら。
大切な言葉を伝える事も出来ず。冷徹な運命は神の戯れか……。補仮空太廊「『丁度よいみそ汁』の作り方、とその考察」。
亡き友人への想いを繋ぐ「よくできた埋葬」菓子井まる。
海辺の古書店を舞台に人とそうでないものの生の歩みを描く北生見理一「海辺の街の人々」。
ニコニコ動画で大人気のmillstonesが奏でる白に閉ざされた世界を紡ぐストーリー集!
真っ白な孤独の世界で綴るボーイミーツガール「真っ白な世界の片隅で~クロライドに没む~」緒方あきら。
大切な言葉を伝える事も出来ず。冷徹な運命は神の戯れか……。補仮空太廊「『丁度よいみそ汁』の作り方、とその考察」。
亡き友人への想いを繋ぐ「よくできた埋葬」菓子井まる。
海辺の古書店を舞台に人とそうでないものの生の歩みを描く北生見理一「海辺の街の人々」。
ニコニコ動画で大人気のmillstonesが奏でる白に閉ざされた世界を紡ぐストーリー集!
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2014/5/30
- 寸法10.7 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-104047297232
- ISBN-13978-4047297234
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2014/5/30)
- 発売日 : 2014/5/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 260ページ
- ISBN-10 : 4047297232
- ISBN-13 : 978-4047297234
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 14.8 cm
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月20日に日本でレビュー済み
『クロライドに没む』です。
ええと、有川浩さんの『塩の街』をイメージしたボーカロイド曲、をイメージした短編小説を書くコンテストでの入賞作4本、ということでいいでしょうか。
だから四作品とも『塩の街』の三次創作といった感じです。旧約聖書のロトの妻とかまで考えたら四次創作かも。共通した終末の世界観の中で人々のせつなさを描いたものとなります。
そういうコンセプト短編なので、正直な話、期待値はあまり高くはありませんでした。
が、実際に読んでみると、世界観は共通ではありますが、その制限の中で幅広い解釈と練り込みのされた、とても出来のいい作品たちでした。このへんはさすがにコンテスト受賞作でした。
完全に自由な創作よりも、ある程度の制限を設けた方がより研ぎ澄まされた作品が生まれるという、自由詩に対する定型詩である短歌や俳句に似たような感じを受けました。
四作の中では特に、『真っ白な世界の片隅で』が印象的でした。シンプルなボーイミーツガールですが、世界観設定を活かしたサバイバルと、他人をアテにするのではない力強いラストが良かったです。
企画ものとして良かったと思います。★4。
ええと、有川浩さんの『塩の街』をイメージしたボーカロイド曲、をイメージした短編小説を書くコンテストでの入賞作4本、ということでいいでしょうか。
だから四作品とも『塩の街』の三次創作といった感じです。旧約聖書のロトの妻とかまで考えたら四次創作かも。共通した終末の世界観の中で人々のせつなさを描いたものとなります。
そういうコンセプト短編なので、正直な話、期待値はあまり高くはありませんでした。
が、実際に読んでみると、世界観は共通ではありますが、その制限の中で幅広い解釈と練り込みのされた、とても出来のいい作品たちでした。このへんはさすがにコンテスト受賞作でした。
完全に自由な創作よりも、ある程度の制限を設けた方がより研ぎ澄まされた作品が生まれるという、自由詩に対する定型詩である短歌や俳句に似たような感じを受けました。
四作の中では特に、『真っ白な世界の片隅で』が印象的でした。シンプルなボーイミーツガールですが、世界観設定を活かしたサバイバルと、他人をアテにするのではない力強いラストが良かったです。
企画ものとして良かったと思います。★4。
2015年1月9日に日本でレビュー済み
同楽曲に惹かれ、何も予備知識がないまま何も考えずに購入しました(。-∀-)
楽曲知ってる人には言うまでもないですが、商品説明にないので簡単に補足を…。
真夏の雪、とありますが、これは塩です。4短編の中では捉え方の違いもありますが、世界に降ったのは塩。これによって様々なものが荒廃、衰退した世界の話です。
その絶望的な世界で明日も見えないまま、それでも力強く生きていく…という意志がヒシヒシと伝わってくる切ない楽曲を元にした物語りです。
この背景上、ハッピーエンドを望む方にはオススメ出来ません。結末より生き方そのものを問うストーリーです。
4短編の著者はそれぞれ違いますので、諸設定や多少の世界観(塩の特性や機械の登場など)までは統一されていません。これは別ベクトルの話で捉えるか、塩が降ってる世界の中での地域の違いと捉えた方が良さそうです(私は後者にしましたw)。
『丁度よいみそ汁』は斬新な設定を活かし切ない物語りです。『真っ白な世界の片隅で』はこの塩の世界だけに限らず、自然災害の多いこの日本に通ずる所があり、とても現実味がありました。
ちなみに元になった楽曲も綺麗な曲なのでオススメです。ただしボカロなので好みが分かれるかと思います(。-∀-)
誤解されたくないので書きますが、小説は全くボカロ関係ないですよ。名前や存在さえ出てきません。悪しからず。
楽曲知ってる人には言うまでもないですが、商品説明にないので簡単に補足を…。
真夏の雪、とありますが、これは塩です。4短編の中では捉え方の違いもありますが、世界に降ったのは塩。これによって様々なものが荒廃、衰退した世界の話です。
その絶望的な世界で明日も見えないまま、それでも力強く生きていく…という意志がヒシヒシと伝わってくる切ない楽曲を元にした物語りです。
この背景上、ハッピーエンドを望む方にはオススメ出来ません。結末より生き方そのものを問うストーリーです。
4短編の著者はそれぞれ違いますので、諸設定や多少の世界観(塩の特性や機械の登場など)までは統一されていません。これは別ベクトルの話で捉えるか、塩が降ってる世界の中での地域の違いと捉えた方が良さそうです(私は後者にしましたw)。
『丁度よいみそ汁』は斬新な設定を活かし切ない物語りです。『真っ白な世界の片隅で』はこの塩の世界だけに限らず、自然災害の多いこの日本に通ずる所があり、とても現実味がありました。
ちなみに元になった楽曲も綺麗な曲なのでオススメです。ただしボカロなので好みが分かれるかと思います(。-∀-)
誤解されたくないので書きますが、小説は全くボカロ関係ないですよ。名前や存在さえ出てきません。悪しからず。