達成
オルバが物語当初から抱いていた一つの目的を達成します。また彼のことを気にかけていたビリーナ王女もまた,彼との関係で一つの目的(?)を達成することができました。
けれども長く続かないのですが。
別れ
う〜〜〜ん。この展開は予想していませんでした。まさかオルバがビリーナ王女と別れることになるとは。
この先どのような形で二人は再会するのだろうと興味は尽きません。
旅立ち
「メフィウスの龍皇」と呼ばれることになるオルバなので,てっきりこの先もメフィウス国内で己の地歩を固めていくのだろうと思っていたのですが。う〜〜〜ん。ここでも予想は外れました。
この先オルバはどうやってメフィウス王となるのか。
物語全体でも一区切りがついた今回でしたが,次巻が待ち切れません。
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烙印の紋章IV竜よ、復讐の爪牙を振るえ (電撃文庫 す 3-18) 文庫 – 2009/8/10
兄の悲劇を知ったオルバは、その元凶である自軍の将軍・オーバリーへの復讐の念を新たにする。そのオルバが泣くのを目撃してしまったビリーナは接し方を思いあぐね、また帝都からは“皇太子ギル・メフィウス”の正体について疑念を持つイネーリが来訪する。
そんな中、ついに復讐へと動きはじめるオルバ。一方、ビリーナの故国・ガーベラへ隣国エンデの公子・エリック率いる軍勢が進発。開戦まで一刻を争う事態となっていた。オルバは“皇太子ギル”として、そして“オルバ自身”として決断を迫られるが──。
そんな中、ついに復讐へと動きはじめるオルバ。一方、ビリーナの故国・ガーベラへ隣国エンデの公子・エリック率いる軍勢が進発。開戦まで一刻を争う事態となっていた。オルバは“皇太子ギル”として、そして“オルバ自身”として決断を迫られるが──。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/8/10
- 寸法10.5 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104048679422
- ISBN-13978-4048679428
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/8/10)
- 発売日 : 2009/8/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4048679422
- ISBN-13 : 978-4048679428
- 寸法 : 10.5 x 1.7 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,641,777位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2022年2月1日に日本でレビュー済み
今までの巻の中で一番つまらなかったですが、それでも面白いと思いました。
そもそも復讐ものというのは気分が悪くなるだけで基本的に面白くないんですよね…
この本の良いところは、ちゃっちゃと復讐を果たした後は天才軍師並みの実力で紛争を解決しました。
物語というものは爽快感があったほうが良いと思いました。
そもそも復讐ものというのは気分が悪くなるだけで基本的に面白くないんですよね…
この本の良いところは、ちゃっちゃと復讐を果たした後は天才軍師並みの実力で紛争を解決しました。
物語というものは爽快感があったほうが良いと思いました。
2010年3月15日に日本でレビュー済み
前作で兄の死を知ったオルバ
城に兵士として残されていた兄も、仕えていた領主オーバリーの城で息絶えていた。
兄の生存だけを心の支えにして生きてきたオルバは、絶望に沈み
その怒りは、自らの住む村を焼き払い、母や友人たちを皆殺しにした挙句、兄まで見捨て死に追いやったオーバリーに向かう。
オーバリーを殺すと誓うが、しかしいまだガーベラの王女ビリーネとの約束を果たしていない。
皇太子としての役目をいま少し演じ続ければならなかった。
一方、ガーベラは隣国エンデとの戦が始まりつつあった。
そしてオルバが成り代わっている皇太子・ギルの豹変振りからその正体を疑う、王女・イネーリは、ギルとビリーネの居る城にやってきた。
彼女の目的は、義兄である皇太子が偽者であることを証明し、自分の誇りを傷つけたイネーリの鼻を明かし。
周囲にも自分の事を認めさせ虚栄心を満たす事だった。
こんな展開で物語が進んでいきます
世界観は、十六世紀から十七世紀ごろのヨーロッパを参考にして作っているようです。
しかし実は遠未来の地球とは別の惑星であり、宇宙船で移住してきた人々の子孫の物語とされ、この惑星はもともといまでは人間に家畜のように使われているが、かつては巨大な文明を築いた竜の住む世界となっています。
そして人間は母なる惑星から持ち込んだ技術や竜が残した技術を細々と継承し、空飛ぶ船なども作っています。
こうした世界観を考えますと、今後、中世ヨーロッパ風ファンタジーの枠に捉えられない展開も予想されます
城に兵士として残されていた兄も、仕えていた領主オーバリーの城で息絶えていた。
兄の生存だけを心の支えにして生きてきたオルバは、絶望に沈み
その怒りは、自らの住む村を焼き払い、母や友人たちを皆殺しにした挙句、兄まで見捨て死に追いやったオーバリーに向かう。
オーバリーを殺すと誓うが、しかしいまだガーベラの王女ビリーネとの約束を果たしていない。
皇太子としての役目をいま少し演じ続ければならなかった。
一方、ガーベラは隣国エンデとの戦が始まりつつあった。
そしてオルバが成り代わっている皇太子・ギルの豹変振りからその正体を疑う、王女・イネーリは、ギルとビリーネの居る城にやってきた。
彼女の目的は、義兄である皇太子が偽者であることを証明し、自分の誇りを傷つけたイネーリの鼻を明かし。
周囲にも自分の事を認めさせ虚栄心を満たす事だった。
こんな展開で物語が進んでいきます
世界観は、十六世紀から十七世紀ごろのヨーロッパを参考にして作っているようです。
しかし実は遠未来の地球とは別の惑星であり、宇宙船で移住してきた人々の子孫の物語とされ、この惑星はもともといまでは人間に家畜のように使われているが、かつては巨大な文明を築いた竜の住む世界となっています。
そして人間は母なる惑星から持ち込んだ技術や竜が残した技術を細々と継承し、空飛ぶ船なども作っています。
こうした世界観を考えますと、今後、中世ヨーロッパ風ファンタジーの枠に捉えられない展開も予想されます