全3巻作品の中の中間とあって、物語の展開をどう見せるかでしたが、流れとしては1巻の後半同様進展したのかしてないのかでした。多分に作品を造っているときは、どう持って行こうか悩んでいたときの物だったと思います。
理系にありがちな「考えすぎ」「思い込みすぎ」を両方が行動にとっているところをうまく合致させているので、相互通行道路なのに、一部工事区間があって交互通行になってしまって進路変更を余儀なくされている状態(現実では、かえって一方通行にしてしまった方がすっきりする)を工事区間を延長したような巻でした。
悪く言えば、”3巻に続く”でした。しかし、次を期待させる内容だったと思います。
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ファムファタル(2)~運命の女~ (電撃コミックス) コミック – 2009/8/27
シギサワ カヤ
(著)
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/8/27
- ISBN-104048680625
- ISBN-13978-4048680622
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/8/27)
- 発売日 : 2009/8/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 194ページ
- ISBN-10 : 4048680625
- ISBN-13 : 978-4048680622
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,891位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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冬の関東生まれ。ゲーム開発会社にてグラフィックデザイナー兼企画として勤務のち、2004年、スニーカー文庫(角川書店)の「憐 Ren」挿絵イラストにてデビュー。2006年に白泉社より単行本「箱舟の行方」を上梓、以降数誌で連載。2009年「楽園 Le Paradis」創刊号より参加、同誌を中心に現在に至る。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月23日に日本でレビュー済み
1巻では見えなかった部分が少しずつ見えてきます。
空木さんの告白はキツイというかイタイというか。
モノローグの使い方のうまさが痛々しさを強化している気がします。
ちなみにカバー裏が結構面白いです。
最近まで気づきませんでしたが、各巻とも細工しているようですね。
空木さんの告白はキツイというかイタイというか。
モノローグの使い方のうまさが痛々しさを強化している気がします。
ちなみにカバー裏が結構面白いです。
最近まで気づきませんでしたが、各巻とも細工しているようですね。
2009年9月6日に日本でレビュー済み
1巻に引き続いて読ませていただいております。
3巻で完結予定とのことなのでさっぱりとまとめてくださることだけを期待しています。
今回の内容は正直、人間関係の中で成長というか処世術を身に着けていく主人公の姿がこれでもかと描かれれていて、
リアルに痛々しい内容でした。
それでもえぐくなりすぎず、非常にギリギリのラインで見苦しい色恋沙汰にならぬよう
細心の注意を払っている部分に作者の非凡な才能を感じます。
人間の裏表、何が真実で何が虚構であるかなんて誰も解りません。
でも並べられたヒントの中から、我々は幸せにならなければならない。
そうしたともすれば理不尽な駆け引きが突出し過ぎた嫌いがあったものの、
その点は読む方の評価は好き好きだと思います。
わざと不思議ちゃんを演じる?彼女にひっちゃかめっちゃかにされる主人公が可愛らしくもあり、
徐々に大人(?)的分別を備えて行くくだりは秀逸だと思いました。
個人的にはKYで穢れずにいた主人公の方が好きだったんですが…。
最終巻でしっかり話をまとめてくれることを切に望みます。
ハッピーエンドには程遠い内容になりそうですが、落としどころを間違えぬことを切に望む次第です。
次巻も首を長くして待っていますよ!
3巻で完結予定とのことなのでさっぱりとまとめてくださることだけを期待しています。
今回の内容は正直、人間関係の中で成長というか処世術を身に着けていく主人公の姿がこれでもかと描かれれていて、
リアルに痛々しい内容でした。
それでもえぐくなりすぎず、非常にギリギリのラインで見苦しい色恋沙汰にならぬよう
細心の注意を払っている部分に作者の非凡な才能を感じます。
人間の裏表、何が真実で何が虚構であるかなんて誰も解りません。
でも並べられたヒントの中から、我々は幸せにならなければならない。
そうしたともすれば理不尽な駆け引きが突出し過ぎた嫌いがあったものの、
その点は読む方の評価は好き好きだと思います。
わざと不思議ちゃんを演じる?彼女にひっちゃかめっちゃかにされる主人公が可愛らしくもあり、
徐々に大人(?)的分別を備えて行くくだりは秀逸だと思いました。
個人的にはKYで穢れずにいた主人公の方が好きだったんですが…。
最終巻でしっかり話をまとめてくれることを切に望みます。
ハッピーエンドには程遠い内容になりそうですが、落としどころを間違えぬことを切に望む次第です。
次巻も首を長くして待っていますよ!
2009年9月21日に日本でレビュー済み
1巻が良かったので、今回も購入。
ネタバレを避けたいので、内容は書けないが、今回展開されるストーリーもこの時代(大学から社会人のはじめ)をすでに体験済みの方々の多くには懐かしく(またはほろ苦く)思い出されるのではないかと思う。
本作を読んでていつも感心させられるのは、作者であるシギサワカヤ先生は人間を描くのが上手いなということ。セリフにかぎらず、心理描写に至るまでよく練られていると思う。
また、ストーリーも先が読めないので、飽きが来ないのも良い。
ただ、漫画に限ったことではないが、今回のストーリーは好き嫌いがはっきり分かれるのでは?ということがあり、万人にオススメはできない。
ネタバレを避けたいので、内容は書けないが、今回展開されるストーリーもこの時代(大学から社会人のはじめ)をすでに体験済みの方々の多くには懐かしく(またはほろ苦く)思い出されるのではないかと思う。
本作を読んでていつも感心させられるのは、作者であるシギサワカヤ先生は人間を描くのが上手いなということ。セリフにかぎらず、心理描写に至るまでよく練られていると思う。
また、ストーリーも先が読めないので、飽きが来ないのも良い。
ただ、漫画に限ったことではないが、今回のストーリーは好き嫌いがはっきり分かれるのでは?ということがあり、万人にオススメはできない。