今巻は星弓家長女彩美のお話で過去と現在が入り混じった構成となっています。
なんかシリーズ的には番外編みたいな雰囲気のストーリー展開ですね。
本編のストーリーはシリアスですが、小さくなった彩美に対する次女七美、母香奈子の態度や、最後のオチなんかは自分好みのギャグですね。
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世界平和は一家団欒のあとに 4 (電撃文庫 は 9-4) 文庫 – 2008/4/1
ディア・マイ・リトルリトル・シスター
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2008/4/1
- ISBN-104048670220
- ISBN-13978-4048670227
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2008/4/1)
- 発売日 : 2008/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 304ページ
- ISBN-10 : 4048670220
- ISBN-13 : 978-4048670227
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,285,633位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年5月18日に日本でレビュー済み
シリーズ第四作。
やられた。
正直、この作品は既存の「いいとこどり」をアッブテンポな筆力と魂込められたセリフ力で魅せる物語だと思っていたのだか、今作に置いては正直、ツボをおされてしまった。
ライトノベルを小学生から社会人になっても読む君へ、
これは卒業証書であるとともにラブレターだ。
今作に置いてフューチャーされるは前作までどこかカヤの外であった「唯一の二十代」、彩美。
世界平和をしつづける一家に置いて、彼女にドラマが無かったはずはないのだ。無器用な恋愛にボーイミーツガール。
主人公に重ね合わせて読むかた、自分の年を考慮して読むべし。
「現役バリバリ」対「そんな時もあったなぁ」の、紙一重の一瞬を最高の純度で削ってくれる、「かつて世界を救った貴方」へ向ける一冊です。
やられた。
正直、この作品は既存の「いいとこどり」をアッブテンポな筆力と魂込められたセリフ力で魅せる物語だと思っていたのだか、今作に置いては正直、ツボをおされてしまった。
ライトノベルを小学生から社会人になっても読む君へ、
これは卒業証書であるとともにラブレターだ。
今作に置いてフューチャーされるは前作までどこかカヤの外であった「唯一の二十代」、彩美。
世界平和をしつづける一家に置いて、彼女にドラマが無かったはずはないのだ。無器用な恋愛にボーイミーツガール。
主人公に重ね合わせて読むかた、自分の年を考慮して読むべし。
「現役バリバリ」対「そんな時もあったなぁ」の、紙一重の一瞬を最高の純度で削ってくれる、「かつて世界を救った貴方」へ向ける一冊です。
2008年4月12日に日本でレビュー済み
家族全員不思議なチカラを持ち、なぜか世界を巡る危機に巻き込まれ、それを解決しなければならない星弓一家。今までの巻に登場しているもの次女や四女、父といった強烈なキャラに隠れがち、というか家にいない(?)長女、星弓彩美についてめぐる話。
魔法を操る彩美は運び屋をしている。酒癖が悪い彼女がいつものごとく二日酔いのある日、なぜか十歳ほどの子供の姿になっていた。普段クールな彼女とのギャップに母や七美は沸き立つ。魔法を使う母はほっとけば戻ると楽観的だったが、次の日には更に幼い姿に。しかも記憶が混乱しており、柚島を「ママ」と呼ぶ始末。
危機感を抱いた軋人は原因を探り、元に戻すべく柚島と美智乃との協力を得ながら調査を開始。心当たりは姿が変わった日より一週間前から彩美の様子がおかしかったこと。調べていくうちにかつて、彩美が関わった世界の危機に関係があるらしいことが分かるが――彼女の身に一体何が!? そして彼女が関わった世界の危機の真相とは?!
四巻ですが今までのと書き方が少し違います。今まで主人公である軋人の視点で物語進行してきました。が、今回は軋人視点のものと別の人の視点のものが交互になるように進みます。別の人の視点は過去のもので、当時彩美が関わった世界の危機が描かれています。読者は現在の軋人視点と別の人の視点の両方を知ることで、過去に何が起こったのか、そして彩美はなぜ幼い姿になったのかがだんだん分かるという構成。
過去の話がはいることもあってか、テンションは今までに比べてやや低め。ですが相変わらずさくさく読め、楽しめます。本当に家族というか姉弟を主にしており、読んでいて思わず「ああ、いいな」と感じる場面も多々。まあ、命がけの生活はちょっと遠慮しますが。
小説の内容に直接関係しませんが、個人的に気になったのは、登場人物紹介や本文のルビのミスが……何があったのだろう?
魔法を操る彩美は運び屋をしている。酒癖が悪い彼女がいつものごとく二日酔いのある日、なぜか十歳ほどの子供の姿になっていた。普段クールな彼女とのギャップに母や七美は沸き立つ。魔法を使う母はほっとけば戻ると楽観的だったが、次の日には更に幼い姿に。しかも記憶が混乱しており、柚島を「ママ」と呼ぶ始末。
危機感を抱いた軋人は原因を探り、元に戻すべく柚島と美智乃との協力を得ながら調査を開始。心当たりは姿が変わった日より一週間前から彩美の様子がおかしかったこと。調べていくうちにかつて、彩美が関わった世界の危機に関係があるらしいことが分かるが――彼女の身に一体何が!? そして彼女が関わった世界の危機の真相とは?!
四巻ですが今までのと書き方が少し違います。今まで主人公である軋人の視点で物語進行してきました。が、今回は軋人視点のものと別の人の視点のものが交互になるように進みます。別の人の視点は過去のもので、当時彩美が関わった世界の危機が描かれています。読者は現在の軋人視点と別の人の視点の両方を知ることで、過去に何が起こったのか、そして彩美はなぜ幼い姿になったのかがだんだん分かるという構成。
過去の話がはいることもあってか、テンションは今までに比べてやや低め。ですが相変わらずさくさく読め、楽しめます。本当に家族というか姉弟を主にしており、読んでいて思わず「ああ、いいな」と感じる場面も多々。まあ、命がけの生活はちょっと遠慮しますが。
小説の内容に直接関係しませんが、個人的に気になったのは、登場人物紹介や本文のルビのミスが……何があったのだろう?
2008年4月11日に日本でレビュー済み
約半年というラノベにおいては長めな期間を開けて刊行された世界平和は〜の4巻です。今回は長女である彩美を中心とした「姉弟」の話。四捨五入切り上げれば30歳、クールビューティーで何でもそつなくこなしくせに不器用で、酒癖の悪い職業運び屋の星弓家の長女、彩美がある日突然10代前半の少女になってしまう…というのが大方のあらすじです。また本書では初めて「軋人」以外の語り部が登場し、彩美の過去も暴かれます。作風としては伊坂幸太郎さんの「アヒルと鴨のコインロッカー」みたいな感じです(あちらの方が何枚も上手ですが)。それでいてラブコメ&臭い台詞はいまだ健在。作者のこれからに期待のできる作品です