私は『覚醒遺伝子』は全て読みましたが、なかなか良い作品です。
派手な戦闘や豊富なキャラクターが次々登場するわけではありませんが、ストーリーはかなり厚みがあります。
個人的には各登場人物達の細かな心情の変化や行き違い、和解が細やかに書かれているのに好感が持てました。
最近のバトル路線やハーレム系のラノベに飽きてきた人にもオススメです。
<ここからはこの三巻について・・・>
いままでの登場人物が登場してきて、新登場のキャラも含めて各々の問題に決着をつけて、一端の終着を迎えたように見えます。
特にこの巻の主人公は結構ストーリー(今回の分とこれまでの分の)の鍵を握っていて面白いです。
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~覚醒遺伝子~ 時かける翼 (電撃文庫 な 14-3) 文庫 – 2011/1/6
なぜか本来知るはずのない天使の知識を記憶し、過去の経験から言葉を信じられないでいる柴田晴友。機関によって黒い歪な翼を植え付けられ、自らを七番目の代替天使だと名乗るナナ。
心を開こうとしないナナに形だけの言葉を放つばかりの晴友。だが、交流を重ねるうち、二人の心は近づいていく。 しかしそこで、ナナを生み出した機関の陰謀が動き出す。 想感応、代替天使、蝶紋斑、空を継ぐもの──様々な思惑が交錯する中、二人が切り開く未来とは?
心を開こうとしないナナに形だけの言葉を放つばかりの晴友。だが、交流を重ねるうち、二人の心は近づいていく。 しかしそこで、ナナを生み出した機関の陰謀が動き出す。 想感応、代替天使、蝶紋斑、空を継ぐもの──様々な思惑が交錯する中、二人が切り開く未来とは?
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/1/6
- 寸法10.5 x 1.6 x 15 cm
- ISBN-104048701827
- ISBN-13978-4048701822
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/1/6)
- 発売日 : 2011/1/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4048701827
- ISBN-13 : 978-4048701822
- 寸法 : 10.5 x 1.6 x 15 cm
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上位レビュー、対象国: 日本
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2012年4月17日に日本でレビュー済み
覚醒遺伝子シリーズの3作目、いよいよ完結編です。
過去2作のヒロインとは異なり、本作のヒロインは真っ黒でいびつな形の羽を持つ少女「ナナ」。
純な心を持ちながら、そのとても悲劇的な生い立ちゆえに心を閉ざし続ける彼女に、想いを寄せる主人公の心は届くのか…。
と、ここまでの設定だけでもう魅力満載です。
1作目から3作目までのヒロインの魅力とバランスが抜群にいいですね。
完結編ですので、これまでの謎や事件が次々と片付いていきますが、この「ナナ」の魅力と彼女をめぐる人間模様が興味を引いてくれます。
月雄とツェツェはやはり大活躍します。抜群にカッコいいです。それになんと2作目の主人公の妹・詩奈が結構活躍します。彼女もとてもいいキャラなので嬉しい限りです。
クライマックスは盛り上がりますし、ラストは爽やかに綺麗に終わってくれます。お見事です。
特に月雄とツェツェのラストシーンはもうもう、とにかく良かった。
残念なのは、1作目に続きまたもや主人公。ヒネていた頃の月雄に似ています。ただ、今作の主人公は自分が変わらなければならないことが分かっていて、変わろうと努力します。
その点は共感できるのですが、月雄より遥かにヘタレですし役立たずですし肝心なときにも意気地がありません。
他の登場人物がみんな頑張っているというのに、彼がしたことといえば…w
ナナの方がとても魅力的なのに最初から最後まで主人公の言葉遣いが乱暴(べらんめえ?)なのが違和感ありありでした。「お前がそんな態度とるか??」という感じです。
せめてこの乱暴な言葉遣いだけでもなければかなり印象が違ったと思うのですが。
まあ、細々と問題はありますが、それでも堂々と書ききった完結編です。
またこの作者さんの作品を読みたいものです。
過去2作のヒロインとは異なり、本作のヒロインは真っ黒でいびつな形の羽を持つ少女「ナナ」。
純な心を持ちながら、そのとても悲劇的な生い立ちゆえに心を閉ざし続ける彼女に、想いを寄せる主人公の心は届くのか…。
と、ここまでの設定だけでもう魅力満載です。
1作目から3作目までのヒロインの魅力とバランスが抜群にいいですね。
完結編ですので、これまでの謎や事件が次々と片付いていきますが、この「ナナ」の魅力と彼女をめぐる人間模様が興味を引いてくれます。
月雄とツェツェはやはり大活躍します。抜群にカッコいいです。それになんと2作目の主人公の妹・詩奈が結構活躍します。彼女もとてもいいキャラなので嬉しい限りです。
クライマックスは盛り上がりますし、ラストは爽やかに綺麗に終わってくれます。お見事です。
特に月雄とツェツェのラストシーンはもうもう、とにかく良かった。
残念なのは、1作目に続きまたもや主人公。ヒネていた頃の月雄に似ています。ただ、今作の主人公は自分が変わらなければならないことが分かっていて、変わろうと努力します。
その点は共感できるのですが、月雄より遥かにヘタレですし役立たずですし肝心なときにも意気地がありません。
他の登場人物がみんな頑張っているというのに、彼がしたことといえば…w
ナナの方がとても魅力的なのに最初から最後まで主人公の言葉遣いが乱暴(べらんめえ?)なのが違和感ありありでした。「お前がそんな態度とるか??」という感じです。
せめてこの乱暴な言葉遣いだけでもなければかなり印象が違ったと思うのですが。
まあ、細々と問題はありますが、それでも堂々と書ききった完結編です。
またこの作者さんの作品を読みたいものです。