本書付属の帯等にも記載されている様に、今回はラリー・ヘップバーンが中心の物語。
新聞部として新たな学期を迎えた6人の主要キャラクターの半分(つまり3名だが、ネタバレになる為言明は避ける)が主にメインとして活躍する為登場が制限されたメンバーがいた為、残念に思う読者も少なからずいらっしゃると思っての評価★4。
されども物語の時期や内容からもいってそれは仕方がないことであり、それでも十分に筋が通って克つ面白い話になっている。締めはやはり新聞部という感じで収まり、個人的には最後のやり取りが大好きです。
聡明でも高貴でもなくあくまで平凡(誉め言葉)なキャラとして描かれるラリーに、共感や愛着を持たされる自分は、ラリーをもっと好きになりました。恐らく多くの方にも賛同頂けると思います。
ラリー・ヘップバーンは
格好良い と。笑)

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メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31) 文庫 – 2010/3/10
女子人気大、実は奥手のセロン。 正義感あふれる天然系メグ。 熱血漢金髪のラリー。 長身メガネサバサバ女子ナタリア。 美形長髪ちょっと皮肉屋ニック。 情報力抜群、新聞部部長ジェニー。 超お金持ちの子息・美男美女が集まり、学園内でも話題の中心である新聞部メンバー6人。学園地下の不審人物騒動や、探し物の依頼、新聞部合宿中の殺人事件などなど、なぜか必ず騒動に巻き込まれてばかりのメンバー ──。今回はなんと! あのラリーにラブレターが!? これはまたひと騒動の予感……。恋あり、友情あり、ミステリーあり、のドキドキハラハラワクワクドタバタ学園物語、第5巻!
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2010/3/10
- 寸法10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104048683926
- ISBN-13978-4048683920
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2010/3/10)
- 発売日 : 2010/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4048683926
- ISBN-13 : 978-4048683920
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 833,888位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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第6回電撃小説大賞にて『キノの旅―the Beautiful World』が最終選考候補作品に。2000年7月同作品にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe』(ISBN-10:4048682865)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月30日に日本でレビュー済み
セロンの親友ラリー。 片思い中のセロンが動揺するたびにラリーは親友として色々相談にのっていました。
女子に人気があるセロンと違い、ラリー自身は特に女の子に注目されることも無く学校生活を送っていました。
ところが突然ラブレターをもらい大慌て、新聞部のみんなの勧めでラブレターの送り主に会い付き合ってみることにしました。
小柄で無表情な下級生ステラは「二人きりで会うのはまだ怖いので学校の中で会いましょう」と提案します。
提案どおりに学校で一緒に昼食を食べる約束をしたラリー。
次の日ラリーは、ステラに腕を組まれ密着した状態で学内を歩き注目をあつめることになるのでした。
新聞部の部員達に「ステラのことを調べて欲しい」と頼むラリーの真意は?
無表情で「二人きりで会うのは怖い」と言ったはずなのに、人前で腕を組んだり食事を食べさせようとするステラの目的は?
ラリーが軍事学夏季トレーニングキャンプで学んできた”陽動作戦は派手なほど食いつきがいい”と言う言葉どおりに、太陽を背にしてあらわれた下級生ステラ。彼女の作戦と、それを受けてのラリーの応酬が面白いです。
「ヘプバーンの騎士」の名に恥じないラリーの騎士ぶりに感心させられました。
女子に人気があるセロンと違い、ラリー自身は特に女の子に注目されることも無く学校生活を送っていました。
ところが突然ラブレターをもらい大慌て、新聞部のみんなの勧めでラブレターの送り主に会い付き合ってみることにしました。
小柄で無表情な下級生ステラは「二人きりで会うのはまだ怖いので学校の中で会いましょう」と提案します。
提案どおりに学校で一緒に昼食を食べる約束をしたラリー。
次の日ラリーは、ステラに腕を組まれ密着した状態で学内を歩き注目をあつめることになるのでした。
新聞部の部員達に「ステラのことを調べて欲しい」と頼むラリーの真意は?
無表情で「二人きりで会うのは怖い」と言ったはずなのに、人前で腕を組んだり食事を食べさせようとするステラの目的は?
ラリーが軍事学夏季トレーニングキャンプで学んできた”陽動作戦は派手なほど食いつきがいい”と言う言葉どおりに、太陽を背にしてあらわれた下級生ステラ。彼女の作戦と、それを受けてのラリーの応酬が面白いです。
「ヘプバーンの騎士」の名に恥じないラリーの騎士ぶりに感心させられました。
2010年4月29日に日本でレビュー済み
今回は青春度MAX、実に爽やかな事件が展開されます。"あの"ラリーにラブレターが届く、そんな青天の霹靂な出来事を発端としてのそんな事件がメインです。どことなく、「何とか探偵団出動!」とそんな趣でしたね全編に渡って……。
事件の真相は伏線が分かり易いものであるということも手伝い、話半ばで大よそのカラクリを大半の読者は読めることかと思います。楽しむべきはやはり、そうしたものが分かった上で「ではどうするか?」という決断をする、ラリーをはじめとした新聞部のみんなのその思いの純真さ、気持ちの良い行動であると思います。
ラリーは今回のことで大分株を上げた、というのが読み終わってのその印象。基本傍若無人なジェニーの、恋する者への意外な優しさ−−それを分かってあげられるラリーのその理解の深さも含めて、ね。本当にすっと読めてしまった巻のある「メグとセロン」5巻、これぞライトノベルというその作風を次巻にも期待したいと思います。
事件の真相は伏線が分かり易いものであるということも手伝い、話半ばで大よそのカラクリを大半の読者は読めることかと思います。楽しむべきはやはり、そうしたものが分かった上で「ではどうするか?」という決断をする、ラリーをはじめとした新聞部のみんなのその思いの純真さ、気持ちの良い行動であると思います。
ラリーは今回のことで大分株を上げた、というのが読み終わってのその印象。基本傍若無人なジェニーの、恋する者への意外な優しさ−−それを分かってあげられるラリーのその理解の深さも含めて、ね。本当にすっと読めてしまった巻のある「メグとセロン」5巻、これぞライトノベルというその作風を次巻にも期待したいと思います。
2010年5月17日に日本でレビュー済み
シリーズ5巻目。
今回は、これまでと若干異なり、これまでは脇役的な存在だったキャラが、メインになっている。また、全員が同じ様に活躍するのではなく、6人中3人は今回は少しお休み、というか出番が少なめになっている。
このシリーズは、特別大きな事件が起きたり、そういったアップダウンは多くはないが、変な悪意などが入ることもないので、安心して読むことが出来る。次も期待。
今回は、これまでと若干異なり、これまでは脇役的な存在だったキャラが、メインになっている。また、全員が同じ様に活躍するのではなく、6人中3人は今回は少しお休み、というか出番が少なめになっている。
このシリーズは、特別大きな事件が起きたり、そういったアップダウンは多くはないが、変な悪意などが入ることもないので、安心して読むことが出来る。次も期待。
2010年3月18日に日本でレビュー済み
アリソンからこれまでずっとこのシリーズを読んできましたが、
グダグダもここまで進行すると酷いの一言です。
馬鹿の一つ覚え展開、とはまさにこのこと。というシナリオでした。
途中から明らかにオチが丸見えで、「この展開そのものがブラフなんだよな? 一種の叙述トリックだろ?」と疑っていたら
まったく僕の想像通りのオチだったので逆に驚いてしまいました。
時雨沢先生がまさかこのような陳腐極まりない本を書くようになるとは。
残念で仕方ありません。
驚きも楽しみも全くない、本当に陳腐で面白みのない作品です。
ハッキリ言って読む価値がありません。
グダグダもここまで進行すると酷いの一言です。
馬鹿の一つ覚え展開、とはまさにこのこと。というシナリオでした。
途中から明らかにオチが丸見えで、「この展開そのものがブラフなんだよな? 一種の叙述トリックだろ?」と疑っていたら
まったく僕の想像通りのオチだったので逆に驚いてしまいました。
時雨沢先生がまさかこのような陳腐極まりない本を書くようになるとは。
残念で仕方ありません。
驚きも楽しみも全くない、本当に陳腐で面白みのない作品です。
ハッキリ言って読む価値がありません。
2010年3月16日に日本でレビュー済み
新学期の学校。物語の始まりは、ラリーが受け取ったラブレター。相手の彼女のことが知りたいというラリーの依頼で、メグたちが演劇の練習をしている間に、ジェニーとセロンが彼女のことを調査することになる。
話の題材自体は何世紀も前から取り扱われているものだけれど、そこに第四上級学校新聞部の面々を絡めていく。セロンとラリーの信頼関係、ラリーの良い奴ぶり、新聞部の人間関係などが見どころ。
話の題材自体は何世紀も前から取り扱われているものだけれど、そこに第四上級学校新聞部の面々を絡めていく。セロンとラリーの信頼関係、ラリーの良い奴ぶり、新聞部の人間関係などが見どころ。
2021年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです!丁寧な世界観とキャラクターが本当に愛しいです。素敵な絵も最高です!