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甘いお酒でうがい 単行本 – 2015/12/18
川嶋佳子(シソンヌじろう)
(著)
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シソンヌじろう初の日記小説
この日記の書き手である「川嶋佳子」とは、シソンヌのじろうがコントで長年演じている40代独身女性。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られるシソンヌは、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しています。
<シソンヌじろう「あとがき」より>
コントのキャラクターであったはずの「川嶋佳子」は徐々に僕の精神と肉体を侵略し僕の体を利用して「川嶋佳子」でいようとしているような気さえする。
「川嶋佳子」のコントをやった日はひげが伸びないのである。
「川嶋佳子」はとにかくついていない。しかし彼女は自分の不運を客観的に見て、自分に舞い降りる不幸に意味を持たせることで日常を楽しんで生きている。その姿勢こそが僕がテーマに掲げていることであり、この日記に触れた方に伝えたいことなのである。
些細なことにいらいらして何になる。声を荒げて何になる。起きてしまったことはもうどうにもならないのだ。それが死という人生最大の悲しみであったとしても、それを引きずって何になる。ポジティブになりなさい、などとは言わない。しかしネガティブな自分を客観視し、ほんとついてないなぁ~、こんなに不幸が続くものかしらね~、と自分を嘲笑することはできると思う。
この日記の書き手である「川嶋佳子」とは、シソンヌのじろうがコントで長年演じている40代独身女性。
「芸人が最もライブを見に行くコンビ」と称され、じろうと長谷川忍の卓越した演技力で知られるシソンヌは、2014年『キングオブコント』優勝者。ネタ作成を担当するじろうは「稀代のコント職人」として各界から注目を集めており、俳優としても活躍中です。人間の日常と悲哀を題材にしたシソンヌのコントの代表的登場人物の一人が「川嶋佳子」。平凡な中年女性が517日間コツコツと綴った日記から漂うのは、誰でも覚えのある人生の物悲しさ。そして、その悲しさを「乗り越える」のではなく「付き合っていく」姿が、人生の小さなヒントを示しています。
<シソンヌじろう「あとがき」より>
コントのキャラクターであったはずの「川嶋佳子」は徐々に僕の精神と肉体を侵略し僕の体を利用して「川嶋佳子」でいようとしているような気さえする。
「川嶋佳子」のコントをやった日はひげが伸びないのである。
「川嶋佳子」はとにかくついていない。しかし彼女は自分の不運を客観的に見て、自分に舞い降りる不幸に意味を持たせることで日常を楽しんで生きている。その姿勢こそが僕がテーマに掲げていることであり、この日記に触れた方に伝えたいことなのである。
些細なことにいらいらして何になる。声を荒げて何になる。起きてしまったことはもうどうにもならないのだ。それが死という人生最大の悲しみであったとしても、それを引きずって何になる。ポジティブになりなさい、などとは言わない。しかしネガティブな自分を客観視し、ほんとついてないなぁ~、こんなに不幸が続くものかしらね~、と自分を嘲笑することはできると思う。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2015/12/18
- 寸法18 x 12.8 x 2.4 cm
- ISBN-10404731935X
- ISBN-13978-4047319356
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出版社より
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2015/12/18)
- 発売日 : 2015/12/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 404731935X
- ISBN-13 : 978-4047319356
- 寸法 : 18 x 12.8 x 2.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,831位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,954位文芸作品
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シソンヌじろうさんが大好きでこの本を購入しました、読んでるととても幸せな気持ちでいっぱいになりました、ほんわかしんみりで癒されます!
2022年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りて読み始め、手元に置いておきたくなり購入。一気に読むより少しずつ、ゆっくり読みたいと思いました。川島佳子さんが自分の中にすうっと入ってきて、ゆったりした気持ちになり、イライラやカリカリが収まりました。あとがきも素敵で、読み終わった後は一抹の寂しさと深い満足感を感じました。遠方の両親に会いに実家に帰りたいなぁとも…。
表紙が目に入ると気持ちが落ち着くので、日常の中でその辺に置いておきたくなる本です。
表紙が目に入ると気持ちが落ち着くので、日常の中でその辺に置いておきたくなる本です。
2023年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コントのキャラクター、佳子さんの日記が書籍化されているなんて驚きで興味本位で読んでみた
じろうさんの後書きも含めてなんだか温かい気持ちになった
演技をする人の想像力は細部まで解像度が高くて凄いなぁと感心させられた
じろうさんの後書きも含めてなんだか温かい気持ちになった
演技をする人の想像力は細部まで解像度が高くて凄いなぁと感心させられた
2021年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽く読め、しかも軽すぎない内容。心に残る、かつ、残りすぎない。ソロ活好き、ソリタリー増えてるようですが、そういう人達は特に、わかるー、と思える内容の気がします。
映画は観てませんが、その原作がシソンヌジロウさんと知りとても気になり、昨年秋に探したものの絶版状態。中古ショップに電話問い合わせやら、あらゆるサイトで検索するも、9000円近くの物、又は在庫なし。
図書館で借りて読みました。が、とても欲しくなり、度々サイトで探すも、最低で6千円代レベル。月日が流れ安くなる日を待つ覚悟でいたところ、、、重版!めでたしめでたしでした。
映画は観てませんが、その原作がシソンヌジロウさんと知りとても気になり、昨年秋に探したものの絶版状態。中古ショップに電話問い合わせやら、あらゆるサイトで検索するも、9000円近くの物、又は在庫なし。
図書館で借りて読みました。が、とても欲しくなり、度々サイトで探すも、最低で6千円代レベル。月日が流れ安くなる日を待つ覚悟でいたところ、、、重版!めでたしめでたしでした。
2021年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じろうさんの才能が光る作品!おすすめです
2021年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は完全にじろうさんが頭の中で演じていて、コントを見ているようでしたが、だんだん完全にひとりの人格ができてきて、なんともうまく表現できないけれどハマった。短文日記がずっと続くのかと思いきや、そうなのだけれど、しっかりドラマになっていた。すばらしい。元々ファンですが、さらに才能に惚れました。
2021年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
じろうさん作ということで、くすっと笑えるところもたくさんあるが、主人公に心をよせると悲しい気持ちになったり、寂しくもあり、一緒に喜べたり、最後まで感情が忙しかったです。
あっという間に楽しく読めました。
あっという間に楽しく読めました。
2017年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シソンヌに興味があり購入しましたが、読んでいません。
新宿界隈のパチスロ屋に行った方がシソンヌの二郎さん好きにはたまらないでしょう。
新宿界隈のパチスロ屋に行った方がシソンヌの二郎さん好きにはたまらないでしょう。