パクりの上に話がそもそも面白くない。
平凡すぎて何処にでも在りそうな、誰でも描けそうな出来映え。
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俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 (電撃文庫 あ 29-1) 文庫 – 2010/5/10
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2010/5/10
- ISBN-104048685481
- ISBN-13978-4048685481
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2010/5/10)
- 発売日 : 2010/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 290ページ
- ISBN-10 : 4048685481
- ISBN-13 : 978-4048685481
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,161,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話題の作品ということで読んでみようと思ったのですが、本屋を5,6軒回ってもどこにも売ってなくて驚きました。結局ここで入手した次第です。著者は哀川譲という人でこれがデビュー作になります。
一つ、魔王は正体不明でなければならない。
一つ、勇者が勝つには魔王の正体を暴かなければならない。
一つ、魔王が勝つには正体を隠し続けなければならない。
人間と人外が共に通う日本で唯一の高校、聖桐学園。
ここに通う兎沢紅太郎(とざわ・こうたろう)は容姿端麗で文武両道な伏城野アリス(ふしぎの・ありす)という幼馴染が居る以外は平凡な高校生活を送っていたのですが、ひょんなことから次期魔王に指名されてしまいます。
この学校には人間による勇者生徒会(会長=勇者)と人外による魔王生徒会(会長=魔王)という二つの生徒会が形式上対立することで、未だ摩擦の多い人間と人外全体のガス抜きをするという方法を取っていたのです。
そして勇者生徒会つまり人間側の代表に選ばれたのがよりによって伏城野アリス。正体を隠しながら幼馴染とと仲良くしつつ対立せざるを得なくなった主人公の運命は、というお話です。
まず主人公が一見平凡ながら能動的な人物というのが気に入りました。最近の漫画やラノベは押しの強いヒロインに圧倒されるばかりで自分で何も決められない人物が多く、この傾向に食傷ぎみの方には特にオススメです。
成り行きで魔王になった紅太郎ですが、引き受けることで優秀すぎる幼馴染と対等になる事を目指すと言う前向きな姿勢に好感が持てます。また平凡な人間とされていますが人間と人外を差別せず、また優秀な人物だからと特別視しない姿勢があり大物の片鱗を伺わせます。
仲は良いけど紅太郎自身が引け目を感じている幼馴染の伏城野アリス。魔王になった紅太郎のサポート役ですが懐疑の目を向ける吸血鬼の九条院鑑美(くじょういん・かがみ)を始め、ヒロインとの微妙な「距離感」が良い感じです。
何といっても文章が読みやすく、あっという間に読了してしまいました。
新人作家ということで刊行ペースと作品のクオリティが維持できるかが心配ですが、大変面白い作品で今後の期待を込めて★5つといたします。
一つ、魔王は正体不明でなければならない。
一つ、勇者が勝つには魔王の正体を暴かなければならない。
一つ、魔王が勝つには正体を隠し続けなければならない。
人間と人外が共に通う日本で唯一の高校、聖桐学園。
ここに通う兎沢紅太郎(とざわ・こうたろう)は容姿端麗で文武両道な伏城野アリス(ふしぎの・ありす)という幼馴染が居る以外は平凡な高校生活を送っていたのですが、ひょんなことから次期魔王に指名されてしまいます。
この学校には人間による勇者生徒会(会長=勇者)と人外による魔王生徒会(会長=魔王)という二つの生徒会が形式上対立することで、未だ摩擦の多い人間と人外全体のガス抜きをするという方法を取っていたのです。
そして勇者生徒会つまり人間側の代表に選ばれたのがよりによって伏城野アリス。正体を隠しながら幼馴染とと仲良くしつつ対立せざるを得なくなった主人公の運命は、というお話です。
まず主人公が一見平凡ながら能動的な人物というのが気に入りました。最近の漫画やラノベは押しの強いヒロインに圧倒されるばかりで自分で何も決められない人物が多く、この傾向に食傷ぎみの方には特にオススメです。
成り行きで魔王になった紅太郎ですが、引き受けることで優秀すぎる幼馴染と対等になる事を目指すと言う前向きな姿勢に好感が持てます。また平凡な人間とされていますが人間と人外を差別せず、また優秀な人物だからと特別視しない姿勢があり大物の片鱗を伺わせます。
仲は良いけど紅太郎自身が引け目を感じている幼馴染の伏城野アリス。魔王になった紅太郎のサポート役ですが懐疑の目を向ける吸血鬼の九条院鑑美(くじょういん・かがみ)を始め、ヒロインとの微妙な「距離感」が良い感じです。
何といっても文章が読みやすく、あっという間に読了してしまいました。
新人作家ということで刊行ペースと作品のクオリティが維持できるかが心配ですが、大変面白い作品で今後の期待を込めて★5つといたします。
2010年5月17日に日本でレビュー済み
容姿端麗で文武両道なアリスと、平凡だが行動力のある紅太郎は幼馴染。
2年生になり、アリスは人間サイドの生徒会長、勇者に就任した。
紅太郎は人間だが、前魔王によって、人外サイドの生徒会長、魔王に抜擢された。
勇者と魔王は対立しており、勇者は魔王の正体を見破ると勝ち、魔王は2年生の終わりまで正体がばれなければ勝ち。大筋はそんなお話。
設定が完璧超人なアリスが紅太郎に可愛くアプローチしているのに和みました。
ただ、読みやすいお話ではあるんだけど、テンポがいいというより…こしが無いせいでつるっと読めてしまう感じ。
浅いこと以外は割と楽しめたので星4つです。
2年生になり、アリスは人間サイドの生徒会長、勇者に就任した。
紅太郎は人間だが、前魔王によって、人外サイドの生徒会長、魔王に抜擢された。
勇者と魔王は対立しており、勇者は魔王の正体を見破ると勝ち、魔王は2年生の終わりまで正体がばれなければ勝ち。大筋はそんなお話。
設定が完璧超人なアリスが紅太郎に可愛くアプローチしているのに和みました。
ただ、読みやすいお話ではあるんだけど、テンポがいいというより…こしが無いせいでつるっと読めてしまう感じ。
浅いこと以外は割と楽しめたので星4つです。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
売れているというので期待して買って読んでみましたが
絵、設定、文章の読みやすさは私は好きですが、
内容や描写、読んだ後の次を読みたい感(?)はイマイチだったと思います。
悪い意味での期待を裏切らないストーリーで、先を読めてしまう感がありました。
かるく読みたい方にはオススメですが
私の様に期待して読むと後悔するかもしれません。
絵、設定、文章の読みやすさは私は好きですが、
内容や描写、読んだ後の次を読みたい感(?)はイマイチだったと思います。
悪い意味での期待を裏切らないストーリーで、先を読めてしまう感がありました。
かるく読みたい方にはオススメですが
私の様に期待して読むと後悔するかもしれません。
2010年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故?とか、どうして?と深く考えるタイプの人には向かないかもしれません。
ヒロインをはじめとして、登場人物がなぜ社会の流れとは違う考えをもって居るのかが基本的に書かれていないので、
残念ながら物語に厚みが無いように感じました。
せめてヒロインくらいは、何故そう考えるようになったのか、こってりしっかり語って欲しかった気がします。
もうひとつ気になったのは登場人物の名前です。
伏城野(ふしぎの) アリスとか、金剛武蔵はないんじゃないかなぁ。。。
次回作に期待します。
ヒロインをはじめとして、登場人物がなぜ社会の流れとは違う考えをもって居るのかが基本的に書かれていないので、
残念ながら物語に厚みが無いように感じました。
せめてヒロインくらいは、何故そう考えるようになったのか、こってりしっかり語って欲しかった気がします。
もうひとつ気になったのは登場人物の名前です。
伏城野(ふしぎの) アリスとか、金剛武蔵はないんじゃないかなぁ。。。
次回作に期待します。
2010年5月28日に日本でレビュー済み
・・・と勘違いしてしまうほど酷似。バカテスを横に置いて「あ、このギャグおもしろい、も〜らいw」ってやってるんじゃねえかくらい似てる。5巻くらい出てから似てるギャグがあるのならわかるけど、一巻だけでここまでだとさすがに・・・。もう似てるっていうか・・・。
最近の電撃大賞ってこんな感じなんかな?
最近の電撃大賞ってこんな感じなんかな?
2010年5月13日に日本でレビュー済み
最終選考からの拾いあげのこの作品。
世界の設定は人間と人外が共存している現代ファンタジー。
そんな世界にある、人間と人外が通う聖桐学園が舞台。
ヒロインのアリスは才色兼備、文武両道の完璧超人で、人間側の『勇者生徒会』の会長。
主人公の紅太郎はアリスの幼馴染で、ドコにでもいる普通の男の子……のはずだった。
この学園にはもう一つの生徒会があった。
人外の生徒によって構成されている『魔王生徒会』だ。
その魔王生徒会と、勇者生徒会は、生徒会戦で常に翌年度の真生徒会(?)を決めていた。
生徒会戦のルールはいたってシンプル。
1年間、正体を隠し続けられたら魔王生徒会会長の勝利。
その正体を暴けたら、勇者生徒会会長の勝利。
そして……魔王生徒会会長に白羽の矢が立てられたのは、
アリスの幼馴染で、普通の男の子(人間)の紅太郎だった。
完璧超人のアリス相手に、幼馴染の紅太郎はどうやって正体を隠し続けるのか――!?
ストーリーの流れは上記のような感じで、非常にオーソドックス。
王道や、テンプレートと言って差し支えない展開です。
が、主人公であり人間の紅太郎を取りまく、
人外である魔王生徒会の面々(ヒロインズ)との掛けあい。
そして紅太郎に対しては、これでもかってラブラブアタックをするアリスが、
魔王に対して繰りだす完璧超人全力全開のアタック(攻撃)。
それらのギャップが軽妙で実に面白い。
ボケるアリスやヒロインズに対する主人公(紅太郎)のツッコミが実に的確で心地良い。
この辺は、バカとテストと召喚獣や、化物語に共通する系譜でしょうか?
また、ボケを担当するヒロイン達の可愛さ(魅力)がきちんと描かれていて、
ラブコメが好きな読者にとっても楽しめる構図になっています。
そして主人公がラブコメ的には鈍感というお約束を踏まえつつも、
きちんと筋を通して、熱い理念と目標を抱いているカッコ良い男の子として描かれています。
安定して(私を含む)読者が喜ぶ設定を配しつつ、
その中で余すところなくキャラクター達の魅力を引きだしている本作は、
さすが最終選考に残った作品、と言わざるをえないでしょう。
ただ、その安定感がエッジを弱くしているという点で、
新人賞の受賞を逃した原因なのかもしれません。
また後半の正体がバレるかどうか――の山場の解決が、
あっさりしているのは、新人賞応募時のページ制限があったからなのかもしれません。
もったいないといえば、この2点がもったいない印象です。
学園ラブコメが好きな人、
熱くカッコ良い主人公が好きな人、
人外(モンスターや妖怪)が好きな人、
そんな読者達にお薦めな作品です。
世界の設定は人間と人外が共存している現代ファンタジー。
そんな世界にある、人間と人外が通う聖桐学園が舞台。
ヒロインのアリスは才色兼備、文武両道の完璧超人で、人間側の『勇者生徒会』の会長。
主人公の紅太郎はアリスの幼馴染で、ドコにでもいる普通の男の子……のはずだった。
この学園にはもう一つの生徒会があった。
人外の生徒によって構成されている『魔王生徒会』だ。
その魔王生徒会と、勇者生徒会は、生徒会戦で常に翌年度の真生徒会(?)を決めていた。
生徒会戦のルールはいたってシンプル。
1年間、正体を隠し続けられたら魔王生徒会会長の勝利。
その正体を暴けたら、勇者生徒会会長の勝利。
そして……魔王生徒会会長に白羽の矢が立てられたのは、
アリスの幼馴染で、普通の男の子(人間)の紅太郎だった。
完璧超人のアリス相手に、幼馴染の紅太郎はどうやって正体を隠し続けるのか――!?
ストーリーの流れは上記のような感じで、非常にオーソドックス。
王道や、テンプレートと言って差し支えない展開です。
が、主人公であり人間の紅太郎を取りまく、
人外である魔王生徒会の面々(ヒロインズ)との掛けあい。
そして紅太郎に対しては、これでもかってラブラブアタックをするアリスが、
魔王に対して繰りだす完璧超人全力全開のアタック(攻撃)。
それらのギャップが軽妙で実に面白い。
ボケるアリスやヒロインズに対する主人公(紅太郎)のツッコミが実に的確で心地良い。
この辺は、バカとテストと召喚獣や、化物語に共通する系譜でしょうか?
また、ボケを担当するヒロイン達の可愛さ(魅力)がきちんと描かれていて、
ラブコメが好きな読者にとっても楽しめる構図になっています。
そして主人公がラブコメ的には鈍感というお約束を踏まえつつも、
きちんと筋を通して、熱い理念と目標を抱いているカッコ良い男の子として描かれています。
安定して(私を含む)読者が喜ぶ設定を配しつつ、
その中で余すところなくキャラクター達の魅力を引きだしている本作は、
さすが最終選考に残った作品、と言わざるをえないでしょう。
ただ、その安定感がエッジを弱くしているという点で、
新人賞の受賞を逃した原因なのかもしれません。
また後半の正体がバレるかどうか――の山場の解決が、
あっさりしているのは、新人賞応募時のページ制限があったからなのかもしれません。
もったいないといえば、この2点がもったいない印象です。
学園ラブコメが好きな人、
熱くカッコ良い主人公が好きな人、
人外(モンスターや妖怪)が好きな人、
そんな読者達にお薦めな作品です。
2010年6月6日に日本でレビュー済み
テンプレ通りのキャラにテンプレ通りの設定、テンプレ通りの展開にテンプレ通りの結末。まさにテンプレ通りの「ライトノベル」。毒にも薬にもならない没個性な作品です。その上に文章そのものも、既に色々と言われていることですが、要所要所に「バカテス」からの盗用が顔を出すため、質の悪い同人誌にしか思えません。
「ライトノベルなど所詮どれも盗用ばかりだ」と言えばそれまでですが、それでもどこかしらに独自性が発揮されるからこそ、商品として成立するもののはず。根幹がテンプレ、文章も盗用では・・・
何より、これが電撃大賞の最終候補作という事実に愕然とします。これでは、たとえ文章が乱雑でストーリーが滅茶苦茶でも、ケータイ小説の方が数段マシです。
「ライトノベルなど所詮どれも盗用ばかりだ」と言えばそれまでですが、それでもどこかしらに独自性が発揮されるからこそ、商品として成立するもののはず。根幹がテンプレ、文章も盗用では・・・
何より、これが電撃大賞の最終候補作という事実に愕然とします。これでは、たとえ文章が乱雑でストーリーが滅茶苦茶でも、ケータイ小説の方が数段マシです。