今回は修学旅行編です。といってもこの人たち、今までも旅行やらイベントやらであっちこっちに行っているので、正直今さらという感じがします。例によっていつもの部外者たち(妹さんとメイドさん)も乱入してくるし。
とはいえ修学旅行といえば高校生活最大のイベント。思いもよらないインパクトフルな何かがおこる予感が……
中でも取り上げるべきは、完全自由行動日、春香さんとふたりきりで旭山動物園で『で〜と』です。何をいまさら改まってという気もしますが、このふたり、とにかくウブい!もう11巻目にもなるというのに、何というウブさ!腕を組んだり、身を寄せ合ったり程度でコレですよ!「バカップル」なんて言われたりしていますが、こんなのはバカップルのうちに入りません。もっと恥じらいを捨ててくっつけ!冷静な自分など捨ててイチャイチャベタベタしろ!
そして旅行最終日。思えば不運なキャラであります天宮椎菜。しかし今回、彼女はやります。やれることはやろうって決めたはずだから。がんばれ!椎菜!決断の時は来た。玉砕覚悟で突貫せよ!
この小説、次巻へのヒキはうまいんですよね。それだけは認めざるをえません。
とはいえ正直このユルい展開と寸止めの繰り返しのバターンを読み続けるのは私的には限界に近いのですが、そんな私を励ましてくれるのは、しゃあ先生の(えっちな)イラストです。今回は今までにも増して頑張っています。特にトビラのカラーイラストは刮目して見るべし。
なんだかんだ言っても好きなんですよ。嗚呼、ダメな私。
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乃木坂春香の秘密(11) (電撃文庫 い 8-19) 文庫 – 2009/12/10
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購入オプションとあわせ買い
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。
乃木坂家を巻き込んだ波乱の京都救出劇を経て、また少し春香との距離が縮まった3月。春の訪れを告げるこの時期、白城学園二年生は学生イベントでも最大級の期待度が高まる修学旅行を迎えたのだった。最近ちょっと積極的になってきた感のある春香と一週間も一緒に過ごせるだけで、さすがに俺も色々な期待を隠せないのだが……。この修学旅行に懸けていたのは椎菜も同じで、彼女も密かに行動を開始して──!? 女子風呂&女子部屋でのハプニングやお騒がせ牧場体験学習、椎菜の地元の小樽でのメモリアルなど楽しい想い出が増えるものの、事件は最後の夜だった──。
乃木坂家を巻き込んだ波乱の京都救出劇を経て、また少し春香との距離が縮まった3月。春の訪れを告げるこの時期、白城学園二年生は学生イベントでも最大級の期待度が高まる修学旅行を迎えたのだった。最近ちょっと積極的になってきた感のある春香と一週間も一緒に過ごせるだけで、さすがに俺も色々な期待を隠せないのだが……。この修学旅行に懸けていたのは椎菜も同じで、彼女も密かに行動を開始して──!? 女子風呂&女子部屋でのハプニングやお騒がせ牧場体験学習、椎菜の地元の小樽でのメモリアルなど楽しい想い出が増えるものの、事件は最後の夜だった──。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2009/12/10
- 寸法10.7 x 1.4 x 15 cm
- ISBN-104048681982
- ISBN-13978-4048681988
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2009/12/10)
- 発売日 : 2009/12/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4048681982
- ISBN-13 : 978-4048681988
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,721,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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10月3日生まれ。第4回電撃hp短編小説賞最優秀賞を受賞し、『乃木坂春香の秘密』で文庫デビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『小春原日和の育成日記〈2〉』(ISBN-10:4048688332)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月19日に日本でレビュー済み
とうとう春香と裕人はバカップルの域に達してしまいましたね。これ見たらそりゃ椎菜元気なくなりますね。春香と裕人のやりとりは見てて頬笑えましかったけど、椎菜がちょっと可哀相でした(今更かもしれませんが)
あと女子部屋の出来事は、ToLOVEるの修学旅行の出来事とあまりに似てたので大ウケでした。さすが王道ですね。
この巻には、個人的に大嫌いなルコが登場しなくてよかったです(修学旅行なので当然ちゃ、当然なんですが)
それにしても、次回に続くみたいな展開はこの作品では珍しいですね。でも次回が楽しみです。
あと女子部屋の出来事は、ToLOVEるの修学旅行の出来事とあまりに似てたので大ウケでした。さすが王道ですね。
この巻には、個人的に大嫌いなルコが登場しなくてよかったです(修学旅行なので当然ちゃ、当然なんですが)
それにしても、次回に続くみたいな展開はこの作品では珍しいですね。でも次回が楽しみです。
2022年1月2日に日本でレビュー済み
三月。二年生最後の学校行事である修学旅行のため北海道を訪れた裕人や春香たち一行。
ところどころスポットで美夏と乃木坂家のメイドたちが参加する一方、
天宮椎菜はかつて自分が住んでいた小樽であることを実行するべく強い決意を持って
北海道へと戻ったのだった――が本巻のあらすじ。
内地の人間が北海道を訪れたときに起きる『北海道の大きさをナメてかかる』という
あるあるを織り込みつつ(一日目は北海道どころか札幌市内観光でもおかしな回り方を
している上、二日目は札幌から体験学習のため訪れた厚岸近くの無人駅
(2022年3月廃止予定の根室本線糸魚沢(いといざわ)駅と思われる)まで
特急でも5時間かかるところをあっさり省略している、牧場の大きさをなぜか
西武ドーム(メットライフドーム)で喩えているなど)、スラップスティックな内容で
展開しつつも、『これが北海道で春香と作った、最後の最も幸せなメモリアルになったんだよな』
という裕人のモノローグを入れることにより、大きな波瀾を示唆していることも忘れてはいない。
私立とはいえ七泊八日は長い気がするが、本巻で描かれている範囲で知り得た情報では
以下のとおりとなっている。
1日目(金):HND✈CTS🚌札幌市内観光・札幌市内で宿泊
2日目(土):札幌駅(🚆特急おおぞら)釧路駅(🚃普通列車)糸魚沢駅。午後から豊平牧場で体験学習
3日目(日):引き続き体験学習。午後に豊平牧場から出発し、釧路の和商市場を経由し、屈斜路湖/摩周湖/阿寒湖/川湯温泉あるいは網走あたりで一泊したものと思われる。
4日目(月):具体的な内容は省略されているが、翌朝春香がホテルの厨房を借りて旭山動物園で食べる弁当を作る描写があることから大部分を移動に費やし、旭川市内のホテルに宿泊していると推察できる。
5日目(火):自由行動日。10:00~15:30旭川市旭山動物園、16:00動物園バス停近くの高台(不明)
6日目(水):具体的な記述は無いが、翌日に上代由香里が合流していることから札幌で宿泊したと思われる。
7日目(木):上代由香里が合流し、小樽到着。ここで椎菜はかつての同級生らと再会する。小樽市内のホテルに宿泊。
8日目(金):CTS✈HND。全日程終了。
そして終盤の小樽でのイベントシーンでは松来未祐が登場しているが、この当時はまさか、
作者や読者、そして本人ですらこのあと彼女が鬼籍に入るようなことになるとは
微塵にも思ってなかっただろうなと思うと少し切ない気持ちを思い出してしまった。
ところどころスポットで美夏と乃木坂家のメイドたちが参加する一方、
天宮椎菜はかつて自分が住んでいた小樽であることを実行するべく強い決意を持って
北海道へと戻ったのだった――が本巻のあらすじ。
内地の人間が北海道を訪れたときに起きる『北海道の大きさをナメてかかる』という
あるあるを織り込みつつ(一日目は北海道どころか札幌市内観光でもおかしな回り方を
している上、二日目は札幌から体験学習のため訪れた厚岸近くの無人駅
(2022年3月廃止予定の根室本線糸魚沢(いといざわ)駅と思われる)まで
特急でも5時間かかるところをあっさり省略している、牧場の大きさをなぜか
西武ドーム(メットライフドーム)で喩えているなど)、スラップスティックな内容で
展開しつつも、『これが北海道で春香と作った、最後の最も幸せなメモリアルになったんだよな』
という裕人のモノローグを入れることにより、大きな波瀾を示唆していることも忘れてはいない。
私立とはいえ七泊八日は長い気がするが、本巻で描かれている範囲で知り得た情報では
以下のとおりとなっている。
1日目(金):HND✈CTS🚌札幌市内観光・札幌市内で宿泊
2日目(土):札幌駅(🚆特急おおぞら)釧路駅(🚃普通列車)糸魚沢駅。午後から豊平牧場で体験学習
3日目(日):引き続き体験学習。午後に豊平牧場から出発し、釧路の和商市場を経由し、屈斜路湖/摩周湖/阿寒湖/川湯温泉あるいは網走あたりで一泊したものと思われる。
4日目(月):具体的な内容は省略されているが、翌朝春香がホテルの厨房を借りて旭山動物園で食べる弁当を作る描写があることから大部分を移動に費やし、旭川市内のホテルに宿泊していると推察できる。
5日目(火):自由行動日。10:00~15:30旭川市旭山動物園、16:00動物園バス停近くの高台(不明)
6日目(水):具体的な記述は無いが、翌日に上代由香里が合流していることから札幌で宿泊したと思われる。
7日目(木):上代由香里が合流し、小樽到着。ここで椎菜はかつての同級生らと再会する。小樽市内のホテルに宿泊。
8日目(金):CTS✈HND。全日程終了。
そして終盤の小樽でのイベントシーンでは松来未祐が登場しているが、この当時はまさか、
作者や読者、そして本人ですらこのあと彼女が鬼籍に入るようなことになるとは
微塵にも思ってなかっただろうなと思うと少し切ない気持ちを思い出してしまった。
2010年11月20日に日本でレビュー済み
お嬢様、突起物が見えてますがなw
ここまで読んできた人なら読まなくても展開が分かると思うので、
ぶっちゃけ本文はオマケみたいなもの。
ていうか、駄文過ぎるのでむしろ読まない方が良いかも。
何しろ冒頭シーンから、
良子「どっからどう見ても世界は二人だけのものっていうか、長年連れ添った夫婦みたいだったぞー」
春香「ふ、ふうふ、ですか・・・・・・!?」
良子「そうだよー。それも新婚ほやほやで、らぶぱわー真っ盛りな若夫婦って感じかなー」
ですよ。
長年連れ添ってるのか新婚なのかどっちだよw
もちろん、それについてのツッコミはなされないままストーリーは進んでいきます。
そのすぐ後の、
「行き先は北海道で、その目的は様々な土地のいろいろな文化や風俗に触れることにより新たな発見を学習して学を修めるためということになっている。」
という文も酷いですよね^^;
小学生が宿題の作文を仕上げる際に、少ない語彙力から思いつく限りの言葉を取ってつけて文字数を水増ししたレベルのスッカラカンな表現力。
終始この調子で、矛盾だらけでツッコミどころ満載のグダグダな文章が続きますので、
読みたい人は覚悟して読んでくださいね。
ま、1巻からずっとこんな感じですので、ここまで読んできている人には慣れっこかも知れませんが。
口絵だけはこれまでで断トツにエロいので、買って損は無いかも。
内容★1イラスト★5、足して2で割って★3です。
ここまで読んできた人なら読まなくても展開が分かると思うので、
ぶっちゃけ本文はオマケみたいなもの。
ていうか、駄文過ぎるのでむしろ読まない方が良いかも。
何しろ冒頭シーンから、
良子「どっからどう見ても世界は二人だけのものっていうか、長年連れ添った夫婦みたいだったぞー」
春香「ふ、ふうふ、ですか・・・・・・!?」
良子「そうだよー。それも新婚ほやほやで、らぶぱわー真っ盛りな若夫婦って感じかなー」
ですよ。
長年連れ添ってるのか新婚なのかどっちだよw
もちろん、それについてのツッコミはなされないままストーリーは進んでいきます。
そのすぐ後の、
「行き先は北海道で、その目的は様々な土地のいろいろな文化や風俗に触れることにより新たな発見を学習して学を修めるためということになっている。」
という文も酷いですよね^^;
小学生が宿題の作文を仕上げる際に、少ない語彙力から思いつく限りの言葉を取ってつけて文字数を水増ししたレベルのスッカラカンな表現力。
終始この調子で、矛盾だらけでツッコミどころ満載のグダグダな文章が続きますので、
読みたい人は覚悟して読んでくださいね。
ま、1巻からずっとこんな感じですので、ここまで読んできている人には慣れっこかも知れませんが。
口絵だけはこれまでで断トツにエロいので、買って損は無いかも。
内容★1イラスト★5、足して2で割って★3です。
2009年12月29日に日本でレビュー済み
『乃木坂春香の秘密〈11〉』です。
表紙イラストの春香が飛行機をバックに客室乗務員姿だったりするのは、北海道への修学旅行編だからです。ここにきて、ラブコメものではお約束の、高校生活最大のイベントというカードを切ってきました。
お約束エピソード満載すぎて、他のラブコメものと同じような展開に見えるのは仕様ですし、この巻は文章が割とおとなしめだったので、なおさら、どこかでみたことがありそう感、は大きかったです。
最初に言っておくと、この11巻では修学旅行編は終わっていません。そういう意味ではやや尻切れです。
札幌観光のルートとか、札幌の翌日にいきなり厚岸にワープしていたりとかいったリアリティ問題には目をつぶるとして、ゆかり先生が火を噴いたり、なぜか部外者の美夏があいかわらずみっかみかにはっちゃけたり、牛の名前がアレだったりといった部分はそれなりに楽しめました。旭山動物園での主人公と春香のほほえましさも良かったです。こういう醍醐味を楽しむためにラブコメはあるのでしょうし。
カラー口絵にツッコミたい気持ちを抱く読者も多いかと思われます。最初の春香は、とりあえずサービスということでかなり行っちゃっていますけど、まあいいでしょう。椎菜が、あれ、ネタバレというよりは、逆ネタバレでした。
最後が椎菜のエピなのですが、上記のとおりこの巻で終わり切らなかったため、ヒキという形になってしまいました。椎菜とのさんかくとも言えないような三角関係もここまで引っ張ってきたので、どう形をつけるのか、次巻に持ち越しとなりました。
評価は、ラストが尻切れの物足りなさは減点ですが、舞台が北海道だったのが個人的によかったので、上方修正をねじ込んで★4です。
表紙イラストの春香が飛行機をバックに客室乗務員姿だったりするのは、北海道への修学旅行編だからです。ここにきて、ラブコメものではお約束の、高校生活最大のイベントというカードを切ってきました。
お約束エピソード満載すぎて、他のラブコメものと同じような展開に見えるのは仕様ですし、この巻は文章が割とおとなしめだったので、なおさら、どこかでみたことがありそう感、は大きかったです。
最初に言っておくと、この11巻では修学旅行編は終わっていません。そういう意味ではやや尻切れです。
札幌観光のルートとか、札幌の翌日にいきなり厚岸にワープしていたりとかいったリアリティ問題には目をつぶるとして、ゆかり先生が火を噴いたり、なぜか部外者の美夏があいかわらずみっかみかにはっちゃけたり、牛の名前がアレだったりといった部分はそれなりに楽しめました。旭山動物園での主人公と春香のほほえましさも良かったです。こういう醍醐味を楽しむためにラブコメはあるのでしょうし。
カラー口絵にツッコミたい気持ちを抱く読者も多いかと思われます。最初の春香は、とりあえずサービスということでかなり行っちゃっていますけど、まあいいでしょう。椎菜が、あれ、ネタバレというよりは、逆ネタバレでした。
最後が椎菜のエピなのですが、上記のとおりこの巻で終わり切らなかったため、ヒキという形になってしまいました。椎菜とのさんかくとも言えないような三角関係もここまで引っ張ってきたので、どう形をつけるのか、次巻に持ち越しとなりました。
評価は、ラストが尻切れの物足りなさは減点ですが、舞台が北海道だったのが個人的によかったので、上方修正をねじ込んで★4です。
2012年10月27日に日本でレビュー済み
もうどう考えても意味不明な話がひたすら続きますな、1巻からプロポーズみたいな告白を繰り返してきて、ラブラブに描いて付け入る隙は皆無なのに作者の勝手な3角関係もどきな話を描きたいがために、かませにもならない椎菜、意味不明な鈍感キャラにされている主人公!もう意味が分かりません、すべて作者のへたくそなストーリー構成の犠牲者です、まともな3角関係を描けないのなら無理して書かないで欲しいですよ、意味が無い!
それにしても、散々どっかに出かけて泊まりのイベントは何度となく描いているだけに、修学旅行の話を描いてもまったく盛り上がりませんね、ここにまで妹ちゃん出てくるし、いつもの話ですよ。
それにしても、散々どっかに出かけて泊まりのイベントは何度となく描いているだけに、修学旅行の話を描いてもまったく盛り上がりませんね、ここにまで妹ちゃん出てくるし、いつもの話ですよ。
2009年12月19日に日本でレビュー済み
口絵に騙された!
イラストと本文が矛盾している作品というのはラノベではよくある話ですが、大抵は服装が違ったり台詞が微妙に違ったりという些細な間違いです。
だが本作では、口絵が根本的に嘘という巨大なミスをやらかしてしまいました。
これはさすがにちょっとどうなのよ。
個人的には萌えだけしかない作品というのは好きではないのですが、本作ほど徹底してその道を突き進んでしまえばこれはもう認めざるを得ないというか脱帽というか、いやもうとことんやってくれという気になってしまう。
ただどうせならもっともっとバカップルしてください。
あと主人公の鈍感さはもう病気の域。
イラストと本文が矛盾している作品というのはラノベではよくある話ですが、大抵は服装が違ったり台詞が微妙に違ったりという些細な間違いです。
だが本作では、口絵が根本的に嘘という巨大なミスをやらかしてしまいました。
これはさすがにちょっとどうなのよ。
個人的には萌えだけしかない作品というのは好きではないのですが、本作ほど徹底してその道を突き進んでしまえばこれはもう認めざるを得ないというか脱帽というか、いやもうとことんやってくれという気になってしまう。
ただどうせならもっともっとバカップルしてください。
あと主人公の鈍感さはもう病気の域。
2009年12月17日に日本でレビュー済み
前巻で裕人への想いを伝える決意を固めた椎菜。しかし、ほのぼのムードで進んでいく修学旅行では思わぬ珍客(?)が来襲したり、そもそも裕人と春香の間になかなか入り込めないこともあって存在感を発揮することも出来なかったが、友人達の後押しにより最後には一応の行動を取れたようである。あとがきによれば次巻(次話)が椎菜最大の見せ場とのことだが、むしろ春香の反応が気になるところ。できれば何も出来ずにめそめそするだけだった第4巻の頃とは異なる強さ、裕人にも椎菜にも自分の想いが伝わるような芯の強さを見たいものである。裕人の決断も見所、になるのかな?
しかし、来客が多いというか、何だか公私混同な感じのする修学旅行なのだが、学生よりタチが悪い由香里先生(いろいろとやらかしては叱られるも全く懲りない姿を見ると周りの先生方も取り扱いに困ってるんだなー)が可笑しかったし、クラスメイトの澤村良子もいいはっちゃけ振りでいろいろと面白かった。また、学校帰りに北海道へ行けてしまう乃木坂家のパワーも凄いのだが、裕人に対して今回妙にベタベタだった美夏の真意はどこにあるのかな?と思った。姉の春香を立ててはいるものの何だか本気モードな素振りも見受けられたのだが、実際は恋に恋する乙女中学生なのか、それとも当初からブレずに姉の幸せを願っているのか……どうなのかな?
余談だが、今回も出てきてほんのり笑わせてくれた春香の『修学旅行のしおり』。本巻では初日の札幌でみんなに手渡しているのだが、実は前巻最後の椎菜の独白で『2週間前に貰った』と書かれていて矛盾が発生している。
しかし、来客が多いというか、何だか公私混同な感じのする修学旅行なのだが、学生よりタチが悪い由香里先生(いろいろとやらかしては叱られるも全く懲りない姿を見ると周りの先生方も取り扱いに困ってるんだなー)が可笑しかったし、クラスメイトの澤村良子もいいはっちゃけ振りでいろいろと面白かった。また、学校帰りに北海道へ行けてしまう乃木坂家のパワーも凄いのだが、裕人に対して今回妙にベタベタだった美夏の真意はどこにあるのかな?と思った。姉の春香を立ててはいるものの何だか本気モードな素振りも見受けられたのだが、実際は恋に恋する乙女中学生なのか、それとも当初からブレずに姉の幸せを願っているのか……どうなのかな?
余談だが、今回も出てきてほんのり笑わせてくれた春香の『修学旅行のしおり』。本巻では初日の札幌でみんなに手渡しているのだが、実は前巻最後の椎菜の独白で『2週間前に貰った』と書かれていて矛盾が発生している。