思っていた結末では決してありませんでした。
かと言って、望まない結末でも無い
主要登場人物がみんな幸せ、良かったね!な終わりが多い中、無理矢理にまとめた感が無く
すごく「これから」が気になる終わりです。
番外なんかをいっぱい読みたくなりました。後日談なエピソードが他にも出て欲しいですが、
自分で想像出来る結末はそれはそれで良い物だと思います。
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ゴールデンタイム (8) 冬の旅 (電撃文庫) 文庫 – 2014/3/8
万里と香子がまさかの別離!? そして万里の記憶にも変化が起こりつつあり――。香子の真の想いは? みんなの関係の行方は? 竹宮ゆゆこが贈る輝かしき青春ラブコメ、感動の完結巻!
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日2014/3/8
- 寸法10.7 x 2.2 x 15.3 cm
- ISBN-10404866414X
- ISBN-13978-4048664141
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014/3/8)
- 発売日 : 2014/3/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 404866414X
- ISBN-13 : 978-4048664141
- 寸法 : 10.7 x 2.2 x 15.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,177,266位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1978年生まれ、東京在住。PCゲーム会社退職後、フリー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 わたしたちの田村くん〈2〉 (ISBN-13: 978-4840231527 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
届いた袋から出すとき、その厚みから、「あれ?2冊?」と勘違いしちゃう程の厚み。
待たされた甲斐がありました。
いったい万里はどうなるのか?
やはりグダグダになる万里に、「うぜぇ」と思いながらも、頑張れとも思う中盤。
そして終盤、私は自分では察しが悪いとは思っていなかったのですが、勘違いしながら読んじゃったのが残念。
途中から何かがおかしいと思い読み直して、「ああ、そういうことか」と納得。
確かにキーワードはあったけど、挿絵が欲しかったなぁ。
大事な場面なので。
まぁ、アニメではそんな勘違いは間違いなくないですが。
そしてラストですが、もうちょっと、大学仲間の話があると良かったなぁ。
二次元くん、やなっさん、岡ちゃんと良い仲間のその後がもうちょっと見たかった。
ちょっと消化不良気味なので、☆4としました。
待たされた甲斐がありました。
いったい万里はどうなるのか?
やはりグダグダになる万里に、「うぜぇ」と思いながらも、頑張れとも思う中盤。
そして終盤、私は自分では察しが悪いとは思っていなかったのですが、勘違いしながら読んじゃったのが残念。
途中から何かがおかしいと思い読み直して、「ああ、そういうことか」と納得。
確かにキーワードはあったけど、挿絵が欲しかったなぁ。
大事な場面なので。
まぁ、アニメではそんな勘違いは間違いなくないですが。
そしてラストですが、もうちょっと、大学仲間の話があると良かったなぁ。
二次元くん、やなっさん、岡ちゃんと良い仲間のその後がもうちょっと見たかった。
ちょっと消化不良気味なので、☆4としました。
2014年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作や本シリーズを読んで、私は自分自身の大学時代を懐かしく、そして、少し甘酸っぱく思い出してしまいました。その意味で、本シリーズはとても印象深い作品でしたし、とても楽しむことができました。
しかし、下に書くような理由で、最終巻は読まず、結末は読者自身が想像したほうが良いのではないかと思いました。
以下はすべてネタバレです。注意してください。
万里は体中傷だらけになったり頭が変になったりすることによって想像を絶するほど傷つき苦しみました。万里は善良な人間であったにもかからわらず、作中人物の中でも万里だけが突出して大きな不条理に投げ込まれました。読者としては、その不条理に見合うだけの救済が万里にもたらされない限り納得がいかないと思います。
万里が香子と橋の上で再会するために、これまでのランニングがあった、この靴があった、あれがあった、それがあったということだとすると、因果をたどっていけば、つまるところ、万里が橋から落ちたのも再会のため、リンダと高校で出会ったのも再会のためとなってしまいます。これでは救済にも何の説明にもなりません。
万里と香子がカップルになったとしても、万里の体中についた傷跡が消えたり、再度頭が変になる可能性が無くなったりするわけではありません。リンダは「万里のことで苦悩したけれど、気になる男の子が現れたので、さっさとそちらに行くことにします」という言動をとってしまいます。それによって、結局のところ、その苦悩は、万里のものに比べて、大したものではなかったということが明らかになってしまいました。実際、万里と違ってリンダには何の身体的異常もないわけですし、それに、リンダは万里との関係を「一生モノ」とまで言っていたのにと思ってしまいます。結局、自分が万里に対してYESかNOかを言えなかったことだけが問題だったのでしょうか。
「あの時、私が遅れなければ・・・」という原罪のごとき罪の意識があるのであれば、その意識が解消されていくのであればどのように解消されていくのか、その意識を抱えたままであるのならその後どのように生きていくのか、それを、もっときちんと描いてほしかったと思います。最終的には、リンダは、万里と香子がくっつくのを見ていただけにすぎません。
万里の不条理があまりにも大きすぎるため、万里と香子がカップルになり、同時に、リンダと光央がカップルになるだろうというのでは、物語のバランスが悪すぎます。それでも万里は救済されているというのであれば、ある意味、そうなのでしょう。しかし、不条理の大きさに見合っているとは言い難いと思います。物語の結末としては万里の幸せだけに集中してほしかったと思います。リンダと光央がカップルになるかもしれないということは示唆しない方が良かったと思いますし、最低限、リンダが光央のところに駆けつけようとする場面は描くべきでは無かったと思います。物語上、万里とリンダの結末は、決して並列に扱われるべきではなかったと思います。
私はこの最終巻を読む前に、結末として、以下のような三つのものを想像していました。
一つ目は、万里とリンダがカップルになり、アニの結婚のことなど様々な秘密を抱えながら二人で生きていくというものです。この場合、万里に対するリンダの答えはNOだったのだけれど、さりとて嫌いというわけでもなく、また罪の意識もあるのでリンダの方から万里とカップルになろうとすると想像していました。そうなれば、万里の救済とリンダの贖罪が描かれることになると思います。
二つ目は、万里と香子がカップルになり、リンダは一人で生きていくことを選択するというものです。
三つめは、これは最悪な結末ですが、誰一人としてカップルにはなれず、皆、一人で生きていくというものです。
もちろん、読者の勝手な想像が良い意味で裏切られることになれば、それこそが作者の腕というものなのでしょうし、読者としても嬉しい限りです。しかし、ここに書いたような理由で、この最終巻は期待外れだったと言わざるを得ません。
私は、本シリーズをほとんどまとめ買いしてしまいました。まとめ買いなど数十年ぶりのことです。それだけ期待していました。このレビュー欄のどなたかも言っておられますが、最終巻の書き直しはないのでしょうかね・・・。
しかし、下に書くような理由で、最終巻は読まず、結末は読者自身が想像したほうが良いのではないかと思いました。
以下はすべてネタバレです。注意してください。
万里は体中傷だらけになったり頭が変になったりすることによって想像を絶するほど傷つき苦しみました。万里は善良な人間であったにもかからわらず、作中人物の中でも万里だけが突出して大きな不条理に投げ込まれました。読者としては、その不条理に見合うだけの救済が万里にもたらされない限り納得がいかないと思います。
万里が香子と橋の上で再会するために、これまでのランニングがあった、この靴があった、あれがあった、それがあったということだとすると、因果をたどっていけば、つまるところ、万里が橋から落ちたのも再会のため、リンダと高校で出会ったのも再会のためとなってしまいます。これでは救済にも何の説明にもなりません。
万里と香子がカップルになったとしても、万里の体中についた傷跡が消えたり、再度頭が変になる可能性が無くなったりするわけではありません。リンダは「万里のことで苦悩したけれど、気になる男の子が現れたので、さっさとそちらに行くことにします」という言動をとってしまいます。それによって、結局のところ、その苦悩は、万里のものに比べて、大したものではなかったということが明らかになってしまいました。実際、万里と違ってリンダには何の身体的異常もないわけですし、それに、リンダは万里との関係を「一生モノ」とまで言っていたのにと思ってしまいます。結局、自分が万里に対してYESかNOかを言えなかったことだけが問題だったのでしょうか。
「あの時、私が遅れなければ・・・」という原罪のごとき罪の意識があるのであれば、その意識が解消されていくのであればどのように解消されていくのか、その意識を抱えたままであるのならその後どのように生きていくのか、それを、もっときちんと描いてほしかったと思います。最終的には、リンダは、万里と香子がくっつくのを見ていただけにすぎません。
万里の不条理があまりにも大きすぎるため、万里と香子がカップルになり、同時に、リンダと光央がカップルになるだろうというのでは、物語のバランスが悪すぎます。それでも万里は救済されているというのであれば、ある意味、そうなのでしょう。しかし、不条理の大きさに見合っているとは言い難いと思います。物語の結末としては万里の幸せだけに集中してほしかったと思います。リンダと光央がカップルになるかもしれないということは示唆しない方が良かったと思いますし、最低限、リンダが光央のところに駆けつけようとする場面は描くべきでは無かったと思います。物語上、万里とリンダの結末は、決して並列に扱われるべきではなかったと思います。
私はこの最終巻を読む前に、結末として、以下のような三つのものを想像していました。
一つ目は、万里とリンダがカップルになり、アニの結婚のことなど様々な秘密を抱えながら二人で生きていくというものです。この場合、万里に対するリンダの答えはNOだったのだけれど、さりとて嫌いというわけでもなく、また罪の意識もあるのでリンダの方から万里とカップルになろうとすると想像していました。そうなれば、万里の救済とリンダの贖罪が描かれることになると思います。
二つ目は、万里と香子がカップルになり、リンダは一人で生きていくことを選択するというものです。
三つめは、これは最悪な結末ですが、誰一人としてカップルにはなれず、皆、一人で生きていくというものです。
もちろん、読者の勝手な想像が良い意味で裏切られることになれば、それこそが作者の腕というものなのでしょうし、読者としても嬉しい限りです。しかし、ここに書いたような理由で、この最終巻は期待外れだったと言わざるを得ません。
私は、本シリーズをほとんどまとめ買いしてしまいました。まとめ買いなど数十年ぶりのことです。それだけ期待していました。このレビュー欄のどなたかも言っておられますが、最終巻の書き直しはないのでしょうかね・・・。
2014年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価は分かれてたので心配になって買って読みましたが、ハッピーエンドで安心しました。
2014年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良作でも佳作でもない平凡な作品として終わったと思います。
記憶喪失とかの面倒な設定はなくても良かったかも、ですね、小道具にしかならなかった感じ。
二次元君はもっと出来る子だと思います、ポテンシャル引き出せなかったですね、残念です。
香子は可愛いですが、その愛には、説得力、欠けてしまいましたね、万里に質量がないせいで。残念です。
記憶喪失とかの面倒な設定はなくても良かったかも、ですね、小道具にしかならなかった感じ。
二次元君はもっと出来る子だと思います、ポテンシャル引き出せなかったですね、残念です。
香子は可愛いですが、その愛には、説得力、欠けてしまいましたね、万里に質量がないせいで。残念です。
2014年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
発売日に入手して兎も角読了しました。良かった点は兎も角ラストを除いて物凄く密度が濃い事、纏め切れるのかと心配した数々の伏線がきちんと纏められている事です。8巻がラストになると知った時に本が厚くなるだろうなと直ぐに思いましたが、予想通りでしたね。残念なのは終盤になって急に安直になった事、最後のつじつま合わせに失敗しているように感じる所、Happy End なのは良いのですが、盛り上がりに欠ける所でしょうか。アニメの放送スケジュールの影響かとも思いますが、それにしてはアニメには不向きな再会シーンですね。賛否分かれそうだなと言うのが個人的な評価です。ラストがすとんと受け入れられれば高い評価、ラストが腑に落ちなければ低い評価になりそうな気がします。後はこれから読んでみようと言う方には最初から一気に読む事をお勧めします。個人的にはラストのもやもやがあって星一つ削りました。アニメは後3話残っているのですが、きちんと終われるのかな…。
2014年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんていうかとりあえず残念ですね。
これ絶対アニメのせいでしょ?他の方もレビューで書いてますが終盤が本当に残念。
アニメの終わり時期に無理矢理合わせたようないきなりな終わらせ方。駆け足すぎて最後の方ついていけなかった。
リンダの最後のあれなんなの?適当すぎだろいくらなんでも・・
7巻、外伝とかまですごく毎回発売楽しみにして読んできたのに、どういうことなのこれ?
一応ハッピーエンドだけど、なんだろこれ。バクマンの終わり方に近いような、後日談とかほぼ皆無な感じでスパッと切られててすごく後味が悪い。
アニメやらなんやらの絡みでこんな形で締めるしかなかったのかもだけど、読者の気持ちを考えて欲しい。
一気にこの作品の質を下げてしまった最終巻だったなと思いました。
これ絶対アニメのせいでしょ?他の方もレビューで書いてますが終盤が本当に残念。
アニメの終わり時期に無理矢理合わせたようないきなりな終わらせ方。駆け足すぎて最後の方ついていけなかった。
リンダの最後のあれなんなの?適当すぎだろいくらなんでも・・
7巻、外伝とかまですごく毎回発売楽しみにして読んできたのに、どういうことなのこれ?
一応ハッピーエンドだけど、なんだろこれ。バクマンの終わり方に近いような、後日談とかほぼ皆無な感じでスパッと切られててすごく後味が悪い。
アニメやらなんやらの絡みでこんな形で締めるしかなかったのかもだけど、読者の気持ちを考えて欲しい。
一気にこの作品の質を下げてしまった最終巻だったなと思いました。
2014年3月14日に日本でレビュー済み
成長というか、成熟の物語でしょうか。
不条理のもたらす混乱と未来への不安。
一度は、その絶望的不安に打ちのめされる香子。
しかし・・・。
圧巻のヒロインである。
完璧な服装、完璧な表情、完璧なシナリオを好んできた少女が、
あまりに不完全な恋人を抱きしめ、その欠落も丸ごと含めて「だーいすき。」という。
一点の曇りもない圧倒的な恋心を感じる一幕である。
さて、歳をとるとなかなか恋愛はできないものである。
結婚への前提が占める比重は、日毎に増える一方で、その後では、
倫理的に(時に金銭的に)問題になってしまう。
ゴールデンタイムという題名には、そういう点も込められているのではないか。
「今のうちにしっかり恋愛しときなさいよ」と。
「今しかできないんだよ」と。
全巻、ヒロインのさまざまな魅力を表紙に書き続けた駒都先生にも拍手を贈りたい、いや、贈らせて下さい。
とりわけ8巻は、情念さえ感じる凄まじさである。
私は、両先生にYESである。
(多少、一巻の頃よく言われた電撃か?的なことを感じましたが、
やはり若い人に読んで欲しい作品です。)
不条理のもたらす混乱と未来への不安。
一度は、その絶望的不安に打ちのめされる香子。
しかし・・・。
圧巻のヒロインである。
完璧な服装、完璧な表情、完璧なシナリオを好んできた少女が、
あまりに不完全な恋人を抱きしめ、その欠落も丸ごと含めて「だーいすき。」という。
一点の曇りもない圧倒的な恋心を感じる一幕である。
さて、歳をとるとなかなか恋愛はできないものである。
結婚への前提が占める比重は、日毎に増える一方で、その後では、
倫理的に(時に金銭的に)問題になってしまう。
ゴールデンタイムという題名には、そういう点も込められているのではないか。
「今のうちにしっかり恋愛しときなさいよ」と。
「今しかできないんだよ」と。
全巻、ヒロインのさまざまな魅力を表紙に書き続けた駒都先生にも拍手を贈りたい、いや、贈らせて下さい。
とりわけ8巻は、情念さえ感じる凄まじさである。
私は、両先生にYESである。
(多少、一巻の頃よく言われた電撃か?的なことを感じましたが、
やはり若い人に読んで欲しい作品です。)