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わがままちえちゃん (ビームコミックス) コミック – 2015/3/25
志村 貴子
(著)
「ちえ」は、「さほ」とくらべられるのが、いやでした。
ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、
傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。
「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。
それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。
だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか?
疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。
「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?
ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、
傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。
「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。
それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。
だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか?
疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。
「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2015/3/25
- ISBN-104047303151
- ISBN-13978-4047303157
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2015/3/25)
- 発売日 : 2015/3/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 194ページ
- ISBN-10 : 4047303151
- ISBN-13 : 978-4047303157
- Amazon 売れ筋ランキング: - 225,436位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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神奈川県生まれ。漫画家。1997年、「ぼくは、おんなのこ」でデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『龍馬伝 (3)』(ISBN-10:4046311177)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月29日に日本でレビュー済み
ちえちゃんの心が定まるまで、折り合いがつくまでの心の揺らぎが、とてもよく表現されていたと思います。受け止めきれない経験にどうにか折り合いを付けていく過程、そのもののようでした。人の思考も記憶も、本当にわがままなものです。そこへの共感がないと、この過程を無駄な描写と感じられるのかなと思いました。人によって色々な受け止め方があると思いますが、わたしにとっては十分に素晴らしい作品で読後感も良かったです。
2015年4月6日に日本でレビュー済み
一見しただけでは、「藪の中」的な、どれが本当のことかわかりにくい描き方をされています。
ふむふむと読んでいた前提が、後の回には否定されるという形で、「あれ?本当のことは?」と疑問に思いつつ読み進めることになります。そして、最後にどうやらこういうことらしいなる。
なので、モヤモヤとしたものを抱えて読むのが苦手な人にはダメなのかもしれないです。
自分も雑誌で追いかけてたら、わかりづらくてあんまり好きじゃなかったかも。
単行本で一気に読んだので、面白かったですが。
話の内容としては、家族の死に対して、どうにか折り合いをつけて生きられるようになる話なんだと思います。
忘れるでもなく、きれいに解決するわけでもなく、どうにか自分なりのバランスを取れるようになる。
個人的には、すごく好きでした。
特に、家族に対する思いには共感できました。
姉妹で比べちゃうってあるよね。親の愛情が平等でないように感じて不安定になることってあるよね。うん。
子供の頃の気持ちを思い出して、切なかったです。
最終的に、彼女がどうにか現実を生きていけそうなことに、安堵しました。
他の方も書かれていますが、百合要素はほとんどないです。
はじめは明るいですが、全体としては暗い感じです。
本当のことは何なのかを気にしつつ読んでいくうちに、ちえちゃんの心が明らかになっていきます。
ふむふむと読んでいた前提が、後の回には否定されるという形で、「あれ?本当のことは?」と疑問に思いつつ読み進めることになります。そして、最後にどうやらこういうことらしいなる。
なので、モヤモヤとしたものを抱えて読むのが苦手な人にはダメなのかもしれないです。
自分も雑誌で追いかけてたら、わかりづらくてあんまり好きじゃなかったかも。
単行本で一気に読んだので、面白かったですが。
話の内容としては、家族の死に対して、どうにか折り合いをつけて生きられるようになる話なんだと思います。
忘れるでもなく、きれいに解決するわけでもなく、どうにか自分なりのバランスを取れるようになる。
個人的には、すごく好きでした。
特に、家族に対する思いには共感できました。
姉妹で比べちゃうってあるよね。親の愛情が平等でないように感じて不安定になることってあるよね。うん。
子供の頃の気持ちを思い出して、切なかったです。
最終的に、彼女がどうにか現実を生きていけそうなことに、安堵しました。
他の方も書かれていますが、百合要素はほとんどないです。
はじめは明るいですが、全体としては暗い感じです。
本当のことは何なのかを気にしつつ読んでいくうちに、ちえちゃんの心が明らかになっていきます。
2015年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
志村貴子様はすごい作家だとおもいます。今更ですけど。
(読後追記あり)
1話読んで前から心臓をつかまれて、3話読んだら背中から心臓をえぐられた感じがします。まだ先を読んでいません。
だから全部のレビューになっていないけど、読めてよかった。楽しみに最終話まで読みます。
「ちえ」ちゃんは、表紙の下の方の子です。上の子は「さほ」ちゃんです。二人はどうやってつながってどうやって生きていくんだろう。
美しい線(他に誰がこれをボールポイントペンで描けるというのか)に酔い、自分をみっしり通り抜けてしまうような登場人物たちの
こころの鮮やかで鈍色の移り変わりに圧倒されています。いつも通り、以上かも。
志村貴子様ファンには言わずもがなですが、1,2話だけ読んでもいろいろ刺さると思いますよ。
最後どうなるか読んでないからネタバレなしでいろいろ書けるけど、ほんわかストーリー想像してると斬られます。
さて読後ですが、ちょっとドキドキしすぎた感。そうか、そういえばビームだとこういう感じだ。悪くないけどスーパースゴイわけでは。
ちえちゃんより同級生先輩がきになる読後でした。
(読後追記あり)
1話読んで前から心臓をつかまれて、3話読んだら背中から心臓をえぐられた感じがします。まだ先を読んでいません。
だから全部のレビューになっていないけど、読めてよかった。楽しみに最終話まで読みます。
「ちえ」ちゃんは、表紙の下の方の子です。上の子は「さほ」ちゃんです。二人はどうやってつながってどうやって生きていくんだろう。
美しい線(他に誰がこれをボールポイントペンで描けるというのか)に酔い、自分をみっしり通り抜けてしまうような登場人物たちの
こころの鮮やかで鈍色の移り変わりに圧倒されています。いつも通り、以上かも。
志村貴子様ファンには言わずもがなですが、1,2話だけ読んでもいろいろ刺さると思いますよ。
最後どうなるか読んでないからネタバレなしでいろいろ書けるけど、ほんわかストーリー想像してると斬られます。
さて読後ですが、ちょっとドキドキしすぎた感。そうか、そういえばビームだとこういう感じだ。悪くないけどスーパースゴイわけでは。
ちえちゃんより同級生先輩がきになる読後でした。
2015年3月25日に日本でレビュー済み
亡くなった身近な人に対する複雑な感情を描いた作品、、、ということになると思います。
一話一話を見ていくとインパクトのありそうな話も淡々と描かれていて薄味過ぎるようにも思えるのですが、
通して読むとグイグイ惹きこまれてしまう不思議。
多分序盤の構成とモノローグを織り交ぜた感情表現の巧さが効いてるんだと思いますが、
一方で構成は結構ややこしいので、サクサク流し読んでしまう人には合わない気がします。
構成が複雑な結果、読み終えてからこの商品ページの内容紹介を見直してみると
名前と「幽霊」というキーワード以外はほとんど意味をなしません。
あとがきマンガで触れられてますが、ヒロインは造形的にも性格的にも放浪息子の千葉さんに似ています。
あのキャラが好きだった人にはオススメだと思います。
一話一話を見ていくとインパクトのありそうな話も淡々と描かれていて薄味過ぎるようにも思えるのですが、
通して読むとグイグイ惹きこまれてしまう不思議。
多分序盤の構成とモノローグを織り交ぜた感情表現の巧さが効いてるんだと思いますが、
一方で構成は結構ややこしいので、サクサク流し読んでしまう人には合わない気がします。
構成が複雑な結果、読み終えてからこの商品ページの内容紹介を見直してみると
名前と「幽霊」というキーワード以外はほとんど意味をなしません。
あとがきマンガで触れられてますが、ヒロインは造形的にも性格的にも放浪息子の千葉さんに似ています。
あのキャラが好きだった人にはオススメだと思います。
2016年9月4日に日本でレビュー済み
とても惹き込まれました。
混乱はするけれど、丁寧に読めばわかります。登場人物たちも混乱しているので、このあえて分かりにくくしている表現は僕は嫌ではなかったです。
ちよちゃんが生きていけそうで良かった。刹那的で美しく不安定なその姿に少し放浪息子の千葉さんが重なりましたが、放浪息子を読み返したら全然別人でした。笑
どちらも好きです。
他の志村貴子さんの作品も読みたいと強く思える一冊でした。
混乱はするけれど、丁寧に読めばわかります。登場人物たちも混乱しているので、このあえて分かりにくくしている表現は僕は嫌ではなかったです。
ちよちゃんが生きていけそうで良かった。刹那的で美しく不安定なその姿に少し放浪息子の千葉さんが重なりましたが、放浪息子を読み返したら全然別人でした。笑
どちらも好きです。
他の志村貴子さんの作品も読みたいと強く思える一冊でした。
2017年12月6日に日本でレビュー済み
かなりちえちゃんは屈折した女の子だけど、読後涙が止まりませんでした。大切にしたい一冊です。
2015年4月12日に日本でレビュー済み
志村貴子のコミックビームでの連載をまとめた中編。
現役作家の中でも、「雰囲気で匂わす」「モノローグで突き刺す」など映画的表現が得意な作者ですが、今作はその真骨頂ともいえる作品です。ヒロインの現実と虚構が入り混じり、凡人たる読者は、危なっかしくて、たまらなく魅力的なヒロインに、作中の利根川さんのように振り回され、困惑させられる。カルト映画を見たあとのようで、困惑されっぱなしなのに、読後は不思議とすっきりしている。
作者自身が言っているように、「放浪息子」に登場する千葉さおりとの類似点も多いので、千葉ちゃんファンとしては、千葉さおりのパラレルワールドともとれる作品。また、ガール・ミーツ・ガールものとして、「五つ数えれば君の夢」などのファンにもオススメです。細々とでも続けてほしい、この路線。星4つ!
現役作家の中でも、「雰囲気で匂わす」「モノローグで突き刺す」など映画的表現が得意な作者ですが、今作はその真骨頂ともいえる作品です。ヒロインの現実と虚構が入り混じり、凡人たる読者は、危なっかしくて、たまらなく魅力的なヒロインに、作中の利根川さんのように振り回され、困惑させられる。カルト映画を見たあとのようで、困惑されっぱなしなのに、読後は不思議とすっきりしている。
作者自身が言っているように、「放浪息子」に登場する千葉さおりとの類似点も多いので、千葉ちゃんファンとしては、千葉さおりのパラレルワールドともとれる作品。また、ガール・ミーツ・ガールものとして、「五つ数えれば君の夢」などのファンにもオススメです。細々とでも続けてほしい、この路線。星4つ!
2015年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙が可愛くて気になり買ってみました。
読み終えた感想は「ん?」です。
面白いのは最初がピークで、あとはどんどんよく分からなくなっていきました…。
スッキリしません。残念。
読み終えた感想は「ん?」です。
面白いのは最初がピークで、あとはどんどんよく分からなくなっていきました…。
スッキリしません。残念。