可愛げがないと謳いつつバッチリ可愛いタイトル詐欺な王道ファンタジーの第三弾。
天空観測所を目指し旅を続けるアンジュたちは、対立する二人の魔王の娘の仲裁をすることに。
一巻に登場した残忍残虐な魔王の娘とは打って変わって、今回登場する二人の魔王の娘は姉も妹も非常に人間的である。
そんな姉妹との関わりが、アンジュの認識を大きく変えていく。
そして、アンジュとレックスの心の距離もまた、ぐっと近づいていく。
魔王がなぜ人間の世界を攻撃するのか? といった敵側の事情も今回で明かされ、物語は広がりを見せていく。
これまではボス戦ではあまり活躍できなかったアンジュの覚醒もこの巻の大きな見所だろう。
イラストも含め、今一番お気に入りのシリーズである。
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竜と勇者と可愛げのない私3 (電撃文庫 し 7-22) 文庫 – 2011/1/6
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/1/6
- 寸法10.5 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-104048701797
- ISBN-13978-4048701792
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/1/6)
- 発売日 : 2011/1/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 4048701797
- ISBN-13 : 978-4048701792
- 寸法 : 10.5 x 1.7 x 15 cm
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年1月11日に日本でレビュー済み
次なる目的地「天空観測所」を目指していたアンジュ達だったが、その道中で2人の魔王の娘に砦が乗っ取られた噂を聞きつける。
さすがに見過ごすわけにはいかず、何とかしようとするのだが……
といった感じで、今回のお話は始まります。
今回の見所は、作者のあとがきにもありましたが。
・新たな魔王の娘2人
・レックスの苦悩
・アンジュの本気
・広がる世界観
だと思います!
キャラが新たに登場することで世界観や物語に広がりが生まれて、作品に深みが出たように思えます。
また、今までのキャラ(特にレックス・アンジュ)の苦悩や成長も描かれていますし、2巻のウェルチの存在も忘れられていないのが非常に良かったと思います!
終盤は正直、ウルっと目頭が熱くなりました!
ストーリー自体は冒険ファンタジーの王道って感じですが、王道好きな自分にとっては楽しくサクサク読めましたっ!
あと今回は結構、バトルも激しいので今回はそこも見所のひとつかも。
苦悩や痛みに耐えながらも、成長していくレックスとアンジュ。
二人の関係も気になりますが、色々な伏線が残された今後の展開も非常に気になるっ!
次巻が非常に楽しみな作品ですっ!!
さすがに見過ごすわけにはいかず、何とかしようとするのだが……
といった感じで、今回のお話は始まります。
今回の見所は、作者のあとがきにもありましたが。
・新たな魔王の娘2人
・レックスの苦悩
・アンジュの本気
・広がる世界観
だと思います!
キャラが新たに登場することで世界観や物語に広がりが生まれて、作品に深みが出たように思えます。
また、今までのキャラ(特にレックス・アンジュ)の苦悩や成長も描かれていますし、2巻のウェルチの存在も忘れられていないのが非常に良かったと思います!
終盤は正直、ウルっと目頭が熱くなりました!
ストーリー自体は冒険ファンタジーの王道って感じですが、王道好きな自分にとっては楽しくサクサク読めましたっ!
あと今回は結構、バトルも激しいので今回はそこも見所のひとつかも。
苦悩や痛みに耐えながらも、成長していくレックスとアンジュ。
二人の関係も気になりますが、色々な伏線が残された今後の展開も非常に気になるっ!
次巻が非常に楽しみな作品ですっ!!
2011年1月11日に日本でレビュー済み
王道すぎる展開や中盤で内容が先読みできてしまう等、1・2巻では正直いろいろと不満が残るシリーズでした。
3巻に入り、魔界側の人間界へ侵略する理由が語られ、また「敵か!味方か!?」といった人物たちが多数登場したことで話がぐっと面白くなったように思います。
ただ、人間界を侵略しても魔界が抱えている問題は解決しないんじゃないの?という基本的な疑問がどうしてもついてまわるため、いまいち魔界側の人物に共感できなかったのですが。
このシリーズの特徴でもある「主人公のクールな語り口による地の文」が、テンション高めのシーンでやや盛り上がりに水を差してしまうのは相変わらずですが、クールな主人公がだんだんと情動豊かな人物に変化していっているらしい描写は好もしく思えました。
3巻に入り、魔界側の人間界へ侵略する理由が語られ、また「敵か!味方か!?」といった人物たちが多数登場したことで話がぐっと面白くなったように思います。
ただ、人間界を侵略しても魔界が抱えている問題は解決しないんじゃないの?という基本的な疑問がどうしてもついてまわるため、いまいち魔界側の人物に共感できなかったのですが。
このシリーズの特徴でもある「主人公のクールな語り口による地の文」が、テンション高めのシーンでやや盛り上がりに水を差してしまうのは相変わらずですが、クールな主人公がだんだんと情動豊かな人物に変化していっているらしい描写は好もしく思えました。
2011年3月29日に日本でレビュー済み
着々と旅を進めるアンジュ一行
いろんな経験をして、彼女たちの心情もちょっとずつ変化してきた模様
アンジュのデレ期到来です
今回登場するキャラたちは、敵なんだけど味方
みたいあ微妙なポジションの方たちです
倒すべき魔王の娘、敵国の将軍
敵にも、事情があるということを深く語っています
レックスの本気、アンジュのパワーアップなど見どころもたくさん
ただ、魔王の娘の新庄がちょっと弱いなあ、とも感じました
これからの展開がとても気になる3巻となっています
いろんな経験をして、彼女たちの心情もちょっとずつ変化してきた模様
アンジュのデレ期到来です
今回登場するキャラたちは、敵なんだけど味方
みたいあ微妙なポジションの方たちです
倒すべき魔王の娘、敵国の将軍
敵にも、事情があるということを深く語っています
レックスの本気、アンジュのパワーアップなど見どころもたくさん
ただ、魔王の娘の新庄がちょっと弱いなあ、とも感じました
これからの展開がとても気になる3巻となっています
2011年3月21日に日本でレビュー済み
旅の次の目的地である天空観測所に向かうアンジュとレックス、トモエの耳に、国境沿いの砦が魔王の娘に占拠されたという情報が入って来る。アンジュはレックスを説得し、魔王の娘アイネイアを倒しに行くことにする。しかし、道中、アイネイアを止めようとする魔王の末っ子のノェルと出会い、協力して彼女を止めることになる。
さらにそこには隣国のピースメーカー・蛇蝎のジェイドも加わり、まさに呉越同舟という状況になってしまう。その中で明らかになる、魔王たちが人間の世界に侵略に来た理由とは?
誰かを傷つけるのが大嫌いな勇者レックスとの旅の中で、アンジュは彼の考え方を理解する。そしてその結果として、彼女は彼に戦う理由を提示することができるようになるのだ。そこには、レックスを本当に理解していた少女ウェルチとの出会いが大きかったのだろう。
世界の様々な状況が明らかになっていく一方で、この英雄譚はどこかのんびりと緩やかに進んでいく。
さらにそこには隣国のピースメーカー・蛇蝎のジェイドも加わり、まさに呉越同舟という状況になってしまう。その中で明らかになる、魔王たちが人間の世界に侵略に来た理由とは?
誰かを傷つけるのが大嫌いな勇者レックスとの旅の中で、アンジュは彼の考え方を理解する。そしてその結果として、彼女は彼に戦う理由を提示することができるようになるのだ。そこには、レックスを本当に理解していた少女ウェルチとの出会いが大きかったのだろう。
世界の様々な状況が明らかになっていく一方で、この英雄譚はどこかのんびりと緩やかに進んでいく。