もう、何といってもこの二人のキャラクターが好き。
ポチとタマって…と最初は苦笑していたのに、嘘のように何度も読み返しています。
劇的なことがあるわけではないのですが、その日常がいい。
ポチの包み込む大きな愛と時に一人ぐるぐるしながらも甘えるタマの関係は安心して幸せになれます。
ストーリー:☆☆☆
キャラ:◯◯◯◯◯
エッチ;♡♡
大きなストーリーというよりも日常短編集、エロ度はあるけど低めですがそれを補って余りあるキャラたち!
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ポチとタマ (B-PRINCE文庫 た 4-1) 文庫 – 2009/9/7
- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/9/7
- ISBN-104048680021
- ISBN-13978-4048680028
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/9/7)
- 発売日 : 2009/9/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 287ページ
- ISBN-10 : 4048680021
- ISBN-13 : 978-4048680028
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,324,129位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,147位ボーイズラブノベルス (本)
- - 247,061位文庫
- - 330,750位文学・評論 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年10月28日に日本でレビュー済み
同棲生活を短編で綴っていく、BL界では珍しい形式の小説。
感情の流れはブツ切れだけど、カップルの変遷を覗き見しているような、見守っているような、不思議な感覚が新鮮でした。
ポチとタマの視点がほぼ交互に入れ替わり、同じエピソードは裏側から描かれることはないので、その時、その場所ではどちらがどれだけ相手を思っているかは想像するしかないのですが、それも歯がゆくも楽しい時間でした。
タマは確かに猫だけど、ポチは全然犬じゃないよ、タマ騙されてるよ!(笑)
でも、タマを居心地よくするためのポチの努力は並大抵のものではない。
略奪愛といっても破綻してたんだし、全然悪くないのに、どこか負い目があるのが切なくてよい。
ポチがタマを大切に、本当に大切に大切にしているのが伝わってきて、何度か不覚にも泣きそうになった。
手帳のエピソードに砂吐きそうに。そもそもお互いだけの名前を付けるってキュンとしたけどエロくもあるわな。
ラストの共白髪的エピソードも幸せ。
なんだかこういうの、久しぶりに読んだ気がする。
男女のカップルと何が違うんだ?違和感がないのがすごい。
悪友二人のスピンオフもどこかで見かけたので、単行本になるの楽しみにしてます。
こんなうまくいくなら同棲っていいもんだなぁ・・・憧れ。
感情の流れはブツ切れだけど、カップルの変遷を覗き見しているような、見守っているような、不思議な感覚が新鮮でした。
ポチとタマの視点がほぼ交互に入れ替わり、同じエピソードは裏側から描かれることはないので、その時、その場所ではどちらがどれだけ相手を思っているかは想像するしかないのですが、それも歯がゆくも楽しい時間でした。
タマは確かに猫だけど、ポチは全然犬じゃないよ、タマ騙されてるよ!(笑)
でも、タマを居心地よくするためのポチの努力は並大抵のものではない。
略奪愛といっても破綻してたんだし、全然悪くないのに、どこか負い目があるのが切なくてよい。
ポチがタマを大切に、本当に大切に大切にしているのが伝わってきて、何度か不覚にも泣きそうになった。
手帳のエピソードに砂吐きそうに。そもそもお互いだけの名前を付けるってキュンとしたけどエロくもあるわな。
ラストの共白髪的エピソードも幸せ。
なんだかこういうの、久しぶりに読んだ気がする。
男女のカップルと何が違うんだ?違和感がないのがすごい。
悪友二人のスピンオフもどこかで見かけたので、単行本になるの楽しみにしてます。
こんなうまくいくなら同棲っていいもんだなぁ・・・憧れ。
2009年9月8日に日本でレビュー済み
付き合って6年目、同棲を始めたゲイカップルの日常をまったりと描いたショートショート。お互いを「ポチ」「タマ」と呼び合うカップル……って聞くと、ベタ甘かぁ、とげんなりするかもしれません。劇的な事件もあからさまなエロシーンも無いです。
けれど、まぁ人生って毎日毎日ドラマチックじゃないよ、些細で儚いモノの積み重ねだよねぇ、んで、そこにちょっぴり幸せに感じる瞬間があったりするんだよね……と。
甘口の中にも塩味がきいてる部分もあります。ポチは、タマが当時の恋人とうまくいってないところを付け込んでモノにした、と自分の卑怯さを自覚しているし。タマは、基本、内向的で孤独。
ほぼ交互に、二人の視点から日記のように綴られる簡潔な文章から、結構情景が浮かびました。
携帯小説の文庫化ってコトで侮っていたのですが、意外と楽しめましたね。
ただ、がっつりドラマが読みたい!って方には物足りないかもしれません。
けれど、まぁ人生って毎日毎日ドラマチックじゃないよ、些細で儚いモノの積み重ねだよねぇ、んで、そこにちょっぴり幸せに感じる瞬間があったりするんだよね……と。
甘口の中にも塩味がきいてる部分もあります。ポチは、タマが当時の恋人とうまくいってないところを付け込んでモノにした、と自分の卑怯さを自覚しているし。タマは、基本、内向的で孤独。
ほぼ交互に、二人の視点から日記のように綴られる簡潔な文章から、結構情景が浮かびました。
携帯小説の文庫化ってコトで侮っていたのですが、意外と楽しめましたね。
ただ、がっつりドラマが読みたい!って方には物足りないかもしれません。