今回の秋晴はなんと、“れでぃ”たちとデートをすることに。
アキバ系王女様ピナとは観光スポット・秋葉原へ。みみなや鳳も従えて、オタクの聖地でとんでもない展開に。生粋の英国令嬢セルニアとは二人っきりで庶民派屋台でお食事に。こっそりとあとをつける朋美と大地はその様子を見て気が気じゃないようで…。さらには大地を伴って、女子二人とダブルデートまで。お嬢様&メイドさんとドキドキな逢い引き3連発。
今巻は、ピナ&みみな&鳳とのデート、セルニアとのデート、大地&早苗(+岡)とのデートの3編に分かれています。相変わらずの鈍感秋晴と、喜んだり焼き餅を焼いたりの女性陣との甘々(&ちょいエロ)ストーリーが展開されます。
それぞれの女性キャラは個性があって可愛いですし、この巻単体では、ラブコメ好きには萌えの展開でしょう。
それにしても…
ホント、みんなして鈍感というか何というか…。
しかも、「これが恋?」なんて展開、10巻目でやるなんてかなーり引っ張った感がありますね。
また、ここのところ秋晴の成長を描くシーンがほとんど無く、ひたすら「ラブ話」では食傷気味になります。
それでも、やっとこさセルニアは「本格参戦」を意識し、大地は自分の気持ちが何なのか理解したようですし、みみなも動き出したようですし、鳳…はよくわかりませんが、とにかくストーリーが動き始める気配はしたような気がします。
次巻は、恐らく朋美のターン。やっと本格的なレースの始まり…だといいな。つーか、もうストーリーを進めて欲しいです。
個人的には、セルニア頑張れ…です。
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れでぃ×ばと!(10) (電撃文庫 こ 8-16) 文庫 – 2010/1/10
見た目“やんきー”な執事候補生・秋晴。いつも受難続きの彼だが、今回はなんと、先日交わした約束通り、“れでぃ”たちとデートをすることに!?
アキバ系王女様ピナとは観光スポット・秋葉原へ。みみなや鳳(フォウ)も従えて、オタクの聖地でとんでもない展開に……!
生粋の英国令嬢セルニアとは二人っきりで庶民派屋台でお食事に。こっそりとあとをつける朋美と大地はその様子を見て気が気じゃないようで……。
さらには大地を伴って、女子二人とダブルデートまで! ドジっ娘メイド早苗と体を絡ませ合いながらの氷上スケートという未知の経験を堪能する……!!
アキバ系王女様ピナとは観光スポット・秋葉原へ。みみなや鳳(フォウ)も従えて、オタクの聖地でとんでもない展開に……!
生粋の英国令嬢セルニアとは二人っきりで庶民派屋台でお食事に。こっそりとあとをつける朋美と大地はその様子を見て気が気じゃないようで……。
さらには大地を伴って、女子二人とダブルデートまで! ドジっ娘メイド早苗と体を絡ませ合いながらの氷上スケートという未知の経験を堪能する……!!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2010/1/10
- 寸法10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104048682741
- ISBN-13978-4048682749
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2010/1/10)
- 発売日 : 2010/1/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4048682741
- ISBN-13 : 978-4048682749
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15 cm
- カスタマーレビュー:
著者について
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1982年生まれ (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『れでぃ×ばと!〈11〉』(ISBN-10:4048683942) が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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2010年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年7月31日に日本でレビュー済み
第二十四話は前巻第二十三話と前後した話となっており、従育科試験前日にピナから
カフェテラスに呼び出された秋晴は、明日の従育科試験を終えた明後日に桜沢みみなと
ともに憧れだった秋葉原に行こうと誘いを受ける。幼い見た目の二人の面倒を見るのは
大変だと考えた秋晴は大人しい性格でありながら腕っ節の強い鳳水蘭を加えた四人で
秋葉原へ降り立ち、目的地のメイドカフェや武器屋(当然だがレプリカである)、
大型書店などへ足を踏み入れるのだが――が序盤のあらすじ。
序盤においてなぜ桜沢みみなが同行することになったのかという謎が提示され、
終盤にてその理由が分かるようになっており、秋葉原に行くことが目的ではなく、
一緒に何かをすることが真の目的であることが提示されている。
十二月に入ったある日、昼休みに珍しくセルニアから声を掛けられた秋晴は
他の生徒たちがいる前で今度の土曜日に一緒に須野原の繁華街に従育科試験の時の
御礼として一緒にデートに行くことを持ちかけられる。
一方、一部始終を目の当たりにしていた朋美は秘密裏に大地薫にある提案を
持ちかける――が第二十五話のあらすじ。
あえてセルニアが衆人環境の中で秋晴をデートに誘うことにより、暗に朋美に
対し自身の優位性を見せつけることで彼女に対しマウントを取っていると同時に、
それが無自覚に行われていることが理解できる。また、追跡者の追跡者として
アイシェ・ハディムとヘディエを出したのは何かの伏線なのだろうか。
秋晴は同じ従育科で大地薫のことが気になるという女生徒・岡からの依頼により、
秋晴と薰そしてもう一人を加えた四人でダブルデートをするべくスケートに
行くことになるが、待ち合わせ場所の駅前に現れたのは周囲から確実に
浮いているエプロンドレス姿の四季鏡早苗だった――が描かれる番外編である
『トラブルだらけのダブルデート?』は秋晴の視点で描かれるAパートそして
薰の視点で描かれるBパートに分かれており、前者においては早苗によって
散々な目に遭いながらも、最後の最後で意図せず繰り出された早苗の
『ファインプレー』が描かれており、後者では自身の置かれている
微妙な立場もあり、もやもやした気持ちを抱いたまま一日を過ごす姿そして
実家による理不尽と性別を偽るという矛盾のしわ寄せを受け、独り精神的な
ダメージを受けているさまが描かれている。そしておそらく彼――いや、彼女は
『執事』ではなく違う進路を選ぶべきだろう。
カフェテラスに呼び出された秋晴は、明日の従育科試験を終えた明後日に桜沢みみなと
ともに憧れだった秋葉原に行こうと誘いを受ける。幼い見た目の二人の面倒を見るのは
大変だと考えた秋晴は大人しい性格でありながら腕っ節の強い鳳水蘭を加えた四人で
秋葉原へ降り立ち、目的地のメイドカフェや武器屋(当然だがレプリカである)、
大型書店などへ足を踏み入れるのだが――が序盤のあらすじ。
序盤においてなぜ桜沢みみなが同行することになったのかという謎が提示され、
終盤にてその理由が分かるようになっており、秋葉原に行くことが目的ではなく、
一緒に何かをすることが真の目的であることが提示されている。
十二月に入ったある日、昼休みに珍しくセルニアから声を掛けられた秋晴は
他の生徒たちがいる前で今度の土曜日に一緒に須野原の繁華街に従育科試験の時の
御礼として一緒にデートに行くことを持ちかけられる。
一方、一部始終を目の当たりにしていた朋美は秘密裏に大地薫にある提案を
持ちかける――が第二十五話のあらすじ。
あえてセルニアが衆人環境の中で秋晴をデートに誘うことにより、暗に朋美に
対し自身の優位性を見せつけることで彼女に対しマウントを取っていると同時に、
それが無自覚に行われていることが理解できる。また、追跡者の追跡者として
アイシェ・ハディムとヘディエを出したのは何かの伏線なのだろうか。
秋晴は同じ従育科で大地薫のことが気になるという女生徒・岡からの依頼により、
秋晴と薰そしてもう一人を加えた四人でダブルデートをするべくスケートに
行くことになるが、待ち合わせ場所の駅前に現れたのは周囲から確実に
浮いているエプロンドレス姿の四季鏡早苗だった――が描かれる番外編である
『トラブルだらけのダブルデート?』は秋晴の視点で描かれるAパートそして
薰の視点で描かれるBパートに分かれており、前者においては早苗によって
散々な目に遭いながらも、最後の最後で意図せず繰り出された早苗の
『ファインプレー』が描かれており、後者では自身の置かれている
微妙な立場もあり、もやもやした気持ちを抱いたまま一日を過ごす姿そして
実家による理不尽と性別を偽るという矛盾のしわ寄せを受け、独り精神的な
ダメージを受けているさまが描かれている。そしておそらく彼――いや、彼女は
『執事』ではなく違う進路を選ぶべきだろう。
2010年1月31日に日本でレビュー済み
一人一人に丁寧な配分を心がけているのは分かるのですが、なぜ登場してきたのか、現段階では分からないキャラクタが多いです。本巻のあとがきにもありますが、それが伏線としてかなり前の巻に仕込まれている事も多々あり、こちらも気が抜けません。でもヒロインズの心の葛藤とは裏腹に主人公の朴念仁ぶりのおかげでまだまだ楽しめそうな雰囲気です。
2010年1月18日に日本でレビュー済み
やはりむにゅうさんの挿絵は大好きです ぼくの中の好きな絵師さんベストスリーに入るんではないでしょうか 今回の巻は3編からなっています 秋晴とセルニアのデート 大地と秋晴が女の子とダブルデート(秋晴視点) 大地と秋晴が女の子とデート(大地視点) 前にもこんな書き方がありましたね 秋晴の勘違いを大地視点で解決 大地は可愛すぎるwww セルニアも可愛いし もうハーレムENDで終わってもいいよ(笑)
2010年1月12日に日本でレビュー済み
【第二十四話】
一応デートのようだが、実際はピナとの「聖地巡礼」。これにみみなと鳳さんが加わる珍道中。鳳さんは眼鏡がなくてカワイイ。結果的にはピナのお転婆振りが突出するいつもの展開だったが、一風変わった馬グッズを眺めてうっとりする鳳さんが面白かったり、何とも健気な内心を吐露したみみなが可愛らしかった。しかし、今回の“影の主役”は別のところにいたりする……スフォル王国万歳。
【第二十五話】
一応デートのようだが、実際はセルニアとお出かけしてまでの口喧嘩と勝ち負け合戦。この話では「何でも言い合える仲」が肝になっており、この絶妙な関係について、その本質を看破する朋美とそうでない大地とを好対照に描いている。ちなみにこの2人は、デートイベントではお馴染みというかお約束の隠密行動である。あと、他にもなかなか現れてくれない2人組もちょこっとだけ登場する(このコンビの出番増量希望)。セルニアは最後に微妙で漠然ながら自分の気持ちに変化があることを自覚した。これが誰へのどんな気持ちなのかは言うまでもあるまい。
【番外編】
一応デートのようだが、実際はWデート、それも形ばかりという偶数巻恒例、大地の番外編。従育課女子リーダー格の岡さんが本格登場するが、この話で一番のトピックスは、大地が自分の気持ちに気付いたことである。これが誰へのどんな気持ちなのかは言うまでもあるまい。これでフラグ的には朋美かセルニアの次くらいにはなったのかな?はっきり自覚したことで今後の展開を実に楽しみなものとさせている。
秋晴が善意で差し伸べる無自覚な心の手がヒロイン達の感情を揺さぶるいつもの展開にあって、今回は一部のヒロインにはっきりとラヴを意識させたことが潮目の変化を感じさせる。とりわけ大爆笑するでもないが続きが気になって一気に読みたくなるパワーがあった第10巻である。
一応デートのようだが、実際はピナとの「聖地巡礼」。これにみみなと鳳さんが加わる珍道中。鳳さんは眼鏡がなくてカワイイ。結果的にはピナのお転婆振りが突出するいつもの展開だったが、一風変わった馬グッズを眺めてうっとりする鳳さんが面白かったり、何とも健気な内心を吐露したみみなが可愛らしかった。しかし、今回の“影の主役”は別のところにいたりする……スフォル王国万歳。
【第二十五話】
一応デートのようだが、実際はセルニアとお出かけしてまでの口喧嘩と勝ち負け合戦。この話では「何でも言い合える仲」が肝になっており、この絶妙な関係について、その本質を看破する朋美とそうでない大地とを好対照に描いている。ちなみにこの2人は、デートイベントではお馴染みというかお約束の隠密行動である。あと、他にもなかなか現れてくれない2人組もちょこっとだけ登場する(このコンビの出番増量希望)。セルニアは最後に微妙で漠然ながら自分の気持ちに変化があることを自覚した。これが誰へのどんな気持ちなのかは言うまでもあるまい。
【番外編】
一応デートのようだが、実際はWデート、それも形ばかりという偶数巻恒例、大地の番外編。従育課女子リーダー格の岡さんが本格登場するが、この話で一番のトピックスは、大地が自分の気持ちに気付いたことである。これが誰へのどんな気持ちなのかは言うまでもあるまい。これでフラグ的には朋美かセルニアの次くらいにはなったのかな?はっきり自覚したことで今後の展開を実に楽しみなものとさせている。
秋晴が善意で差し伸べる無自覚な心の手がヒロイン達の感情を揺さぶるいつもの展開にあって、今回は一部のヒロインにはっきりとラヴを意識させたことが潮目の変化を感じさせる。とりわけ大爆笑するでもないが続きが気になって一気に読みたくなるパワーがあった第10巻である。