突然、舞い込んできた魔法学校への入学許可書
三村は、訝しげに思いながらも、幼なじみの少女小町に対して心無い言葉を放った後ろめたさから逃れたくて
魔法学校に向かう。
そのとき、突然、飛び出してきた少女とぶつかる
そして気づいてみれば、三村は少女の肉体と精神だけが入れ替わっていた。
三村は、そのままその体の所有者である少女ミムラとして、魔法学校で生活することになった。
物語の核心部分には多くの謎があります
三村と体を交換した少女ミムラの目的。
司書と名乗る、時間を奪われた男性の存在
そして三村自身もその過去に何かなぞめいたものを感じます。
しかしそれとは別に、少年が少女として生活することに戸惑いや楽しさを感じたり
面白く書いていると思います。
特に最後の方には、いつの間にか少女同士での友情すら感じさせられる展開があり
この辺が見所ですね
それと時間移動に関して、多世界解釈を取り入れたり
量子論の世界での説明が少しあります。この辺は少しファンタジーというよりもSFの世界になりますから
そっちの方面に興味がある人も楽しめると思います
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クロノ×セクス×コンプレックス(1) (電撃文庫 か 10-17) 文庫 – 2009/11/10
初版、帯付きです。使用感や目だった汚れはございません。値札はありません。万一再生できない場合は返金します。
- 本の長さ314ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/11/10
- ISBN-104048681451
- ISBN-13978-4048681452
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/11/10)
- 発売日 : 2009/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 314ページ
- ISBN-10 : 4048681451
- ISBN-13 : 978-4048681452
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,540,086位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い。
今時珍しいTSモノの小説で、様々な売れ線の要素が組み込まれており、物語として綺麗にまとまれば大傑作となってもおかしくなかったが、残念ながら三巻にて打ち切り。
おそらく構想段階ではもっと息の長い作品になるはずだっただけに惜しまれる。
金が動かなければ完結した作品もまともに読めない典型例。
今時珍しいTSモノの小説で、様々な売れ線の要素が組み込まれており、物語として綺麗にまとまれば大傑作となってもおかしくなかったが、残念ながら三巻にて打ち切り。
おそらく構想段階ではもっと息の長い作品になるはずだっただけに惜しまれる。
金が動かなければ完結した作品もまともに読めない典型例。
2011年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒグラシとハリーポッターを混ぜたような作品。
序盤が退屈でしょうがないが、終盤は衝撃的で鳥肌が立つ。
が、とにかく穴が多い。
まず男と女を入れ替えた意味がない。
入れ替わった女が登場するなら、どうして入れ替わったのかとか、どうやって戻そうかと等々で話を膨らますコトもできようが、出てこないのだから、単純に男の娘という流行りにのっただけとしか思えない。後はエロか?
更にやたらとハリーポッターの世界観と酷似している。
しかも完璧に負けているので、劣化感が否めない。
後、特に痛いのが時魔術という設定。
時間を自由に戻せるという魔術を、一生徒が使えるのはいかがなモノか?
何よりもあれだけ世界を改変しておいて、お咎めゼロというのが無茶苦茶です。
じゃあもう何でもやりたい放題じゃないですか。
そういった設定面も含めて、ハリーポッターに何倍も水をあけられている。
まぁ終盤の展開も含めて、星2が妥当と思われます。
序盤が退屈でしょうがないが、終盤は衝撃的で鳥肌が立つ。
が、とにかく穴が多い。
まず男と女を入れ替えた意味がない。
入れ替わった女が登場するなら、どうして入れ替わったのかとか、どうやって戻そうかと等々で話を膨らますコトもできようが、出てこないのだから、単純に男の娘という流行りにのっただけとしか思えない。後はエロか?
更にやたらとハリーポッターの世界観と酷似している。
しかも完璧に負けているので、劣化感が否めない。
後、特に痛いのが時魔術という設定。
時間を自由に戻せるという魔術を、一生徒が使えるのはいかがなモノか?
何よりもあれだけ世界を改変しておいて、お咎めゼロというのが無茶苦茶です。
じゃあもう何でもやりたい放題じゃないですか。
そういった設定面も含めて、ハリーポッターに何倍も水をあけられている。
まぁ終盤の展開も含めて、星2が妥当と思われます。
2009年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
けんぷファーとマリみて+ストパニ版ハリポタ及び、時をかける少女をミックスしたような作品である。
主人公は冴えない15歳の少年で、高校の入学式の日に女子と肉体が入れ替わってしまい、魔法学院に入学してしまう。
そこの女子たちに「王子様」として人気者となるが、とあることが原因でトラブルに巻き込まれてしまう。
そのトラブルの原因を修復するために、時を越えてやり直そうとするが……。
話の展開速度はかなり急で、もう少しじっくりと導入部を書いた方が自然な流れに出来たかと思う。
全体的な描写にやや欠けるが、逆にそれが読みやすいとも感じる。
時計が主題の一つなので、世界的に有名な時計ブランドが随所に出てくる。
時計好きならば更に楽しめるだろう。
主人公は冴えない15歳の少年で、高校の入学式の日に女子と肉体が入れ替わってしまい、魔法学院に入学してしまう。
そこの女子たちに「王子様」として人気者となるが、とあることが原因でトラブルに巻き込まれてしまう。
そのトラブルの原因を修復するために、時を越えてやり直そうとするが……。
話の展開速度はかなり急で、もう少しじっくりと導入部を書いた方が自然な流れに出来たかと思う。
全体的な描写にやや欠けるが、逆にそれが読みやすいとも感じる。
時計が主題の一つなので、世界的に有名な時計ブランドが随所に出てくる。
時計好きならば更に楽しめるだろう。
2014年6月22日に日本でレビュー済み
男女間の精神入れ替わりによって、時を操る魔法を教わるための学校に入学する羽目になった主人公三村朔太郎は、成行ながらに同室のニコのプロデュースによって、女子高の王子様的な立場に身を置くことになり、次第に魔法学校の生活に胸高鳴らせるが……。
以上の様に取っ掛かりはライトですが、実は結構えげつない作品だと思います。
結構いいところな三巻で続刊の見込みがなくなってしまったのはSFでライトノベルは鬼門と言うジンクス以外にも壁井先生特有のエグ味がキャッチーなフレーズに魅かれて来た読者に合わなかったこともあるのでしょうか。
TSF的な要素としては入れ替わりと言うこともあり、肉体的と言うより立場の変化の方がより顕著な印象です。
かわいい女の子の姿になったといって男子諸君の邪な夢と言うより、男女間での極端なスクールカーストや女性間の擬似的な恋愛……と言うには、な関係だったりと、かなり嫌な側面を見せられることが多く直接的ではありませんが性的です。
部外者としてなんだか老成した印象を受ける主人公は善人であり、感情移入の対象として申し分ないのですが、そんな彼の人も遂には××に手を染める羽目になり……。
この辺りでポップな所に魅かれて来た読者は脱落し、比較的ツボを押さえて、ダークな要素もヒーロー役の方に任された二巻で戻って来たのも納得な気がします。
さて、今回のテーマは『時をかける少女』の引用からもわかるようにタイムリープ!
繰り返す時間の中で壁井先生も読者もタイムテーブルの把握に難儀したとも思われますが、その結論は伏せます。
結論が如何なるものであるかは先読みは出来ると思いますが、辿って来た過程に胸を時めかすのも重要だと思うので割とボリュームのあるこの巻をまずはどうぞ。
実際、さぁ異文化か異世界か、わくわくどきどきしろとばかりに舞台はお膳立てされているのですから、今はまだ。
以上の様に取っ掛かりはライトですが、実は結構えげつない作品だと思います。
結構いいところな三巻で続刊の見込みがなくなってしまったのはSFでライトノベルは鬼門と言うジンクス以外にも壁井先生特有のエグ味がキャッチーなフレーズに魅かれて来た読者に合わなかったこともあるのでしょうか。
TSF的な要素としては入れ替わりと言うこともあり、肉体的と言うより立場の変化の方がより顕著な印象です。
かわいい女の子の姿になったといって男子諸君の邪な夢と言うより、男女間での極端なスクールカーストや女性間の擬似的な恋愛……と言うには、な関係だったりと、かなり嫌な側面を見せられることが多く直接的ではありませんが性的です。
部外者としてなんだか老成した印象を受ける主人公は善人であり、感情移入の対象として申し分ないのですが、そんな彼の人も遂には××に手を染める羽目になり……。
この辺りでポップな所に魅かれて来た読者は脱落し、比較的ツボを押さえて、ダークな要素もヒーロー役の方に任された二巻で戻って来たのも納得な気がします。
さて、今回のテーマは『時をかける少女』の引用からもわかるようにタイムリープ!
繰り返す時間の中で壁井先生も読者もタイムテーブルの把握に難儀したとも思われますが、その結論は伏せます。
結論が如何なるものであるかは先読みは出来ると思いますが、辿って来た過程に胸を時めかすのも重要だと思うので割とボリュームのあるこの巻をまずはどうぞ。
実際、さぁ異文化か異世界か、わくわくどきどきしろとばかりに舞台はお膳立てされているのですから、今はまだ。
2010年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男女入れ替わり、時を操る魔法学校とファンタジーかと思って読み始めましたが、タイムトラベルものをトリビュートしたSF作品でした。女性として女子寮で生活しなければならなくなった朔太郎の困惑とお嬢様オリンピアがひきおこすドタバタコメディですが、人が死んだりと結構辛口の内容になっています。女性作家さんなので女性に厳しい印象を受けました。ハインラインの「夏への扉」や筒井康隆の「時をかける少女」、ジュールベルヌの「時間旅行」など過去の名作を実名を挙げて、作品におりまぜ、時間ものSFのガイドとしても楽しめます。
2009年11月6日に日本でレビュー済み
壁井さんの作品はキーリの頃から大好きでずっと読んできたのですが、これは今までのどんな作品とも異なる作品。
けど、面白いっ!
やさぐれ〜な感じは全然ないのですが、コミカルで面白くてグイグイと読ませてくれます。
(そんな中にも、壁井さんっぽい文が混じってたりするんですけどね。死んでいた。とか。)
文学的な観点でいけば、これまでも「少女」の微妙な心情の描写に定評のあった壁井さんが、オンナノコという生き物の、今までの作品とはこれまた違った側面を見せてくれている作品であると言えるかもしれません。
(オンナノコの集団って、怖いよね(ぇ
あとがきによれば担当さんが二人ついてくれているらしく、そこで新しい風が入ってきているんじゃないかな、と思います。
それにしても、面白くてあっという間に読んでしまいました。
いつものような心すり切れる話じゃないので、気楽に読み進めてしまえましたし。
いろんな伏線もはられているので、今から次が楽しみです!
けど、面白いっ!
やさぐれ〜な感じは全然ないのですが、コミカルで面白くてグイグイと読ませてくれます。
(そんな中にも、壁井さんっぽい文が混じってたりするんですけどね。死んでいた。とか。)
文学的な観点でいけば、これまでも「少女」の微妙な心情の描写に定評のあった壁井さんが、オンナノコという生き物の、今までの作品とはこれまた違った側面を見せてくれている作品であると言えるかもしれません。
(オンナノコの集団って、怖いよね(ぇ
あとがきによれば担当さんが二人ついてくれているらしく、そこで新しい風が入ってきているんじゃないかな、と思います。
それにしても、面白くてあっという間に読んでしまいました。
いつものような心すり切れる話じゃないので、気楽に読み進めてしまえましたし。
いろんな伏線もはられているので、今から次が楽しみです!
2011年11月15日に日本でレビュー済み
登場人物はそれほど多くはありませんが、それぞれが個性的で人物描写もしっかりとしているのでお話が生きています。
最初はありがちな男子と女子が入れ替わる系なのかなと思いましたが、ぜんぜんそんなことはなく本格的なSF+ファンタジー小説という趣です。
時間を扱う魔法学園の女子寮がメインの舞台なので読みやすく共感できます。コバルトで出しても良いかもしれません。
男子の心が女子の体に入ってしまうという設定は第一巻ではそれほど必要な要素ではないかもと思いますが、今後に生かされていくのかもしれません。
面白くて一日で読んでしまった本でした。
最初はありがちな男子と女子が入れ替わる系なのかなと思いましたが、ぜんぜんそんなことはなく本格的なSF+ファンタジー小説という趣です。
時間を扱う魔法学園の女子寮がメインの舞台なので読みやすく共感できます。コバルトで出しても良いかもしれません。
男子の心が女子の体に入ってしまうという設定は第一巻ではそれほど必要な要素ではないかもと思いますが、今後に生かされていくのかもしれません。
面白くて一日で読んでしまった本でした。