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オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション(アスキー新書) 新書 – 2009/2/11
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- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/2/11
- ISBN-104048677462
- ISBN-13978-4048677462
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/2/11)
- 発売日 : 2009/2/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4048677462
- ISBN-13 : 978-4048677462
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,050,392位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 450位アメリカのエリアスタディ
- - 957位政治史・比較政治
- - 2,013位角川新書
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著者について
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本田 哲也 Tetsuya Honda 株式会社本田事務所 代表取締役/PRストラテジスト
「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」にPRWEEK誌によって選出された日本を代表するPR専門家。世界的なアワード『PRWeek Awards 2015』にて「PR Professional of the Year」を受賞している。
セガの海外事業部を経て、1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードの日本法人に入社。2006年、スピンオフのかたちでブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。2009年に「戦略PR」(アスキー新書)を上梓し、マーケティング業界にPRブームを巻き起こす。P&G、花王、ユニリーバ、アディダス、サントリー、トヨタ、資生堂など国内外の企業との実績多数。2019年より、株式会社本田事務所としての活動を開始。
著書に「その1人が30万人を動かす!」(東洋経済新報社)、「ソーシャルインフルエンス」(アスキーメディアワークス)、「最新 戦略PR 入門編、実践編」(KADOKAWA)、「広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。」、「戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。
外務省のアドバイザーやJリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務めている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・なんでこんなにオバマが騒がれているのか知りたい人
・アメリカの選挙戦の仕組みについて軽く勉強したい人
オバマの就任演説を生放送で見ましたが、観衆の規模が半端なかったです。
「なんでこれほどまでに注目を浴びているのだろう・・黒人だからだろうか・・。」
と、その時はオバマに対してそんな程度の印象しか持っていませんでした。
そこでこの本のタイトルをどこかで見かけ、
「え、カラクリなんてあったの!?どんなもんじゃい。」
と興味を持ったのがきっかけです。
いやぁ、勉強になりました。
アメリカの未来に、希望を抱きたくなりました。
初めて、政治を応援したい気持ちになりました。
今後のオバマの行動には注目しておきたいと思います。
しかし日本は「アメリカの犬」とよく言われてますが、オバマが大統領になったからには
思う存分彼を見習って真似てほしいものです。
そういえば去年、木村拓哉がひょんなことから首相に任命されちゃう『CHANGE』という
ドラマがありましたよね。
オバマと共通するところが多くて、なんだか偶然とは思えないですな。
ちなみにこの本、オバマの演説が3つ全文収録されてます(英日対訳):
・2004年民主党大会基調講演 全文 The Audacity of Hope
・2008年大統領選勝利演説 全文 Change Has Come to America
・2009年大統領就任演説 全文 Barack Obama's Inaugural Address
これは保存モノですよ。
わかりやすいです。
しかし・・・
サブタイトルにある「戦略コミュニケーション」っていう言葉に、
(R)がついている・・・
なんとまあ、一体全体、どこが(R)とったのだろう(著者の会社でしょうか?)
こんな一般的に聞こえる言葉に。
(きっと、色々と意味をこめているのでしょうが、なんと嘆かわしい)
そこが、妙にひっかかり星2つです。
内容的に、コミュニケーションン戦略の一般的な参考になる箇所は多くある。途中のコラムにある「小泉流メッセージ力学の本流」は、小泉現象をメッセージという視点で解説していた面白い内容だし、第5章の「戦略コミュニケーションの発想」は、社内・社外を問わず、メッセージをより多くの相手に、またはより効果的に伝えたいと願う人には意義がある内容だと思う。実際、「自分が発信したものではなく、相手に伝わったものがメッセージである」などの基本だが忘れられがちな内容には、誰もが反省させられるものと思う。
しかし、全239ページ中、オバマのコミュニケーションの内容等に割かれているのは全体の約4分の1の61ページでしかなく、そこで解説されているオバマの選挙活動の内容も、たいていは一般的に公開されている内容であり、「オバマ・モバイル」という住所録をアドレスでソートできるソフトや、オバマ・ドットコムでのSMO(Social Media Optimization)も、初めて聞く人には新鮮かもしれないが、既にインターネット・マーケティングという観点からアメリカ大統領選を見てきた人には、決して目新しくはない。
というわけで、コミュニケーションやインターネット・マーケティング初心者向けのの、あまり深くないケーススタディとしては価値があるが、オバマの戦術を詳しく述べた本ではない(タイトルと中身が不一致?)という理由で、星は3つのみだが、巻末のオバマのスピーチの対訳は保存版なので、特別に4つ星。
著者も本の中で言っているが、本書は、あらゆるビジネスパーソンに役立つスキルが得られる、ヒントに富んだ本だと思う。
さらには、ビジネスだけでなく、世界を股に活動するあらゆる日本人、そして特に日本の外交政策にかかわる人たち(外交官や政治家)らに読んでもらいたい。
今、日本で「コミュニケーションが力(ちから)」だと認識している人がどれくらいいるだろうか。
日本と異なり、山本七平が言うような「空気」を共有できていないアメリカでは、人間相互の意識の確認がたえず求められ、自己の生存や成功に直結する。その訓練は初等教育から始まり、日々の生活環境の中で、自然とコミュニケーションの力を意識せざるを得ない環境が続く。その中で、最も切磋琢磨されたコミュニケーション技術の頂点にアメリカ大統領選挙のコミュニケーションがあるのだろう。
著者は、その最も洗練され、力としても意識して活用されているアメリカのコミュニケーションが、オバマをきっかけに、「説得」から「共感」のコミュニケーションに舵を切ったという。これは日本にとっても脅威だと思う。本当にアメリカ人自身が「共感」のコミュニケーションの重要性にまで気付いたかは疑問だが、これだけブームになったオバマ現象が、従来型のレトリックを基本とした「説得のコミュニケーション」だけで説明できないことも確かだろう。
これからますます地球が小さくなる中、相手がコミュニケーション力で「武装」してくる中で、我々日本人がその力の有効性に気付かぬままグローバルに活動領域を広げるのは、あまりにナイーブで危険だ。(もちろん発言がブレブレな首相や泥酔大臣などは、次元が低すぎて話にもならない。)
「コミュニケーションは人を動かす力」、それを日々「意識」する重要性に気付けただけでも開眼ものの書だ。
オバマのコミュニケーションは
土俵の違うところで行われていたんですね。
オバマのスピーチの特徴は説得型というよりコミュニケーション型というべきで、共感を呼び込むスタイルはアメリカでは従来例が無く、むしろ日本的である。もちろんただ優しいだけではなくて、自己の弱点を武器にシフトさせる緻密な計算がある。24時間、2年間に渡ってそれをアクティブに維持し続けたのは、著者たち腕利きの選挙コンサルであるとする。
若干宣伝臭いが、事象化による意味づけ、小泉手法との違い解説まで、非常にお得な一冊だ。マーケティングにも役立つ面があるだろう。