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きみと歩くひだまりを3 (電撃文庫 し 7-18) 文庫 – 2008/10/10
きみと歩くひだまりを〈3〉 (電撃文庫)
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2008/10/10
- ISBN-104048672762
- ISBN-13978-4048672764
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2008/10/10)
- 発売日 : 2008/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 344ページ
- ISBN-10 : 4048672762
- ISBN-13 : 978-4048672764
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月28日に日本でレビュー済み
荒涼とした破滅的世界観で繰り広げられる親愛とバトルの物語も、本巻でまさかの美月の妹【ミチル】と幼馴染み【レイ】の登場で、美月の過去をいろいろと知らしめることになった。美月に妹がいたのは少々驚きだが、これからどのように関わってくるのか楽しみである。そしてレイの、まさに命を賭けた、ある意味活躍ともいえる振る舞いが、この姉妹の新たな未来を切り開いたとも言えよう。今後は妖獣騎士からの攻撃も懸念され、星也がどういう形で本当の強さ”鬼”を顕現させていくのかも楽しみになってきた。というのも、あれだけ無敵に思われてきた美月を遥かに凌駕する猛者が本巻では多数登場し、美月が可哀そうになるくらい絶体絶命のピンチを目の当たりにした星也の、強くなりたいという欲求が、美月と肩を並べるためではなく、美月を守るために変わってきているからである。自分のためではなく相棒のため。ここでの相棒とは、あくまでも妖獣退治での相棒が(現時点では)大半を占めているが、半ば無意識に恋愛対象としての相棒というのが僅かばかり垣間見える。レイに対するモヤモヤした気持ちが嫉妬だと気付かないくらいだからまだまだではあるが。とは言うものの、レイが現れたことで南からライバル登場とからかわれたり、いろいろな場面での美月と星也の言動から本当に大事な相棒同士だとレイから言われたりして、2人のパートナーシップはかなり強固になりつつある。美月が体を張って、重傷まで負いながら星也を助けたシーンは、第1巻からすれば大きな進歩と言える。それだけに最後の最後でとっても良い雰囲気になりながら、あの引きが来てしまうのは何とも切なく哀しい気分になる。確かに魔法バンバン使ってたからヤバいな、とは思っていたが・・・。続きが気になって仕方がない。何げに星也を想っているフシのある愛原皐月の動向も同じく気になる。う〜ん、ひなたの出る幕がどんどん無くなっていく気がする。それにしても今回の、というか巻を増す毎に星也が男らしくなっていくなぁ。