上下巻読了しました。サクサク読めて、楽しかったです。
美しいとか、耽美な文章とかそういうのはないですけど、テンポがいいのでストーリーを楽しみたい人にはいいと思います。あと、なんか文章が、作者の人格が滲み出ているのか、かわいらしいです。
ジャンル的に、ちょっと現実からはみ出した青春物語が好きな人にはお薦めです。
冒頭で物語の世界観もわかりますし、サンプルを読んで購入を決めるのがいいと思います。私は冒頭を読んで、最後に泣く準備が完了しました。
ストーリー展開も、ツボを抑えた良作だと思います。
作曲とかのジャンルに興味があるひとにはお薦めですし、無い人は専門用語は積極的に読み飛ばせば問題ないかと。なんか雰囲気を楽しめます。
ちょっと音楽業界の世界も覗けますし、よく調べて書いてあるなぁと感心しました。
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LOST -風のうたがきこえる- 上 (ファミ通文庫) 文庫 – 2015/2/28
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購入オプションとあわせ買い
かなわなかった夢、つたえられなかった想い――ミライショウセツ大賞優秀賞、書籍化第1弾!
幼馴染みでバンド仲間の橘奈緒が死んだ。ミュージシャンになるため東京に上京しようとした日だった。
失意の日々を過ごす大槻慶太郎だったが、形見として譲りうけた奈緒の携帯に電話がかかってきて
……相手は死んだはずの奈緒!?しかも電話の向こうの彼女は東京で音楽活動をしていると思い込んでいた!
思わぬ再会に慶太郎は決意する。「奈緒の歌を皆に聴いて貰いたい」と――。
ミライショウセツ大賞優秀賞。失われた恋と歌の奇跡の物語、ついに書籍化!
幼馴染みでバンド仲間の橘奈緒が死んだ。ミュージシャンになるため東京に上京しようとした日だった。
失意の日々を過ごす大槻慶太郎だったが、形見として譲りうけた奈緒の携帯に電話がかかってきて
……相手は死んだはずの奈緒!?しかも電話の向こうの彼女は東京で音楽活動をしていると思い込んでいた!
思わぬ再会に慶太郎は決意する。「奈緒の歌を皆に聴いて貰いたい」と――。
ミライショウセツ大賞優秀賞。失われた恋と歌の奇跡の物語、ついに書籍化!
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2015/2/28
- 寸法10.5 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-104047302996
- ISBN-13978-4047302990
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2015/2/28)
- 発売日 : 2015/2/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 260ページ
- ISBN-10 : 4047302996
- ISBN-13 : 978-4047302990
- 寸法 : 10.5 x 1.3 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,664,417位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトル、ストーリー、拍子で興味を持ち購入。
高校の3年間で共に過ごし、夢へと走っていたヒロインに待ち受けていたあまりにも突然の出来事。
そして、彼女の叶えられなかった夢を実現させるために邁進する仲間達。
「夢」について考えさせられる一冊。
下巻の展開に胸が膨らむ。
高校の3年間で共に過ごし、夢へと走っていたヒロインに待ち受けていたあまりにも突然の出来事。
そして、彼女の叶えられなかった夢を実現させるために邁進する仲間達。
「夢」について考えさせられる一冊。
下巻の展開に胸が膨らむ。
2015年6月5日に日本でレビュー済み
書店に置いてあったのを衝動買いでしたが、大成功でした。音楽用語はまったくわかりませんので、流すこともしばしばでしたが、それでも問題ないです。一度読むことをお勧めします。
2015年3月18日に日本でレビュー済み
ミライショウセツ大賞「優秀賞」受賞作品…というがそもそも「ミライショウセツ大賞」自体が
よく分からなかったので調べてみた所、エイベックスやグリー、サミー、pixivといった
企業が協賛しているラノベ新人賞らしい。pixivぐらいしか知らないが、とりあえず拝読
物語は塩尻市に住む高校生一年生で一学期の期末試験を控えた大槻慶太郎の元に幼馴染の橘奈緒が
「宿題を教えて」と訪ねてくる場面から始まる。慶太郎の部屋でクラスメイトでプロのミュージシャンを
目指すと放言している角田からバンドに強引に誘われ練習していたベースギターを見つけた奈緒は
宿題そっちのけでハマり込み、遂には所属していた美術部とバンドを掛け持ちする事に。迎えた
夏休み、奈緒は病弱で透析が欠かせない母に代わって家事をしながらバンドの練習に参加する
時は流れ奈緒は11月の文化祭で自分の歌唱能力に不満を見せていたが、慶太郎は松本にある
予備校の帰り道で松本駅前で一人歌う奈緒を発見。結局、慶太郎はキーボードを購入し、奈緒の
ストリートでの活動を支援する事に。二年生になりオリジナル曲に憧れていた奈緒は角田がDTMを
駆使してオリジナル曲を作った事を聞き、慶太郎と角田も巻き込んで自分の詞でオリジナル曲に挑戦
急性肝炎で倒れながらも作詞を続け、二度目の文化祭でオリジナル曲を披露し観客を圧倒する
しかし三年となり受験勉強を本格化させた慶太郎はバンドから距離を置き、奈緒とも距離を置く
大学も合格し迎えた卒業式の日、慶太郎は就職の決まった奈緒から呼び出され奈緒が就職先に
断りを入れて東京に出てミュージシャンを目指す事を決めた事、そして慶太郎に付いてきて欲しいと
言われる。煩悶の末拒絶した慶太郎に詫びた奈緒は家出同然に東京に向かうが、地元駅の近くで
交通事故に遭い即死、その若い命を散らすが…
ちょっと長くなったけど、ここまでが第一章で、本文全体の半分となっている。慶太郎と奈緒が
家庭環境や受験勉強などに悩まされながらもバンド活動を中心に据えた高校生活三年間を
一気に駆け抜けた大胆な構成には「ほう!」と唸らされた。本作自体は奈緒の死後がメインの
時間軸となっているので、言うなればこの第一章は壮大な回想編であったとも言えるかと
後半は自分が付いていく事を拒絶した奈緒の夢を知っていた事から激しく後悔し精神的に
潰れかけた慶太郎と、奈緒と同じ美術部員で奈緒の家出に近い東京行きに協力した事で
自分が奈緒を殺したという自責の念に囚われたまま地元のワイナリーで働く北沢瑞樹の
二人が主人公となっている
無意識で過ごしてしまう時間の増加と不眠症に悩まされる慶太郎が奈緒の母親から遺品として
渡された解約済みのiPhoneが鳴り響き、死んだ筈の奈緒がテレビ電話を通じて
「自分は一人で東京に出て音楽活動をしている」と主張し、東京に出て作ったという新曲を
披露、それを聞いた慶太郎は大学を休学した上でDTMを駆使して曲として完成させ
自責の念にかられていた瑞樹が寝る時間を削って造り上げた動画と共にニコ動にアップロードし
その結果生まれた爆発的な反応が、「東京」にいるという奈緒の身の上に反映していくという
摩訶不思議な展開が描かれている
病弱な母の為に懸命に家事を手伝いながら夢の為に東京に行こうとした奈緒、眩しいぐらいに
自分の道を進もうとした奈緒に付いていかなかった事を悔み続ける慶太郎、「大槻君は優しい」
と仄かな想いを胸に秘めながらも親友の奈緒には色々な意味で適わないと思い続ける瑞樹
大学に入った物の同じ学部の人間に欠片も興味を持とうとしない慶太郎を更生しようとする
田嶋さんとキャラクターは現実的な世界の住人でありながら非常に個性があり魅力的
ストーリーの方も電子音楽を駆使したバンド活動や動画サイトを通じた自曲の周知と
非常に現代的な音楽物として特徴的な部分と、死んだ想い人から連絡が来るというありがち
ではあるが、非常に魅力的な部分をミックスしている。上下巻の構成という事で下巻で
どの様に展開させるかはまだ不明だが、ここまでは悪くない
ただ、前半部分では電子音楽、後半部分ではニコ動やボーカロイドといった要素の説明的
部分が非常に多かった事が気になった。現代的な音楽活動という事で耳慣れない言葉が
増えるのは致し方ないのかもしれないし、一応説明らしいものもあるのだが、説明文自体にも
門外漢には意味不明な言葉が使われている為、作者が一生懸命説明しても「なるほど、わからん」
という反応しか返せない部分が多々あった
もちろん、電子音楽にもニコ動にもボーカロイドにも通じている読者もいるだろうし
そういった読者にしてみれば馴染みの世界で展開される話として面白く読めるのだろうけど
そうでない知識不足の読者にはいささか辛い部分がある、読む人間を選ぶ一冊であるという
印象を受けた
よく分からなかったので調べてみた所、エイベックスやグリー、サミー、pixivといった
企業が協賛しているラノベ新人賞らしい。pixivぐらいしか知らないが、とりあえず拝読
物語は塩尻市に住む高校生一年生で一学期の期末試験を控えた大槻慶太郎の元に幼馴染の橘奈緒が
「宿題を教えて」と訪ねてくる場面から始まる。慶太郎の部屋でクラスメイトでプロのミュージシャンを
目指すと放言している角田からバンドに強引に誘われ練習していたベースギターを見つけた奈緒は
宿題そっちのけでハマり込み、遂には所属していた美術部とバンドを掛け持ちする事に。迎えた
夏休み、奈緒は病弱で透析が欠かせない母に代わって家事をしながらバンドの練習に参加する
時は流れ奈緒は11月の文化祭で自分の歌唱能力に不満を見せていたが、慶太郎は松本にある
予備校の帰り道で松本駅前で一人歌う奈緒を発見。結局、慶太郎はキーボードを購入し、奈緒の
ストリートでの活動を支援する事に。二年生になりオリジナル曲に憧れていた奈緒は角田がDTMを
駆使してオリジナル曲を作った事を聞き、慶太郎と角田も巻き込んで自分の詞でオリジナル曲に挑戦
急性肝炎で倒れながらも作詞を続け、二度目の文化祭でオリジナル曲を披露し観客を圧倒する
しかし三年となり受験勉強を本格化させた慶太郎はバンドから距離を置き、奈緒とも距離を置く
大学も合格し迎えた卒業式の日、慶太郎は就職の決まった奈緒から呼び出され奈緒が就職先に
断りを入れて東京に出てミュージシャンを目指す事を決めた事、そして慶太郎に付いてきて欲しいと
言われる。煩悶の末拒絶した慶太郎に詫びた奈緒は家出同然に東京に向かうが、地元駅の近くで
交通事故に遭い即死、その若い命を散らすが…
ちょっと長くなったけど、ここまでが第一章で、本文全体の半分となっている。慶太郎と奈緒が
家庭環境や受験勉強などに悩まされながらもバンド活動を中心に据えた高校生活三年間を
一気に駆け抜けた大胆な構成には「ほう!」と唸らされた。本作自体は奈緒の死後がメインの
時間軸となっているので、言うなればこの第一章は壮大な回想編であったとも言えるかと
後半は自分が付いていく事を拒絶した奈緒の夢を知っていた事から激しく後悔し精神的に
潰れかけた慶太郎と、奈緒と同じ美術部員で奈緒の家出に近い東京行きに協力した事で
自分が奈緒を殺したという自責の念に囚われたまま地元のワイナリーで働く北沢瑞樹の
二人が主人公となっている
無意識で過ごしてしまう時間の増加と不眠症に悩まされる慶太郎が奈緒の母親から遺品として
渡された解約済みのiPhoneが鳴り響き、死んだ筈の奈緒がテレビ電話を通じて
「自分は一人で東京に出て音楽活動をしている」と主張し、東京に出て作ったという新曲を
披露、それを聞いた慶太郎は大学を休学した上でDTMを駆使して曲として完成させ
自責の念にかられていた瑞樹が寝る時間を削って造り上げた動画と共にニコ動にアップロードし
その結果生まれた爆発的な反応が、「東京」にいるという奈緒の身の上に反映していくという
摩訶不思議な展開が描かれている
病弱な母の為に懸命に家事を手伝いながら夢の為に東京に行こうとした奈緒、眩しいぐらいに
自分の道を進もうとした奈緒に付いていかなかった事を悔み続ける慶太郎、「大槻君は優しい」
と仄かな想いを胸に秘めながらも親友の奈緒には色々な意味で適わないと思い続ける瑞樹
大学に入った物の同じ学部の人間に欠片も興味を持とうとしない慶太郎を更生しようとする
田嶋さんとキャラクターは現実的な世界の住人でありながら非常に個性があり魅力的
ストーリーの方も電子音楽を駆使したバンド活動や動画サイトを通じた自曲の周知と
非常に現代的な音楽物として特徴的な部分と、死んだ想い人から連絡が来るというありがち
ではあるが、非常に魅力的な部分をミックスしている。上下巻の構成という事で下巻で
どの様に展開させるかはまだ不明だが、ここまでは悪くない
ただ、前半部分では電子音楽、後半部分ではニコ動やボーカロイドといった要素の説明的
部分が非常に多かった事が気になった。現代的な音楽活動という事で耳慣れない言葉が
増えるのは致し方ないのかもしれないし、一応説明らしいものもあるのだが、説明文自体にも
門外漢には意味不明な言葉が使われている為、作者が一生懸命説明しても「なるほど、わからん」
という反応しか返せない部分が多々あった
もちろん、電子音楽にもニコ動にもボーカロイドにも通じている読者もいるだろうし
そういった読者にしてみれば馴染みの世界で展開される話として面白く読めるのだろうけど
そうでない知識不足の読者にはいささか辛い部分がある、読む人間を選ぶ一冊であるという
印象を受けた