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従軍慰安婦と靖国神社 一言語学者の随想 単行本 – 2014/8/9

3.8 5つ星のうち3.8 10個の評価

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日本の文化を政治問題にすべきじゃないんだ! 戦後69年経っても、解決の糸口すら見えない「従軍慰安婦」問題と「靖国神社」問題。日本人にとっては避けて通れないこの二つの問題に、闘う言語学者・田中克彦80歳が正面から向き合いました。
この二つの問題を並べるなんて! と批判する人も多いでしょう。
しかし田中は、この二つの問題の根底には「日本文化の問題」があるのだから、決して政治問題化すべきでないと説き、田中克彦ならではのエスプリの効いた論を展開しています。
田中自身、戦中の疎開や戦後の教科書の墨塗りを経験した世代であるため、終戦を境に日本社会がどのように変わっていったかを肌で知っています。だからこそ、二つの問題を“歴史認識問題"と捉える現在の社会風潮が我慢ならないといいます。
そこで、あくまでも“ココロの問題"としてこの二つの問題を捉え直し、「言いたいことが言えない世の中はおかしい! 」と、ココロの趣くままに彼の気持を書きつづっています。
まえがきには、「ぼくはおそらく、求められるところの<歴史認識>をはなはだしく欠く不勉強な大衆の一人であり、その上、歴史学とはいくつかの点で対立するか、あるいはかなり異なるものの見方をする言語学の影響を受けているために、本書はいくぶん異常な内容になるかもしれない。とはいえ、やはり黙って世間に同意しているかのように見られるのも居心地が悪い」と書いているよう、ほかに類書がない内容です。
副題に「一言語学者の随想」とあるように、田中克彦初めてのエッセイ本です。
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商品の説明

著者について

田中克彦(たなか・かつひこ)1934年兵庫県生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科、一橋大学大学院社会学研究科、ボン大学哲学部・中央アジア言語文化研究所(フンボルト財団給費)でモンゴル学・言語学・民族学を学ぶ。一橋大学名誉教授。社会学博士。モンゴル国立大学名誉博士。著書に『ことばと国家』『ノモンハン戦争―モンゴルと満洲国』『「シベリアに独立を! 」諸民族の祖国(パトリ)をとりもどす』(すべて岩波書店)、『漢字が日本語をほろぼす』(角川SSC新書)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川マガジンズ (2014/8/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/8/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 175ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047313912
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047313910
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 10個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
10グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い、いや立派な本です。少し露悪的、でも恥ずかしがりやのピエロが次々繰り出すパントマイムに引き込まれるまま、ページをめくりました。
言語学者の随想がピエロのマイム?!筋が全く通らないと言われそうです。
取り上げた従軍慰安婦と靖国神社といった国家、戦争、死、人の尊厳と性、さらに責任感といった難しいテーマがからみ、傷つけられた人と傷つけた人、過去をできれば忘れて逃げ切りあわよくば居直りたい人、蒸し返して利用したい人々が登場する大舞台に、田中克彦氏はピエロとして登場し、アイロニーたっぷりの語り口の間合いから垣間見える哀調を帯びた所作によって、「あなたはこれを心の問題として捉えなおしてみてはいかが」と訴えかける作品です。
政治家、ジャーナリストや政治、歴史学の先生方はもとより、戦争と無縁の方々にも貴重なメッセージを伝える秀れたパーフォーマンスだと思いました。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半だけ読んだ感想ですが。
データとか、資料とか、信頼できる証言などとは
無縁という著者の幅広いl教養に基づく考察であり、
ザット読んだ範囲では、あまりこの問題を扱った
本では出てこない視点から観察されているので、
言語学、地誌学、また民族学からの言及はユニーク
でややうなずけないところも含め面白い本でした
ね。

それに、いま、日本の新聞雑誌では、強制連行の有無など
よく考えれば枝葉末節をとりあげ、また現代史の専門家や
代議士たちも、チェジュ島での強制連行の証拠がなければ
日本政府・軍による強制連行そのものはないのだ、といっ
た一斑をもって全豹を評する虚偽推論を用いているが、
著者はこうした謬論には組しないのだ。

つまり、日本の政治・軍隊の明治以来の歴史的経験から
みて、日本政府・軍部が慰安婦制度を設定し、強制連行を
含めて慰安婦たちを使役したことは当然のことだと言っ
ている。
当然というのは、正しくて良い」という意味ではなく、歴
史的に見て、当然のこと(そうだろう)というのである。

これは本当は、従軍してあの残酷な悪行を実行した、父、祖
父の世代に聞いてみればよいことだ、と。
しかし、戦場に出かけた将校兵士たちは、証言した慰安婦た
ちほどの勇気はなく、歴史の影に隠れているのだ。と。

江戸時代このかた、確かなことは、特に維新以来、帝国日本が
すすめた日本人の文化的後進状態を是正しないまま、支配者
に盲従するだけの国民大衆を作った所為だと、言うのでる。
卓見というべきか。

だからこの問題は、フランスやアメリカでは決して起こらな
いのだ。
もちろん、著者がここで触れていない、アメリカ軍のシステム、
休暇制度や補給制度の問題をも考える必要があるけれど。
これは副次的だ。

慰安婦問題は、明治以来のわが日本社会の特質の表れ、日本
社会そのものなのだ、と。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うーん。この著者の知識によると、
従軍慰安婦は朝鮮人(韓国人)だけが従軍慰安婦だった。
日本人女性に従軍慰安婦はいなかったそうです。ではなぜ日本軍は朝鮮人女性だけを求めたのか?
また日本軍以外は性の処理をする相手(慰安婦)が必要なく、なぜ日本軍だけが求めたのか?ということで思いつくままに語っていますね。
20年前くらいなら通用したかもしれない知識で慰安婦問題を語る本を発行する意義が解りません。
道楽かな?

また、東条英機を甦らせて、死者を著者の思い込みで語らせて政治利用しています。
たとえば蘇った東条英機は「安倍君の参拝はめいわくだよ」なんて語ったそうな。死者の言霊を操れる霊媒師ですか

こんな本にどれだけの価値があるんでしょうか? 古本が出回ってから買えばよかった
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2度読みなおしました。文化、しいては心の問題で政治的に決着するのは難しそう。お酒を飲んでじっくり話し合うことしかわかり合えない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年8月31日に日本でレビュー済み
従軍慰安婦をめぐる日韓政治論争は、韓国国内のみならず遠くアメリカにまで普及させた慰安婦像の建設によって頂点に達したかに見える。著者のように、従軍慰安婦問題を調べたことは一度もないという人でも慰安婦像については何らかの見解を持ったことだろう。本書でもっとも深く検討され、説得力のあるのはこの問題に関する著者の判断であろう。慰安婦問題にせよ、靖国問題にせよ、日本国内だけでも意見の対立する相手方を説得することは難しい。著者はこの困難が日本文化に揺るぎなく根差した「ココロ」の存在に発しているとする。「日本憎し!」の念に凝り固まって「憎しみを永久化する」試みに対してはこの両陣営も「小異を捨てて大同につく」のではないだろうか。
著者は、憎しみは韓国人のアイデンティティを固めるものかも知れないが、それは相対的なものにすぎないと指摘する。「言いかえれば、韓国人の価値は、存在意義は、それ自体の中にあるのではなく、日本という敵あっての韓国だということにならないだろうか。」そのことは「どうしても憎しみの対象としての日本が必要なのだという意味で自立せず、かえって日本に依存的なのだ。」この点に関しては、著者が大学で指導した韓国からの女子留学生とのエピソードが効果的に紹介されている。しかし、「愛国的な」日本人はこれで著者に拍手を送るわけにはいくまい。物事には両面があることを著者は次のような言葉で示すからだ。「しかし、そうすることで、ほんとうに心がやすまるだろうか、こんなちっぽけな日本を、大したこともない、みじめな島国にたいする憎悪のために、韓国という国の全身を焼きつくしていいのだろうか。」
言語学者であり、厳密な調査によってノモンハン戦争の真相の解明にも尽した著者にしては、慰安婦問題にしても靖国問題にしても論点の整理が十分とは言えない。言語学は歴史学と対立するものと言い、したがって歴史学者の言説も、いわゆる歴史認識問題にもさしたる価値を認めない。著者流のアプローチでこれらの問題を論ずるには、著者のいう「ココロ」の闡明から始めなければならない。著者は「ウラミ、タタリ、おそれ」の感情が日本文化の基底にあるといい(p105)、それが「通俗の心情」としてココロを支配する力を持つという(p.101)。全般的に日本特殊論に傾いていると見られるが、かといって日本弁護論に走りもしない。著者は従軍慰安婦を賤視する靖国神社に承服できない。「あとがき」には次のように書いてある。著者が本気であることは疑えないが、この結論に至るまでの屈折した論理の筋道は本書を読んでもらうしかない。「…従軍慰安婦は、ほかでもない、日本の父や夫や息子のためにはたらいてくれた、日本のための慰安婦さんたちだったことだ。だから日本人は彼女たちをうやまい、感謝しなければならない。」(ここに示されるように本書には慰安婦からの視点が欠如している。)幸いにして175頁の小著である。これまで注意されなかった新しい論点を提示した刺戟的な論考として読まれるべきである。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月16日に日本でレビュー済み
「従軍慰安婦問題」について変わった視点からの考察がないかと思い買ってみたのですが…。

うーん!!!

それにしても、これ本当に学者の書いた本なの? というのが読後の第一印象。

悪いけど、少しは背景を調べたりしなかったのかな…という部分が目立ちますね。
高名な学者さんなのだから、お弟子さんとかたくさんいるだろうに、いろいろデータ揃えて渡して教えてやれよと思う部分が多々ありました。

日本軍管理下の慰安婦には日本人もいましたし、日本軍占領下の国の女性もいました。
朝鮮人日本兵や朝鮮人軍属が日本人慰安婦を抱くことだって全然可能でした。
他国にも似たような戦時売買春システムがあったかどうかは研究途上のようですが、
旧ドイツ軍にもあったことは確かです。また、戦時性暴力は形は違えど古今東西の戦争につきものでした。

間違った認識で考えて語っているため、前半の論はまったくおかしい。
失礼ながら、韓国の慰安婦支援団体や日本の左派系マスコミの情報操作に乗せられたままの認識です。

しかし、「慰安婦像論」と「二十万人の強制連行への否定」は、表現力豊かに本質を語っておられる。
右翼の論者が語っていることと大同小異だが、自らの指導教官時代に韓国人学生と関わった経験から実に納得のいく話をなさっている。

しかし自分は、慰安婦像に手を合わせることはできません。合わせたってどうなるものでもないから。
そこは納得できませんでした。

しかし、慰安婦問題は、結局「ココロの問題」であることは、強く納得させられます。
そういうことなんですよ。それぞれのココロの問題なのです。
支援者にとっても、否定者にとっても。

この本も立場によっていろいろな読み方がされることだと思います。

日本右派っぽい人がフルスロットルでこの本を否定されたりしているようですが、
韓国人のガチガチ派慰安婦支援派だって読みようによってはキレると思います。

悪いけど、この問題にかなりの関心がある人には、物足りない本であることも間違いありません。

でも、あえて擁護するとすると、少々不勉強なお年寄りがこの事態をどう眺めているか…。
ひとつの意見として受け止めるのなら、それもひとつじゃないでしょうか?

靖国論は割愛で失礼します。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月30日に日本でレビュー済み
一流の率直さで、世に常識とされているところの奥にあるものを暴き出す、ところが実に面白い。不満は、そもそも従軍慰安婦は、日本人が募集されていたのであり、半島出身者だけではなかったこと、彼女らは無償の奴隷ではなく、女衒からおそらくは親が多額の報酬を得ていただろうことなど、金銭面での説明が欠けていることだ。当時、東北などの飢饉のため、婦女売買が本土でも横行していた事実に触れないと実態に迫れないと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月19日に日本でレビュー済み
吉田の証言、本に関する記事を朝日が全面撤回しましたね
スタート地点から無理があるし、単純な日本バッシングの手段でしかなかったわけです
それを今更になって 私はド素人でなにも知りません と宣言しながら、参戦してきた言語学者がいたものですわ

いや、本当に冒頭で慰安婦について何も調べたこともないし、完全な素人と自分で言っています。
だのに日本は慰安婦問題で反省せよと、一冊丸ごと主張しているわけですな
読んでいて矛盾やデタラメが多すぎることに、少し慰安婦をかじった人ならば気づくでしょう
日本人も売春婦として戦地にいたんですよ、朝鮮人だけじゃないんです
なんでそんなことさえ知らない、または誰も注意しなかったんですか

東条英機に対する部分は死者に対する侮辱ですな
よくもこれほど自分の祖国を 根拠もなしに貶めることができるものです

こんな学者が日本の第一線にいたわけですね、そりゃ赤く染まりもしますわ
だいぶ耄碌しているようですが、死んだ後は地獄に落ちますよ、このじいさん
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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