たまたま縁あって西村京太郎を10年ぶりくらいに読んだけど、事件から能登半島(キリコ)につなげていく展開が滅茶苦茶。それになんで能登半島の中でも宇出津なのか?
もはや内容云々じゃなく「西村京太郎で移動の2時間を潰せる読みやすさ」とかそういう確固たるブランド力があるから読者は誰もきちんとしたプロットとかオチとかを望んではいないのだろうが。
かつて文芸誌が売れたのは鉄道での移動時間がえらく長かったから、という説があるのだが、西村京太郎こそまさに新幹線・飛行機移動時代が数十年に渡って必要としてきたエンターテイナーなのだろう。
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能登・キリコの唄 (カドカワ・エンタテインメント) 新書 – 2007/12/1
西村 京太郎
(著)
- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2007/12/1
- ISBN-104047881880
- ISBN-13978-4047881884
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2007/12/1)
- 発売日 : 2007/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 199ページ
- ISBN-10 : 4047881880
- ISBN-13 : 978-4047881884
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著者について
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1930年東京都生まれ。
都立電機工業学校卒業後、人事院に勤務。63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。78年にはトラベル・ミステリーブームの先駆けとなる『寝台特急殺人事件』を発表、ベストセラーに。2005年第8回日本ミステリー大賞を受賞。
十津川警部シリーズは現在も多くの読者の支持を得ており、現在著作は450冊を超える。