最初は、どーせ「脳科学と笑いを関連させた本書いたら売れますよ!」とか出版社にそそのかされて、良く調べもしないで書いたんでしょって思いながら読んでました。
でも、それは大間違いでした。
彼の笑いに対する情熱は本物です。
ベースになっているのは、小学生の時に落語に通いつめていた経験と、英国にいた時にブリティッシュコメディにハマった経験のようです。
笑いに関して、色々視点や、パラダイムを豊富に提示している所をみて、「ホントに茂木さんは笑いについて昔から良く考えていたんだなー」と思いました。
笑いと関連した本や映画などの引用も多いので、色々と参考になると思います。
¥817¥817 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月23日-25日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥817¥817 税込
ポイント: 8pt
(1%)
配送料 ¥480 6月23日-25日にお届け
発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月13日-15日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月13日-15日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
笑う脳 (アスキー新書) (アスキー新書 117) 新書 – 2009/8/7
茂木 健一郎
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥817","priceAmount":817.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"817","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5ozPIT40aUBrYPdb%2FkdHt2Y9dOYbT6uVFHlj83SB8RMUX%2BE%2FpHRxpIzfkQmLcm%2BDPgQ8qPC57HxJfPhkslbOdeJmO2C6dOkLpMXvrrHgi9Kexi%2FVEPc2HRfaayyO57lDN1nKAuiR8y5D73qeEe1bIc1DDolNXD7o6HNlxuJcRkB6nnRtMIUg7g%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"5ozPIT40aUBrYPdb%2FkdHt2Y9dOYbT6uVSwW4koKUspM%2BXRmW1atmLfj%2FZzrJeJj%2BVEl1O8UfesJHcgoA7Se0hvGU7HUxWnetHh7mGyYqzhZBYbmMhf2fKV9yyL6hxe5PrpUZ0UUiwE%2B4gehsPy%2BD66OoiFe%2B19%2FwT3aLDgUM%2FXNRU6Xz%2FpEwpg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
「笑い」の探求は、肥大化した脳を持つ人間の探求でもある。古典落語やイギリスコメディなどの「コメディ批評」や、笑いのプロットを作るクリエイター諸氏との特別対談、脳科学者の知見から「脳と笑い」を語る。
- ISBN-10404867725X
- ISBN-13978-4048677257
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/8/7
- 言語日本語
- 寸法11 x 1.1 x 17.3 cm
- 本の長さ224ページ
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了、理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。『脳と仮想』(新潮社)で第四回小林秀雄賞、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第十二回桑原武夫学芸賞を受賞。ほか著書多数。
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/8/7)
- 発売日 : 2009/8/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 404867725X
- ISBN-13 : 978-4048677257
- 寸法 : 11 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 443,476位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,050位角川新書
- - 6,462位実用・暮らし・スポーツ
- - 123,844位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1962年、東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、慶應義塾大学特別研究教授。東京大学理学部、法学部卒業後、 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年、『脳と仮 想』で、第4回小林秀雄賞を受賞。2009年、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 15歳の寺子屋 ひとり遊びのススメ (ISBN-13: 978-4062162678 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
6グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年8月13日に日本でレビュー済み
お盆である。
書名に誘われて、休み中に読もう、
と、気楽な気持ちで手にとったのだが、
思いのほか「ズシっ」ときた。
その主たる理由が、筆者と内田樹さんとの対談である。
テーマ(の一つ)は、昨今、テレビ界を席巻するお笑い番組である。
そこで述べられているのは、
じつは、お茶の間の人たちは、
番組の中で繰り広げられる大物芸人と”ひな壇”芸人との
何気ない笑いのキャッチボールを見ながら、
芸人の上下関係や序列に接し、
また、そこで生まれた笑いによって、
その権力構造が、一瞬にして転倒する場面に立ち会うという
一種の「政治」的な劇場空間を楽しんでいるというのである。
確かに、さんまや紳介が若手芸人から思わぬ反撃にあったり、
つまらない芸人がひどい仕打ちに会うと、妙に爽快な気持ちになる。
かつて、政治のお笑い化(喜劇化)について
論じられることはあったが、
こうした「お笑い」に潜む、
政治性や権力について言及されたことは、
これまでなかったのではないだろうか。
考えてみると、元お笑い芸人の東国原知事も、
国政に打って出ようとした途端、
お茶の間的には笑えなくなって、バッシングにあった。
本書を読み進めていくと、
日本人にとって、あるいは人類にとって
「笑い」が、大きな判断を伴う
営為であるというのがわかる。
書名に誘われて、休み中に読もう、
と、気楽な気持ちで手にとったのだが、
思いのほか「ズシっ」ときた。
その主たる理由が、筆者と内田樹さんとの対談である。
テーマ(の一つ)は、昨今、テレビ界を席巻するお笑い番組である。
そこで述べられているのは、
じつは、お茶の間の人たちは、
番組の中で繰り広げられる大物芸人と”ひな壇”芸人との
何気ない笑いのキャッチボールを見ながら、
芸人の上下関係や序列に接し、
また、そこで生まれた笑いによって、
その権力構造が、一瞬にして転倒する場面に立ち会うという
一種の「政治」的な劇場空間を楽しんでいるというのである。
確かに、さんまや紳介が若手芸人から思わぬ反撃にあったり、
つまらない芸人がひどい仕打ちに会うと、妙に爽快な気持ちになる。
かつて、政治のお笑い化(喜劇化)について
論じられることはあったが、
こうした「お笑い」に潜む、
政治性や権力について言及されたことは、
これまでなかったのではないだろうか。
考えてみると、元お笑い芸人の東国原知事も、
国政に打って出ようとした途端、
お茶の間的には笑えなくなって、バッシングにあった。
本書を読み進めていくと、
日本人にとって、あるいは人類にとって
「笑い」が、大きな判断を伴う
営為であるというのがわかる。
2009年10月6日に日本でレビュー済み
「地球上で笑うことができるのは、人間だけである。」から始まり、
笑いに関して考察する本。
他人にくすぐられると笑うが、自分でくすぐっても笑えないのは、
体性感覚野の活動がキャンセルされるから、といった脳科学の話もある。
しかし、笑いは、闘争本能を解毒するためにあるのではないか、とか、
エロスと笑いは、対極的な位置にある、といった人類学的な考察が多い。
途中、春風亭昇太氏や、内田樹氏らとの対談が加わり、軽い感覚の
仕上がりで、読みやすくなっている。
「笑い」に焦点を持って来たことが新しく、茂木健一郎ファン必読、
ファンでない人も、楽しめる本である。
笑いに関して考察する本。
他人にくすぐられると笑うが、自分でくすぐっても笑えないのは、
体性感覚野の活動がキャンセルされるから、といった脳科学の話もある。
しかし、笑いは、闘争本能を解毒するためにあるのではないか、とか、
エロスと笑いは、対極的な位置にある、といった人類学的な考察が多い。
途中、春風亭昇太氏や、内田樹氏らとの対談が加わり、軽い感覚の
仕上がりで、読みやすくなっている。
「笑い」に焦点を持って来たことが新しく、茂木健一郎ファン必読、
ファンでない人も、楽しめる本である。
2009年8月24日に日本でレビュー済み
本書のタイトルは「笑う脳」であるが、“脳”でなく“能”といった感じがした。「なぜかわからないが、笑っちゃうことができる人間の能力」についての考察で、脳科学的な分析というより、ニーチェの引用が多用されているように哲学的な考察に満ちている。まじめな笑い論で、なっとくできるところが多い。
「脳が笑いを浴するのは、緊張や不安を解いて脳内のバランスを保つため」とあるが、確かに疲れているときほど疲れを癒すため、つまんないことで笑ってしまう。
社会的にも緊張を強いられているいまの日本だからこそ、笑いがはやっているというのはするどい。松本人志やビートたけし論もおもしろい。
だが、いまのテレビのバラエティーの笑いがそんなにおもしろいとは思えない。だから、より本格的な落語が注目されているのかもしれない。
大きな笑うべき対象に対峙したときこそ、大きな飛躍があるのだろうから。
「脳が笑いを浴するのは、緊張や不安を解いて脳内のバランスを保つため」とあるが、確かに疲れているときほど疲れを癒すため、つまんないことで笑ってしまう。
社会的にも緊張を強いられているいまの日本だからこそ、笑いがはやっているというのはするどい。松本人志やビートたけし論もおもしろい。
だが、いまのテレビのバラエティーの笑いがそんなにおもしろいとは思えない。だから、より本格的な落語が注目されているのかもしれない。
大きな笑うべき対象に対峙したときこそ、大きな飛躍があるのだろうから。