神様たちの世界ハテシナからやってきた破天荒なハテビト神一郎と美琴のコンビが敵対する
ハテビト相手に大暴れのシリーズ第二巻
既に刊行されて5年近く経つ作品なのでストーリー紹介などは割愛させていただきます
というか基本的なストーリーの流れというのが前巻とほぼ同じで
神一郎と美琴が不明瞭な依頼を受ける→そこに藤堂家の二人が巻き込まれてしまう
→敵のハテビト(今回もチャラ男と幼女)が登場するが彼ら自身もやはり行動する真の目的を知らない
→前巻にも出てきた吸血鬼コンビが登場して周慈を攫うが伯爵の持病が出てあっさり退場
→敵のハテビトとの決戦、しかしそこへ隠された真の目的を知る黒幕のハテビトの手が…
なんだか一冊まるまる重箱しちゃってるような印象を受けました。もちろんディティールの部分では
春菜が神一郎にデレデレになってしまったり、美琴の素性やその裏に見え隠れするハテシナ内部での
権力に絡む暗闘など作品世界が更に広がりそうな展開が描かれています。ギャグの切れも相変わらずで
神一郎と美琴のやりたい放題な部分は多少抑え目ですがパロネタに頼らないボケとツッコミで勝負する
ギャグパートは前巻からキレを失っていません
しかし表紙は今回もサブキャラである敵ハテビトの幼女ですし、ネタバレぎみの巻頭カラー絵も相変わらず
前巻が楽しめた人なら十分楽しめるのではないかと思います
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藤堂家はカミガカリ2 (電撃文庫 た 21-2) 文庫 – 2008/5/10
藤堂家で平穏に暮らし始めた神一郎と美琴の前に、怪しい男が現れた。 この男── 外見がアフロ頭にサングラス、そしてダンスが得意という変なヤツ。 しかもこの男が持つイルフィニ “ウチデノコヅチ” の能力も一風変わったもので……。 今回、それを使ってとんでもない事になってしまうのはなんと…… 藤堂家の春菜!? そんな藤堂家の騒動をよそに、ハテシナからは新たな刺客の2人組── ナンパ男とツンツン幼女も現れ、そこに吸血鬼のおバカ娘も加わりドタバタ騒ぎが始まっていくが……。
ギャグあり、涙ありの脱力系ほんわかストーリーは、前巻にも増して健在です!
ギャグあり、涙ありの脱力系ほんわかストーリーは、前巻にも増して健在です!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2008/5/10
- ISBN-104048670646
- ISBN-13978-4048670647
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス; 初版 (2008/5/10)
- 発売日 : 2008/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4048670646
- ISBN-13 : 978-4048670647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,029,780位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年5月10日に日本でレビュー済み
人間界に常駐勤務となったタケシロこと建代神一郎とアマギリこと天霧美琴。二人は相変わらずな生活を藤堂家で過ごしていた。ある日、伝令役を担うカラスことカラ助からとあるハテビトをかくまって欲しいと頼まれる。ホウジというアフロのハテビトは誰かに狙われているが、その心当たりは無いという。しかもホウジの特殊なイルフィニの所為で春奈に影響が。春菜を元に戻すには日数が必要らしく――
そんな時でもホウジを狙い、ハテシナから刺客はやってくる。薙刀を使うナンパ男、ゲンジに十二単で銃を扱う幼い少女、アオイの二人組。ホウジとホウジのイルフィニを守る為、同じ勢力内で敵対することになった神一郎と美琴。武器はやはり刀とモップ。相手も命令をうけただけで、なぜホウジを狙わなければいけないか理由を知らないという。しかも神一郎、アオイ、ゲンジの三人の前で周慈をエミュレットがさらい、事態はさらにややこしくなり――
新キャラや新キャラのハテビトが持つイルフィニなどの設定にこだわりを感じます。前の巻で武器としては役立ってたもの、他のでも良かったのではと思った美琴のモップも役に立ちましたし。
春菜と周慈らとの関係についても変化を予感させたり、美琴の過去やハテシナの犯罪組織の存在が明かされたりとこれからの物語に関わることがでてきます。しかし今回、護衛を頼まれる二人→しかし相手が対象を狙う理由は謎→真の敵登場で前半戦った相手と共同戦線といった感じで大きな流れは前回と同じでした。相変わらず読みやすいですし、面白いのですが「また?」といった印象があります。続刊は物語の流れに変化をつけてほしいです。
そんな時でもホウジを狙い、ハテシナから刺客はやってくる。薙刀を使うナンパ男、ゲンジに十二単で銃を扱う幼い少女、アオイの二人組。ホウジとホウジのイルフィニを守る為、同じ勢力内で敵対することになった神一郎と美琴。武器はやはり刀とモップ。相手も命令をうけただけで、なぜホウジを狙わなければいけないか理由を知らないという。しかも神一郎、アオイ、ゲンジの三人の前で周慈をエミュレットがさらい、事態はさらにややこしくなり――
新キャラや新キャラのハテビトが持つイルフィニなどの設定にこだわりを感じます。前の巻で武器としては役立ってたもの、他のでも良かったのではと思った美琴のモップも役に立ちましたし。
春菜と周慈らとの関係についても変化を予感させたり、美琴の過去やハテシナの犯罪組織の存在が明かされたりとこれからの物語に関わることがでてきます。しかし今回、護衛を頼まれる二人→しかし相手が対象を狙う理由は謎→真の敵登場で前半戦った相手と共同戦線といった感じで大きな流れは前回と同じでした。相変わらず読みやすいですし、面白いのですが「また?」といった印象があります。続刊は物語の流れに変化をつけてほしいです。