当方、まだ一部の後半に差し掛かったところまで原作を読んでいるのですが、急に第三部にとんで驚きました。
スゴイ級のネタばれが仕込まれていたのです。
この巻は、ヒュージシュリケン＝サンを主人公に、シックスゲイツとラオモト＝サンの交流について描かれています。
彼の加虐趣味が幼い頃に受けていた虐待の反動であったり、彼のニンジャネームのヒュージシュリケンはラオモト＝サンが名づけたため、「スリケン」ではなく「シュリケン」（ラオモト＝サンは博識で古事記すらも読みこなせるため、古代のニンジャが使用していたシュリケンを知っていた。スリケンはニンジャによって生成されるもので、シュリケンは金属等を鍛えこしらえるものであるという事を知っていたのだ。俺は詳しいんだ。）によるとであるといった独自の解釈が目を引きました。
みな仲間思いのいい奴で、ともすると、復讐の為とはいえ無慈悲な殺戮を続けるニンジャスレイヤー＝サンの方が悪人のように感じます。なんと狡猾な欺瞞工作か！
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