貞節な妻としてしか語られてこなかったペネロペイア
そのペネロペイアをアトウッドが料理したが・・・
『寝とる女』では巧く描けてた女の内面が
こちらでは反転軽率な本に成り下がってしまった。
アトウッドファンとしては書いてほしくなかったのが本音だ。
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ペネロピアド (新・世界の神話) 単行本 – 2005/12/1
神話シリーズ第一弾! 当代随一の女性作家が描くペネロペ版オデュッセイア
トロイの英雄オデュッセウスを待ち続けた、貞淑な妻ペネロペ。今初めて明かされる彼女の本心、そして殺された12人の女中たちの真実は??。ギリシア神話の主役ともいえるエピソードが、現代の息吹とともに蘇る!
トロイの英雄オデュッセウスを待ち続けた、貞淑な妻ペネロペ。今初めて明かされる彼女の本心、そして殺された12人の女中たちの真実は??。ギリシア神話の主役ともいえるエピソードが、現代の息吹とともに蘇る!
- 本の長さ227ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104047915092
- ISBN-13978-4047915091
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2005/12/1)
- 発売日 : 2005/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 227ページ
- ISBN-10 : 4047915092
- ISBN-13 : 978-4047915091
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,150,522位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年3月9日に日本でレビュー済み
英国Canongate社主催、角川書店提携「世界の神話」シリーズの一冊。
『侍女の物語』のマーガレット・アトウッドが女性(妻)の側から見たオデュッセイアを書いたということで、なんとなく予想はつきながらも期待していたのですが。
なんというか、お昼のワイドショーでやっている主婦の悩み相談を読まされたという気分。そういう意味では面白く読めるのですが、それだけ。
帰還したオデュッセウスに処刑された12人の侍女のコーラスや裁判仕立ての劇中劇を挟むなど、ストーリーテリングの工夫はこらされていますが、基本になる「真相」が良くも悪くもこちらの予想を裏切るものではないので、逆に上滑りな印象を受けました。
いかにも大急ぎの翻訳(人名の出典の不統一、一見意味不明な安易な邦題)ともども、良い材料が適当に料理されてしまったことが残念です。
『侍女の物語』のマーガレット・アトウッドが女性(妻)の側から見たオデュッセイアを書いたということで、なんとなく予想はつきながらも期待していたのですが。
なんというか、お昼のワイドショーでやっている主婦の悩み相談を読まされたという気分。そういう意味では面白く読めるのですが、それだけ。
帰還したオデュッセウスに処刑された12人の侍女のコーラスや裁判仕立ての劇中劇を挟むなど、ストーリーテリングの工夫はこらされていますが、基本になる「真相」が良くも悪くもこちらの予想を裏切るものではないので、逆に上滑りな印象を受けました。
いかにも大急ぎの翻訳(人名の出典の不統一、一見意味不明な安易な邦題)ともども、良い材料が適当に料理されてしまったことが残念です。