はい,ヘヴィーオブジェクトの3冊目です.
今回は「おほほ」と戦う話.
陰謀渦巻く話.
裏切り者率いる7体のオブジェクトを相手にする話.
の3本立てですよ.
クウェンサー君のたらしテクニックが今回も栄えますね.
敵エリート,没落貴族,傭兵,整備のばあさん
彼の守備範囲はどこまで広いものなんだ,まったく.
相変わらずクウェンサー君は絶望的な状況に陥っては
相棒の兵士と共に戦場をひっくり返してますね.
まったく,こんなリーサルウェポンみたいな学生が居たら….
クリーンな戦場なんてものは幻想ですよ.
「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」
みたいなっ.
今回立てたフラグが今後どう動いてくるのか気になるところだにゃー.
面白かったよ!
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ヘヴィーオブジェクト 巨人達の影 (電撃文庫) 文庫 – 2010/11/10
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巨大兵器オブジェクトが世界のバランスを支配し、物事の全てを決める。シンプルで安全で、クリーンな国際競争を行う場所。それが俺たちの 『戦場』 だ。こんな最前線から兵士が去っていく一番の理由は、負傷でも戦死でもなく、基地内における男女間の恋愛問題のこじれだったりする。 そう。今時、戦場で死ぬなんて流行らない。 ──はずだったのだが、 「 「クソッたれ!! どこのどの辺が安全でクリーンな戦場だちくしょう!!」 」 爆乳美人上官フローレイティアは、今日も今日とて、ごく自然に戦地留学生クウェンサーと貴族なのに下っ端軍人ヘイヴィアの二人をオブジェクトだらけの戦場に放り込んでいた。 相変わらずな二人の敵は、以前出会った「おほほ」と笑うあのエリート女と、そいつが駆るオブジェクト。ヤバそうな予感バリバリで、しかもなぜか我らがお姫様の機嫌も悪く……これが恋愛問題のこじれってやつなのか?
- 本の長さ440ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2010/11/10
- 寸法10.5 x 2.3 x 15 cm
- ISBN-104048700510
- ISBN-13978-4048700511
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2010/11/10)
- 発売日 : 2010/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 440ページ
- ISBN-10 : 4048700510
- ISBN-13 : 978-4048700511
- 寸法 : 10.5 x 2.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 542,973位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年11月25日に日本でレビュー済み
始まりの場所アラスカに戻って来たクウェンサーとヘイヴィアは、オブジェクトの残骸回収任務で情報同盟のおほほが口癖のエリートが乗るオブジェクトとまたしても生身で対峙することになる。腰が引け気味のヘイヴィアに対し、積極的に介入するクウェンサーに勝算はあるのか?
今回はオブジェクトのハードウェア面の凄さよりも、操縦者やソフトウェア、運用面などの視点で戦場が描かれます。フローレイティアは前巻で出ずっぱりだったせいか控えめ。代わりに新たな女性士官や女性兵士が登場します。最強兵器が闊歩する戦場でも、人間の活躍の場はいっぱいあります。
今回はオブジェクトのハードウェア面の凄さよりも、操縦者やソフトウェア、運用面などの視点で戦場が描かれます。フローレイティアは前巻で出ずっぱりだったせいか控えめ。代わりに新たな女性士官や女性兵士が登場します。最強兵器が闊歩する戦場でも、人間の活躍の場はいっぱいあります。
2010年11月6日に日本でレビュー済み
ドSな上司にこき使われ、戦場を駆けずり回る派遣学生と不良軍人の物語。今巻で三冊目になります。早いものですね。前回、さまざまな環境下で戦ってきた彼らですが、今回は最初の戦場、極寒のアラスカを中心とした物語になります。
初めて本物の戦争を体験し、オブジェクトを撃破した舞台であるアラスカ。そのとき大破した「ウォーターストライダー」の残骸をめぐり、「情報同盟」軍のエリートであるあの「おほほ」と対決することになったお姫様とクウェンサーたち。クウェンサーを巡る女のバトル(?)も勃発する中、クウェンサーとヘイヴィアは、互いに軽口を交し合いながら戦況を打破すべく奔走する。また、その後の戦場では、己の利権や都合のため、戦争や命を支配しようとする思惑に触れる二人。そして、「怪物兵器」から罪なき人々を守るために、絶望的な状況の中、頭をめぐらせ、駆けずり回り、戦闘の余波で吹っ飛ばされながらもぎりぎりの攻防を重ねていく。
今回も熱い展開の連続でした!少年誌的なものを好む自分としては、どんどん話に引き込まれていきました。自分は読むのが遅いんですが、四時間弱、ほぼノンストップ。短編集的な話の構成も上手いと思いますね。区切ることもできるし、続きも気になるし、という感じで。
今回は、一巻から登場していた「おほほ」の姿が明らかになります。これは、ちょっと予想していた人もいるかと思いますね。作戦中、彼女を通して、クウェンサーは「エリート」の生の姿を見つめることになります。快適な環境下にいるように見えますが、彼女たちもやはり戦っているのです。また、男女関係的なものも盛り込まれましたね。無表情でいることが多いお姫様ですが、クウェンサーに女の気配がするたびに不機嫌になります。で、男が鈍感なのはお約束。さらにクウェンサーの幼馴染的な存在も今後登場する予感。そういうの大好きですが、ラブコメ要素はエッセンス的に取り込んでいってほしいですね。この作品に求めているものとは違うので。
相変わらずの会話内容の馬鹿さや熱さに大満足でした。かなり分厚い方に入ると思われる本シリーズですが、敬遠せずに多くの人に読んでほしいと思います。少年誌的なものが好きな人には特にお勧め。次回も今回のような面白さとボリュームを期待しています。
初めて本物の戦争を体験し、オブジェクトを撃破した舞台であるアラスカ。そのとき大破した「ウォーターストライダー」の残骸をめぐり、「情報同盟」軍のエリートであるあの「おほほ」と対決することになったお姫様とクウェンサーたち。クウェンサーを巡る女のバトル(?)も勃発する中、クウェンサーとヘイヴィアは、互いに軽口を交し合いながら戦況を打破すべく奔走する。また、その後の戦場では、己の利権や都合のため、戦争や命を支配しようとする思惑に触れる二人。そして、「怪物兵器」から罪なき人々を守るために、絶望的な状況の中、頭をめぐらせ、駆けずり回り、戦闘の余波で吹っ飛ばされながらもぎりぎりの攻防を重ねていく。
今回も熱い展開の連続でした!少年誌的なものを好む自分としては、どんどん話に引き込まれていきました。自分は読むのが遅いんですが、四時間弱、ほぼノンストップ。短編集的な話の構成も上手いと思いますね。区切ることもできるし、続きも気になるし、という感じで。
今回は、一巻から登場していた「おほほ」の姿が明らかになります。これは、ちょっと予想していた人もいるかと思いますね。作戦中、彼女を通して、クウェンサーは「エリート」の生の姿を見つめることになります。快適な環境下にいるように見えますが、彼女たちもやはり戦っているのです。また、男女関係的なものも盛り込まれましたね。無表情でいることが多いお姫様ですが、クウェンサーに女の気配がするたびに不機嫌になります。で、男が鈍感なのはお約束。さらにクウェンサーの幼馴染的な存在も今後登場する予感。そういうの大好きですが、ラブコメ要素はエッセンス的に取り込んでいってほしいですね。この作品に求めているものとは違うので。
相変わらずの会話内容の馬鹿さや熱さに大満足でした。かなり分厚い方に入ると思われる本シリーズですが、敬遠せずに多くの人に読んでほしいと思います。少年誌的なものが好きな人には特にお勧め。次回も今回のような面白さとボリュームを期待しています。
2010年11月11日に日本でレビュー済み
3巻(本書)を10ページ読んでから あわてて1、2巻を買って一気読みしました。
生身で50mロボット(AT)の相手をする なんて書くと「メロウリンク」を想像しますが、「パウエルとドノバン」(アシモフ/わたしはロボット)に近いかな?
電撃文庫からですが、創元やハヤカワからでも違和感無いほど「SF」してます。
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