ページ配分は
キャラクター：005P~
モンスター:081P~
デザインワークス:099P~
美術設定:117P~
インタビュー:147P~
美術ボード:173P~
スタッフ・キャスト:206P
so-bin アニメ用設定画集:207P~239P
購入前は時系列や用語解説といったテキスト部分に紙面を割いているんだろうと思っていましたが、そういったものはほぼなく設定画等に重点を置いた資料集です。既出の設定はコミック版や小説版で補完できますし、多数のビジュアルがテキストに圧迫されず大きく収録されているので嬉しい誤算でした。
NPCでは唯一アルベドの設定文が載っていましたが、アニメで映っていたのはほんの一部分だったというのは衝撃でした(笑)
アニメ設定画はモブに至るまで細かく載っています。キャラクターはカラー。デザインワークスはモノクロ。ぷれぷれぷれあです関係は未収録。
『インタビュー』は期待通りとても面白く、印象的だったのは吉松氏のコメント。言葉の端々から原作絵をアニメに落とし込む際の苦労が窺えました。
この枠の後、出雲重機氏のコメントとモデルが載っています。プライマル・ファイヤーエレメンタル、アークエンジェル・フレイム、デス・ナイトの三種。
『美術設定、美術ボード』は予想以上に作り込まれていて、転移前のナザリック地表部の外観も載っています。
第六階層の円形闘技場、玉座の間、エ・ランテルはアニメ視聴時、特に印象に残っていたので大きく掲載されていて満足でした。
『so-bin アニメ用設定画集』はアニメで登場した各キャラ（モンスター含）のラフイラストとアニメEDの絵がまとめられています。階層守護者、ナーベ、ソリュシャン、陽光聖典、クレマンティーヌ、漆黒聖典、漆黒の剣、モンスター等々……個人的に好きなカジット、ガゼフ、ブレインがいなくて少し残念。二期資料集に期待します。過去絵(書籍絵や店舗特典等)は未収録。アニメ雑誌の版権イラストも未収録。
「小説家になろう」の活動報告で公開されていたシャルティアを除いて初出のイラストばかりです。こうして見ると１巻の頃の絵と比べてかなり変わったなと感じました。漆黒聖典はアニメではよく見えなかったので非常に興味深く……so-bin氏の遊び心あふれる書き込みも相まって楽しく読めました。
ＥＤ絵は4Pに合計5枚という配置で収録されています。満足。
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