同僚に収蔵品には幽霊が付いていると言われて収蔵庫や展示室に入れなくなるようなバカっぽいけれど元気な博物館新人臨時職員、ヒロイン若菜の約一年の活躍です。彼女のことをワカメと呼び続けるウザいおやじである高垣館長や、個性的な職員たち、背の低い童顔のヒロインをガキ呼ばわりするお世辞にも上品と言えない町の人たちと一緒になっての、地方の小島に立つ博物館を舞台としたドタバタコメディーです。ラブ要素はこの巻ではありません。フラグは立っていますが。
第一章は町の古文書関係、第二章は土地の希少昆虫、第三章は来館する地域の子ども達の人間関係、第四章は地元の古民家の保存運動の話。博物館の役割や仕事も解説されています。
超自然的な能力とかは出てきませんが、登場人物たちは皆振る舞いが大きくて分かり易く、にぎやかで、芝居やドラマにしたらいいんじゃないかな。
あとがきによれば「実際の博物館の職員は、もっと真面目な人ばかりです。安心してください。」だそうです。
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海の上の博物館 (メディアワークス文庫) 文庫 – 2015/1/24
行田尚希
(著)
美しい海に浮かぶ博物館で紡がれる愉快でハートウォーミングな物語
瀬戸内海に浮かぶ小さな島に建つ、茅埜辺市立博物館。遠くから見る光景は、まるでキラキラと輝く海に浮かんでいるかのよう。
美しい自然に囲まれたその博物館では、個性豊かな学芸員たちが日々、懸命(?)に働いている。
いつも釣りばかりしている高垣館長、熊のような体格で無口な青年・秋吉、ニコニコしていて人当たりはいいが、ひ弱さ全開の桐谷……。
そんな人々に囲まれ、臨時職員として働きはじめたばかりの新人女子・若菜は、悪戦苦闘しながら成長していく。
憧れていた「博物館の学芸員」って、けっこう大変な仕事なんだなぁ~~~!
瀬戸内海に浮かぶ小さな島に建つ、茅埜辺市立博物館。遠くから見る光景は、まるでキラキラと輝く海に浮かんでいるかのよう。
美しい自然に囲まれたその博物館では、個性豊かな学芸員たちが日々、懸命(?)に働いている。
いつも釣りばかりしている高垣館長、熊のような体格で無口な青年・秋吉、ニコニコしていて人当たりはいいが、ひ弱さ全開の桐谷……。
そんな人々に囲まれ、臨時職員として働きはじめたばかりの新人女子・若菜は、悪戦苦闘しながら成長していく。
憧れていた「博物館の学芸員」って、けっこう大変な仕事なんだなぁ~~~!
- 本の長さ338ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日2015/1/24
- 寸法10.7 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104048692410
- ISBN-13978-4048692410
商品の説明
著者について
栃木県出身在住。2月2日生まれ。A型。第19回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を受賞しデビュー。代表作は『路地裏のあやかしたち』シリーズ。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015/1/24)
- 発売日 : 2015/1/24
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 338ページ
- ISBN-10 : 4048692410
- ISBN-13 : 978-4048692410
- 寸法 : 10.7 x 1.6 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 680,853位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,049位メディアワークス文庫
- - 15,733位日本文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年9月1日に日本でレビュー済み
息子が中学の時に読んで、激押ししてき
た本です。続編は出ないのですか?短編集みたいな感じなので、読みやすいし、全国の学校図書室にあってもいい内容なので、某N◯Kとかで実写化しても面白そうです。
まずは続編!出版社さん頑張ってください。
た本です。続編は出ないのですか?短編集みたいな感じなので、読みやすいし、全国の学校図書室にあってもいい内容なので、某N◯Kとかで実写化しても面白そうです。
まずは続編!出版社さん頑張ってください。
2015年9月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
都会にあこがれて実家から出て行った母親の影響で,田舎に対してネガティブな印象を持っていた主人公の若菜.博物館の学芸員になりたいのだけれど,なかなかうまくいかなかったのが,かろうじて母の実家のある街の小さな博物館に臨時職員として雇ってもらえたのだけれど…
地方だからこその,また小さな市立博物館だからこその,地元に根ざした仕事場で,主人公がいくつかのできごとを通して成長していきます.博物館ならではの仕事にからめた微妙な謎解きとなるような事件を通じて,いろいろな人と親しくなり,地域に愛着を持って行く過程が,やさしげな雰囲気で書かれているのが良いですね.最後に,地方ではありがちな問題に対して,それまで出てきた人たちが力を合わせるようになっていくところは,予定調和だとわかっていても感動します.
前半は微妙なところがあるけど,キャラが立ってきた後半が面白いので,続編が出ることをちょっと期待してます.
地方だからこその,また小さな市立博物館だからこその,地元に根ざした仕事場で,主人公がいくつかのできごとを通して成長していきます.博物館ならではの仕事にからめた微妙な謎解きとなるような事件を通じて,いろいろな人と親しくなり,地域に愛着を持って行く過程が,やさしげな雰囲気で書かれているのが良いですね.最後に,地方ではありがちな問題に対して,それまで出てきた人たちが力を合わせるようになっていくところは,予定調和だとわかっていても感動します.
前半は微妙なところがあるけど,キャラが立ってきた後半が面白いので,続編が出ることをちょっと期待してます.
2016年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『ラブ要素はこの巻にはないけどフラグは立ってる』というレビューに賭けて購入してみたところ、大当たりでした(^-^)。レビューの方には大感謝です。
主人公はちょっとおせっかいだけど、だからこそ話があったかい感じに収まるのでは。
内容も面白く、あとは今後の展開がすごく気になるところ。楽しい三角関係を期待しているんですがどうでしょう。
ぜひいつか続巻を!期待して待ってます。
主人公はちょっとおせっかいだけど、だからこそ話があったかい感じに収まるのでは。
内容も面白く、あとは今後の展開がすごく気になるところ。楽しい三角関係を期待しているんですがどうでしょう。
ぜひいつか続巻を!期待して待ってます。