今回は五浦大輔の男前が上がりまくる。前作でも大いに株を上げたが本作はそれ以上だ。大輔と篠川智恵子の会話から今回は物語が始まる。プロローグが回想なのでエピローグもこの二人の会話で終わる。
本文では大輔と栞子の距離が縮まっていくのと並行して太宰治の作品のエピソードが絡んでくる。言わずと知れた文豪だが、人間の弱さと直面していただけに作品の幅は広く、それが今回の小道具になっている。
ただ、推理劇としてのツボを押さえており楽しめる。今まで以上に多くの登場人物がいるが、発言は最小限で、そのすべてが推理のカギとなるよう配置してある。それぞれの発言がいつ、誰が、どこで、何を、誰との要素に分解してメモしてみよう。すると謎解きの前にちゃんと大輔と栞子の推理が予測できる。できない部分が本作のエッセンスというべき「巡るさだめ」なのだ。それは篠川智恵子と栞子の異常ともいえる古本への嗅覚のルーツをあきらかにするもので、次作への引きとなっている。
さて、古書店の師弟の子孫たちはどこに着地するのだろうか。残りは一作が二作とのこと。続けてほしいが二人のハッピーエンドが読むことができるなら良しとすべきだろう。
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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫) 文庫 – 2014/12/25
三上 延
(著)
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累計600万部突破、驚異のミリオンセラー! ビブリオミステリ第6巻!
太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた。
過去を再現するかのような奇妙な巡り合わせ。深い謎の先に待つのは偶然か必然か?
太宰治の『晩年』を奪うため、美しき女店主に危害を加えた青年。ビブリア古書堂の二人の前に、彼が再び現れる。今度は依頼者として。
違う『晩年』を捜しているという奇妙な依頼。署名ではないのに、太宰自筆と分かる珍しい書きこみがあるらしい。
本を追ううちに、二人は驚くべき事実に辿り着く。四十七年前にあった太宰の稀覯本を巡る盗難事件。それには二人の祖父母が関わっていた。
過去を再現するかのような奇妙な巡り合わせ。深い謎の先に待つのは偶然か必然か?
- 本の長さ322ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/12/25
- 寸法10.7 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104048691899
- ISBN-13978-4048691895
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商品の説明
著者について
古書にまつわる謎を解いていく、ビブリオミステリ『ビブリア古書堂の事件手帖』がベストセラーとなる。
ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中。
ホラーからファンタジーまで、幅広い作風で縦横に活躍中。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2014/12/25)
- 発売日 : 2014/12/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 322ページ
- ISBN-10 : 4048691899
- ISBN-13 : 978-4048691895
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 69,646位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 157位メディアワークス文庫
- - 1,708位日本文学
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月4日に日本でレビュー済み
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2014年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
星4つけてますが、「ビブリアの6巻として」な評価で、
「ビブリアの単体作品として」なら3つくらい、
純粋な作品としての評価は2つくらいです。
ようするに、あんまり良くなかった、という事です。
今回は、「ビブリアらしさ」がに欠けています。
ビブリアは、「一冊の本」をテーマにしたオムニバス形式で、1巻通して見るとまとまったテーマがある、
という見せ方に「らしさ」があるのだと、個人的には思っているのですが、今回はそれがない。
小説として、ミステリ?として、謎がとけたりドンデン返しがあったり、
それなりに面白い点もありますが、冷静に考えると話が雑。
話も終盤なので、広げた風呂敷を畳みだしていますが、その畳み方が強引というか・・・。
前巻がかなり良かったので、それと比べてしまい、見劣り感が出るのはいたしかたありません。
・・・が、まぁ、コレを読む人は「1〜5巻まで読んでる」でしょうし、
「続き物」として考えればそれなりに楽しめます。
今回も終盤、「アレはそういう理由だったのね」的なのがあるので
(展開としては強引といわざるをえませんが)「読み返す楽しさ」は、あります。
いろいろ惜しい。
筆者も巻末に書いてますけど、ビブリアは後1冊か2冊で終わりだとか。
1巻初版から4年弱で6冊。あと2冊とすると・・・
2015年の秋口、2016年の春頃でラスト、という感じですかね。
どういう「締め」に持っていくか読めませんが、終わりよければ全て良し、という事で期待しています。
「ビブリアの単体作品として」なら3つくらい、
純粋な作品としての評価は2つくらいです。
ようするに、あんまり良くなかった、という事です。
今回は、「ビブリアらしさ」がに欠けています。
ビブリアは、「一冊の本」をテーマにしたオムニバス形式で、1巻通して見るとまとまったテーマがある、
という見せ方に「らしさ」があるのだと、個人的には思っているのですが、今回はそれがない。
小説として、ミステリ?として、謎がとけたりドンデン返しがあったり、
それなりに面白い点もありますが、冷静に考えると話が雑。
話も終盤なので、広げた風呂敷を畳みだしていますが、その畳み方が強引というか・・・。
前巻がかなり良かったので、それと比べてしまい、見劣り感が出るのはいたしかたありません。
・・・が、まぁ、コレを読む人は「1〜5巻まで読んでる」でしょうし、
「続き物」として考えればそれなりに楽しめます。
今回も終盤、「アレはそういう理由だったのね」的なのがあるので
(展開としては強引といわざるをえませんが)「読み返す楽しさ」は、あります。
いろいろ惜しい。
筆者も巻末に書いてますけど、ビブリアは後1冊か2冊で終わりだとか。
1巻初版から4年弱で6冊。あと2冊とすると・・・
2015年の秋口、2016年の春頃でラスト、という感じですかね。
どういう「締め」に持っていくか読めませんが、終わりよければ全て良し、という事で期待しています。
2014年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろかったー
さすがです!!
読者の期待にこたえるどころか
それをブチ超えてくるとは…
これがどれほど大変なことか。
4巻で1回どっかーんとやってしまったものだから
あれ以上の物となると、難しいだろうなとは、思っていました。
案の定5巻が箸やすめというか、アイキャッチというか
すこし落ちてしまったので。
さてここまで上げてしまって最終巻に何をもってくるんでしょう?
アレか、まさかアレに手を出すのか?
お母さんが探し求めているというアレ…
もしやり遂げることができたなら、ダビンチコードをブチ超えてくるでしょう。
布石はってるけど本当にアレに手だすのか。
コワイコワイコワイ
さすがです!!
読者の期待にこたえるどころか
それをブチ超えてくるとは…
これがどれほど大変なことか。
4巻で1回どっかーんとやってしまったものだから
あれ以上の物となると、難しいだろうなとは、思っていました。
案の定5巻が箸やすめというか、アイキャッチというか
すこし落ちてしまったので。
さてここまで上げてしまって最終巻に何をもってくるんでしょう?
アレか、まさかアレに手を出すのか?
お母さんが探し求めているというアレ…
もしやり遂げることができたなら、ダビンチコードをブチ超えてくるでしょう。
布石はってるけど本当にアレに手だすのか。
コワイコワイコワイ
2018年6月11日に日本でレビュー済み
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小説の柱の一角に古書を持ってきたのはとても楽しかった。話の展開が練られていて盛り上がったところで大きな一話が終わったけれど、スターウオーズの映画のように同じスタッフによる数年後の物語などが期待される。著者には古書の引き出しがたくさんあると思うが如何であろうか。
初めてビブリアを手にした時は私のような高齢者が読むとは思っていないのかなと思いつつ全巻を待った気持ちは途中で読めなくなるかなと、全く違った世界のハラハラ時計を握らされた気分でした。第二のビブリアものが出されるのなら品位のあるビブリアメンバーが継続して活躍するものを渇望しています。メディアワークス文庫と著者にこんな気持ちが伝われば良いのにと思いながらもう身が持たないかもと若やいだローソクの火を消さないように頑張っているんですよ。
初めてビブリアを手にした時は私のような高齢者が読むとは思っていないのかなと思いつつ全巻を待った気持ちは途中で読めなくなるかなと、全く違った世界のハラハラ時計を握らされた気分でした。第二のビブリアものが出されるのなら品位のあるビブリアメンバーが継続して活躍するものを渇望しています。メディアワークス文庫と著者にこんな気持ちが伝われば良いのにと思いながらもう身が持たないかもと若やいだローソクの火を消さないように頑張っているんですよ。
2020年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったです。各登場人物の描き方が丁寧で
推理や、思いやりであえて言及しないなどの言動に
共感しながら読みました。
推理や、思いやりであえて言及しないなどの言動に
共感しながら読みました。
2015年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出てくる人物があまりに裏側があるというか、いい人ぶった悪人ばかりというか・・・。
ネタバレになりますが特に久我山尚大。さすがに閉口します。商売のためとはいえ、私はこんな人間とはつき合いたくないですね。更に自分の孫を使って自分勝手な思いを達成しようとするその妻の真里。孫の寛子は下手したら猟期殺人すら犯しそうな危うさがある。この一族は何なの?という感じ。田中敏雄はスタンガンまで用意しているのに五浦大輔を従兄弟だから殴れないという。
栞子の母、智恵子は五浦大輔を小馬鹿にしているような態度は鼻持ちならないし、子を捨ててもなんとも思っていないような振る舞いは相変わらずだ。
それぞれが目的はあるが何かしらの弱みがあって行動が煮え切らない。だからどうしても話がモヤモヤしてしまう。
設定も、何百万もする本を常に持ち歩くのも普通に考えて状態は悪化の一途では?と思うし、汗だくになるような蔵もどうなの?と思う。
今までがいい流れだっただけに残念な気持ちが強い。なんだかんだで次も読むと思いますが、智恵子がらみのドロドロだったら読むのが大変そう。唯一いい人そうな聖司や栞子のお父さんも裏があったらどうしようと思う。
ネタバレになりますが特に久我山尚大。さすがに閉口します。商売のためとはいえ、私はこんな人間とはつき合いたくないですね。更に自分の孫を使って自分勝手な思いを達成しようとするその妻の真里。孫の寛子は下手したら猟期殺人すら犯しそうな危うさがある。この一族は何なの?という感じ。田中敏雄はスタンガンまで用意しているのに五浦大輔を従兄弟だから殴れないという。
栞子の母、智恵子は五浦大輔を小馬鹿にしているような態度は鼻持ちならないし、子を捨ててもなんとも思っていないような振る舞いは相変わらずだ。
それぞれが目的はあるが何かしらの弱みがあって行動が煮え切らない。だからどうしても話がモヤモヤしてしまう。
設定も、何百万もする本を常に持ち歩くのも普通に考えて状態は悪化の一途では?と思うし、汗だくになるような蔵もどうなの?と思う。
今までがいい流れだっただけに残念な気持ちが強い。なんだかんだで次も読むと思いますが、智恵子がらみのドロドロだったら読むのが大変そう。唯一いい人そうな聖司や栞子のお父さんも裏があったらどうしようと思う。
2014年12月27日に日本でレビュー済み
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古書の繋ぐ人の縁。
ようやくお付き合いを始めた大輔君と栞子さんがキャッキャうふふするかと思いきやそんなことは全くなかったぜ。
今巻は一巻丸々太宰治で、太宰が好きな人にはたまらない一冊になっているようです。いや、私は違いますけど。
一巻のストーリーを引き継いで、更に数冊の本と数十年前の事件、登場人物の複雑な血縁と、幾つかの事件が絡み合って重層的な見事なストーリーになっています。誰もかれもが隠し事をして、嘘をついて、その中のいくつかは解き明かされて和解と解放を生むのですが、逆に断絶と苦しみも生みます。
人生とは。人間関係とは。いや、人間とは。そんな事を太宰の作品のいくつかのフレーズとともに強烈に想わせる。そんな作品です。
相変わらず栞子さんは可愛いし、大輔君は意外と鋭いし、智恵子さんはやばいです。文香さんはちょっと空気を読みなさい。
一つ、盗聴器の下りは唐突だったかな。前後の脈絡が合わないところがありましたね。そこだけが惜しかった。
続きが気になるなぁ。
ようやくお付き合いを始めた大輔君と栞子さんがキャッキャうふふするかと思いきやそんなことは全くなかったぜ。
今巻は一巻丸々太宰治で、太宰が好きな人にはたまらない一冊になっているようです。いや、私は違いますけど。
一巻のストーリーを引き継いで、更に数冊の本と数十年前の事件、登場人物の複雑な血縁と、幾つかの事件が絡み合って重層的な見事なストーリーになっています。誰もかれもが隠し事をして、嘘をついて、その中のいくつかは解き明かされて和解と解放を生むのですが、逆に断絶と苦しみも生みます。
人生とは。人間関係とは。いや、人間とは。そんな事を太宰の作品のいくつかのフレーズとともに強烈に想わせる。そんな作品です。
相変わらず栞子さんは可愛いし、大輔君は意外と鋭いし、智恵子さんはやばいです。文香さんはちょっと空気を読みなさい。
一つ、盗聴器の下りは唐突だったかな。前後の脈絡が合わないところがありましたね。そこだけが惜しかった。
続きが気になるなぁ。
2015年1月29日に日本でレビュー済み
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爽やか・軽やかで始まった「ビブリア」もいよいよ佳境に入り人間関係のドロドロも交えて大変読み応えのある展開です。
個人的には脂っこいのは大好物なので非常に好みでしたが若干胃にもたれる方がいるのもむべなるかな・・・。
そんな中で少なからず??が付いたのが「夏は暑くて・・」「皆さんランニング一枚で書庫に入り・・びっしょりと汗をかいて」の描写でした。
一度でも入ったことのある人間なら明白ですが、夏の土蔵の中とゆうのは冷んやりとして実に快適なのですね。それこそエアコンなんか比べものにならないくらいに。
そもそも人間が汗だくになるような状態では当然本の保管にもよくないわけで、汗だくの人間に蔵書をいじられたら更にたまったものじゃないので、ありえないエピソードと思われます。
「何も隠せない」状況を説明するには他に方法もあったと思いますのでいささか残念です。
また、ラストにかけて二人の人間が用意した凶器がいずれも同じとゆうのも違和感がありました。
使用条件を満たす安全かつ確実な無力化手段は他にも幾つか思い当たるだけに、よりスマートな形が望ましいと思えました。
これまで?の付く展開が全くない大変よくできたシリーズだっただけに、クライマックスとも成りそうな次巻に向けて敢えて苦言を呈させていただきました。
個人的には脂っこいのは大好物なので非常に好みでしたが若干胃にもたれる方がいるのもむべなるかな・・・。
そんな中で少なからず??が付いたのが「夏は暑くて・・」「皆さんランニング一枚で書庫に入り・・びっしょりと汗をかいて」の描写でした。
一度でも入ったことのある人間なら明白ですが、夏の土蔵の中とゆうのは冷んやりとして実に快適なのですね。それこそエアコンなんか比べものにならないくらいに。
そもそも人間が汗だくになるような状態では当然本の保管にもよくないわけで、汗だくの人間に蔵書をいじられたら更にたまったものじゃないので、ありえないエピソードと思われます。
「何も隠せない」状況を説明するには他に方法もあったと思いますのでいささか残念です。
また、ラストにかけて二人の人間が用意した凶器がいずれも同じとゆうのも違和感がありました。
使用条件を満たす安全かつ確実な無力化手段は他にも幾つか思い当たるだけに、よりスマートな形が望ましいと思えました。
これまで?の付く展開が全くない大変よくできたシリーズだっただけに、クライマックスとも成りそうな次巻に向けて敢えて苦言を呈させていただきました。