シリーズまとめて評価。作者の出世作、ビブリア古書堂シリーズと平行して書かれているので購入してみた。ジュニア向けの作品で手抜きしている作家が、大人向けでで成功した例はない。その意味で、期待どおり読み応えのあるシリーズだった。
ただ、悪役の設定に無理があり、それがマイナス1の理由。
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偽りのドラグーン (電撃文庫 み 6-24) 文庫 – 2009/8/10
レガリオン帝国の急襲。そしてアバディーン王国は地上から消滅した。最愛の兄を失い、復讐に燃える亡国の王子ジャン。だが、相手は超大国……。ジャンの想いは空回りするばかり。そのとき運命は彼に転機をもたらす。 「あなたを騎士学院に入学させます」 美しき少女は無表情を崩さずそう言った。竜と契約し空を駆り、強大な力を振るう竜騎士。一握りのエリートにだけ許された竜騎士養成学院へ、ジャンを入学をさせるという。だが、それは亡き兄になりすますという偽装入学で!?
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/8/10
- 寸法10.5 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104048679473
- ISBN-13978-4048679473
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/8/10)
- 発売日 : 2009/8/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4048679473
- ISBN-13 : 978-4048679473
- 寸法 : 10.5 x 1.6 x 15 cm
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月17日に日本でレビュー済み
この作者の本は初めて買いましたが、面白かったです。
内容は超ベタな展開。
『大国に滅ぼされた小国の王子がただひとり生き残り、復讐のために優秀だった兄と入れ替わってとある学校に行く』
簡単に書くとこんな感じ。かなりベタなストーリーですよね。でも登場人物は個性豊かで、ひとりひとりキャラがしっかりとたっています。
ストーリーは主人公は復讐復讐言っていません。もちろん復讐を誓ってるのでその心は確かなものなのですが、どろどろせずちょっと軽い感じが私的には○です。
あと読みやすいのも○。
こういうファンタジーものの第一巻でやる、いわゆる『固有名詞覚え』が面倒じゃない。例えば『竜脈』といったものが人に流れるらしいですが、何と問われるとわからないけどインスピレーションで雰囲気はつかめますよね。他にも竜といったイメージしやすい名詞が多いので、とても読みやすかったです。
次巻も期待しています。
内容は超ベタな展開。
『大国に滅ぼされた小国の王子がただひとり生き残り、復讐のために優秀だった兄と入れ替わってとある学校に行く』
簡単に書くとこんな感じ。かなりベタなストーリーですよね。でも登場人物は個性豊かで、ひとりひとりキャラがしっかりとたっています。
ストーリーは主人公は復讐復讐言っていません。もちろん復讐を誓ってるのでその心は確かなものなのですが、どろどろせずちょっと軽い感じが私的には○です。
あと読みやすいのも○。
こういうファンタジーものの第一巻でやる、いわゆる『固有名詞覚え』が面倒じゃない。例えば『竜脈』といったものが人に流れるらしいですが、何と問われるとわからないけどインスピレーションで雰囲気はつかめますよね。他にも竜といったイメージしやすい名詞が多いので、とても読みやすかったです。
次巻も期待しています。
2009年8月22日に日本でレビュー済み
ジャンルはファンタジー&学園という、最近増えてるやつですね。
舞台は崩壊後の遠未来、現在の文明が「旧文明」と言われているような世界です。
どこから出てきたのか判らない謎の生命体ドラゴンが国を作り、人と共存しています。
片やドラゴン帝国、片や謎の技術力を持つ謎の帝国に挟まれ、
例によって例の如く、謎の帝国の奇襲が物語の幕開けとなります。
国が滅びる所から始まって、生き残りの王子が主人公なわけですが、
どうも国家再興や建国物語にはならなそうな雰囲気です。
個人主義者というのか、主人公の目的は復讐ですし、共に国家を再建しようという同志もいないし……。
主人公はできのいい兄にコンプレックスを持つ弟で、あんまり気宇が大きくないです。
学院モノとしては、まずまず普通です。
変な同級生は多いし、嫌なやつには目をつけられるし、成績に一喜一憂するし、
恋やら友情やら男だと思ったら実は女でしたなキャラもいるし、
よくある学園モノですね。
で、物語はいいですが、この引きはないです。
ほとんどバッドエンドと言ってもいいところで切れます。
切りの悪い作品を読みたくない人は、次巻が出るまで待った方がいいです。
舞台は崩壊後の遠未来、現在の文明が「旧文明」と言われているような世界です。
どこから出てきたのか判らない謎の生命体ドラゴンが国を作り、人と共存しています。
片やドラゴン帝国、片や謎の技術力を持つ謎の帝国に挟まれ、
例によって例の如く、謎の帝国の奇襲が物語の幕開けとなります。
国が滅びる所から始まって、生き残りの王子が主人公なわけですが、
どうも国家再興や建国物語にはならなそうな雰囲気です。
個人主義者というのか、主人公の目的は復讐ですし、共に国家を再建しようという同志もいないし……。
主人公はできのいい兄にコンプレックスを持つ弟で、あんまり気宇が大きくないです。
学院モノとしては、まずまず普通です。
変な同級生は多いし、嫌なやつには目をつけられるし、成績に一喜一憂するし、
恋やら友情やら男だと思ったら実は女でしたなキャラもいるし、
よくある学園モノですね。
で、物語はいいですが、この引きはないです。
ほとんどバッドエンドと言ってもいいところで切れます。
切りの悪い作品を読みたくない人は、次巻が出るまで待った方がいいです。
2011年3月12日に日本でレビュー済み
時間を忘れて読んでしまいました。突き出た緊迫感という感じはありませんが、物語にどっぷり浸かれる感じです。主人公が周りに明かしていない秘密と同じものが、登場するキャラクタそれぞれにあり、王道ですが一筋縄ではいかないという関係が、どのように進展していくのか。特に人間では無いキャラクタが人間的な考え方をするのかしないのか、そこら辺が全く想像付かないため、面白くなっています。
2009年8月7日に日本でレビュー済み
長編シリーズとして構成されているので、次巻へ続くという形で、
いいところで終わります。
あらすじは、人類が大戦をきっかけに、機械から竜との共存による文明になった世界。
竜は人間そっくりになれたり、契約すると竜の力を人間に渡せたりする謎の存在。
竜と契約した人間が軍事と警察を担い秩序を保ってきたが、機械文明を再興しようという
国が決戦兵器により、他国へ侵略。国を失った皇子が復讐のため、謎の竜の皇女に従い、
死んだ神童の兄の名で、騎士養成所へ入学。
イラストレーターは椎名優さん、
主人公が爽やかで人当たりがいいので、ドロドロの復讐のためには何もかも差し出す話ではないです。
いいところで終わります。
あらすじは、人類が大戦をきっかけに、機械から竜との共存による文明になった世界。
竜は人間そっくりになれたり、契約すると竜の力を人間に渡せたりする謎の存在。
竜と契約した人間が軍事と警察を担い秩序を保ってきたが、機械文明を再興しようという
国が決戦兵器により、他国へ侵略。国を失った皇子が復讐のため、謎の竜の皇女に従い、
死んだ神童の兄の名で、騎士養成所へ入学。
イラストレーターは椎名優さん、
主人公が爽やかで人当たりがいいので、ドロドロの復讐のためには何もかも差し出す話ではないです。
2009年8月12日に日本でレビュー済み
新シリーズ第1巻である本巻では、主人公ジャン・アバディーンがティアナレルドという少女に出会って騎士学院に入学し、“竜”と契約する為の条件である『模擬戦』を終えるまでが描かれています。
第1巻ですので、主要キャラクターの紹介と今後の伏線を張ることが主です。
戦争によって肉親を失った「落ちこぼれ」のジャンが類稀なる能力の片鱗を見せた時にティアナが語った「戦争へは行きたくない――」という言葉。
かつての戦争に参加したとき彼女に何があったのか。
その言葉を聞いたとき、復讐を誓ったジャンはどうするのか。
まだまだ先は読めません。 今後の展開に注目です。
第1巻ですので、主要キャラクターの紹介と今後の伏線を張ることが主です。
戦争によって肉親を失った「落ちこぼれ」のジャンが類稀なる能力の片鱗を見せた時にティアナが語った「戦争へは行きたくない――」という言葉。
かつての戦争に参加したとき彼女に何があったのか。
その言葉を聞いたとき、復讐を誓ったジャンはどうするのか。
まだまだ先は読めません。 今後の展開に注目です。
2009年9月20日に日本でレビュー済み
三上延さんの前作「モーフィアスの教室」と同じく読みやすく面白い作品になっていると思います。
イラストも引き続き椎名優さんです。
物語は帝国に滅ぼされた国の王子であるジャンの復讐劇です。
そしてその手助け?をしようとする竜の皇女ティアナ。
変わり者だけど人のいい鍛冶職人見習いのカジカ、そして、椎名優さんが描くキャラとしてはめずらしい美少年なクリス・キッドマン。
他の登場人物も変わり者達ばかりです。あと嫌なライバルもいます。
私は読む前に必ずイラストをチェックしてしまう癖があるのですが、この作品ではやめておいたほうがよろしいかと。
ネタバレ的なものがありますので…
イラストも引き続き椎名優さんです。
物語は帝国に滅ぼされた国の王子であるジャンの復讐劇です。
そしてその手助け?をしようとする竜の皇女ティアナ。
変わり者だけど人のいい鍛冶職人見習いのカジカ、そして、椎名優さんが描くキャラとしてはめずらしい美少年なクリス・キッドマン。
他の登場人物も変わり者達ばかりです。あと嫌なライバルもいます。
私は読む前に必ずイラストをチェックしてしまう癖があるのですが、この作品ではやめておいたほうがよろしいかと。
ネタバレ的なものがありますので…