著者は『撲殺天使ドクロちゃん』でデビューし、業界に衝撃の二文字を叩き込んだ電撃文庫きっての電波作家おかゆまさき。
今作はその三作品目にあたります。
デビュー作のドクロちゃんは面白かったけれど二作品目はお世辞にも面白いといえたものでなく、今作を書店で買うとき私の心は不安に満ちていました。
感想。正直に言います。面白かった。
メインのキャラは女の子と仲良く出来ない主人公と主人公の事が好きな幼なじみ、そして突然現れた魔王少女。
主人公は女の子と仲良くしたく、その悩みを幼なじみに相談していると突然ぜのんと名乗る魔王少女が現れます。
そして立派な魔王となりたいぜのん様と臣下となった主人公の国づくりが始まります。
ギャグを書かせれば業界一のおかゆまさき、今作も独特のギャグテンポに何度も声を出して笑わせてもらいました。
そしてそれだけに今作はとどまらず、なんといってもキャラが魅力的。
幼なじみはきちんと幼なじみの良さ、魔王少女はきちんと少女の良さが出ていてギャグに流されることなく可愛いさが伝わってきます。
楽しいライノベルが読みたい方は、買って損はないです。
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ぜのん様である! (電撃文庫) 文庫 – 2011/3/10
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/3/10
- 寸法10.5 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104048703188
- ISBN-13978-4048703185
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/3/10)
- 発売日 : 2011/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4048703188
- ISBN-13 : 978-4048703185
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,763,191位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年5月2日に日本でレビュー済み
冒頭からキャラクターの怒涛の会話の応酬で始まり、
最後までそんな感じが続きます。
とにかくセリフ以外の文章が少なすぎる。
キャラクターの動きの描写までもほとんどセリフの中で
すませてしまうため、非常に読みにくいです。
最後までそんな感じが続きます。
とにかくセリフ以外の文章が少なすぎる。
キャラクターの動きの描写までもほとんどセリフの中で
すませてしまうため、非常に読みにくいです。
2011年3月14日に日本でレビュー済み
ほとんどがギャグやキャラ同士の会話なので、そういうコメディが好きな方には合う作品だと思います。
しかし、さっきも言ったように本当に、終始台詞でページが埋まっているので地の文は皆無と言っても良いくらいです(二割いくかどうか?)
そういうのが気になる人は読むのが少し苦痛になってしまうかもしれないので要注意です。
あと、主人公が草食系の眼鏡男子に加えて、馬鹿というか頭のねじが一本取れてるような性格なので合わない人が多いかもしれませんね。
総合的にはさすがにアニメ化した事のある作者とだけあって、可もなく不可もなくといったところ。絵は可愛らしくて良い(特にゼノン様)。
台本みたいなラノベが好きな人には特にお勧めかもしれません。
しかし、さっきも言ったように本当に、終始台詞でページが埋まっているので地の文は皆無と言っても良いくらいです(二割いくかどうか?)
そういうのが気になる人は読むのが少し苦痛になってしまうかもしれないので要注意です。
あと、主人公が草食系の眼鏡男子に加えて、馬鹿というか頭のねじが一本取れてるような性格なので合わない人が多いかもしれませんね。
総合的にはさすがにアニメ化した事のある作者とだけあって、可もなく不可もなくといったところ。絵は可愛らしくて良い(特にゼノン様)。
台本みたいなラノベが好きな人には特にお勧めかもしれません。
2011年3月10日に日本でレビュー済み
この作者の作品は初見でしたが、衝撃を受けました。
世界観、キャラ、その言動・行動、更には構成や文までもめちゃくちゃで、
まさにザ・ライトノベルといった印象です。
本の帯に「我が臣民になるが良い!」
「なんで!? てゆうか、あなたは誰!?」
と買いてありますが、これは単なる宣伝文ではありません。
作中でも本当にいきなり出てきて、その後も終始このような突拍子のない展開が繰り広げられるのです。
しかし、惰性だけで突っ走るようなギャグはなく、パロディこそ少なくないものの、
キレの良いギャグを提供してくれます。
意味不明、だがそれがいい。と言われる所以でしょう。
前述の通り、話が全体的にぶっ飛んでいて、予想だにしない展開で魅せてきます。
ただ当然のことながら、一応主題はあります。
目的は判然としないものの、ぜのん様は臣民、領地の増大を図るという行動理念を持っています。
けれども、その裏には魔界なる巨大な世界による手引きがあり、ぜのん様自身そこでの立場が強くないがゆえの
半強制的なものであり、また裏表のない性格ということもあってか、中々上手く進めていけません。
要するに主題から頻繁に離れ、終盤を除きシリアスは皆無といってよい展開だということです。
ぜのん様について
ぜのん様は完全なるいじられキャラ。
恐るべきことに、外見を除けば彼女が最もまともなキャラかもしれません。
ちなみに頭の上にある苺のようなものは飾りではありません。ツノです(本人談)
マンガ・アニメ化するとなると、作画泣かせの、ある意味で非常に恐ろしい子です。
世界観、キャラ、その言動・行動、更には構成や文までもめちゃくちゃで、
まさにザ・ライトノベルといった印象です。
本の帯に「我が臣民になるが良い!」
「なんで!? てゆうか、あなたは誰!?」
と買いてありますが、これは単なる宣伝文ではありません。
作中でも本当にいきなり出てきて、その後も終始このような突拍子のない展開が繰り広げられるのです。
しかし、惰性だけで突っ走るようなギャグはなく、パロディこそ少なくないものの、
キレの良いギャグを提供してくれます。
意味不明、だがそれがいい。と言われる所以でしょう。
前述の通り、話が全体的にぶっ飛んでいて、予想だにしない展開で魅せてきます。
ただ当然のことながら、一応主題はあります。
目的は判然としないものの、ぜのん様は臣民、領地の増大を図るという行動理念を持っています。
けれども、その裏には魔界なる巨大な世界による手引きがあり、ぜのん様自身そこでの立場が強くないがゆえの
半強制的なものであり、また裏表のない性格ということもあってか、中々上手く進めていけません。
要するに主題から頻繁に離れ、終盤を除きシリアスは皆無といってよい展開だということです。
ぜのん様について
ぜのん様は完全なるいじられキャラ。
恐るべきことに、外見を除けば彼女が最もまともなキャラかもしれません。
ちなみに頭の上にある苺のようなものは飾りではありません。ツノです(本人談)
マンガ・アニメ化するとなると、作画泣かせの、ある意味で非常に恐ろしい子です。
2011年4月14日に日本でレビュー済み
前作が正直今一つノリきれてない妙におとなしい作品だった事もあり
「やっぱりドクロちゃん初期のテンションを保つのは難しいのかな?」
と諦め半分だったのですが、どっこいおかゆまさきは死んでいなかった
ハイテンションで読者を引き摺り回すドクロちゃん初期の作風が復活
ドクロちゃんと違い酷い目に遭うのは女の子の方ですが
おかゆ先生のいじりっぷりが半端ないです。まさに「いじり芸」!
「化物語」の忍みたいな「ロリババア」系のヒロインが好きな方に超お勧め
「やっぱりドクロちゃん初期のテンションを保つのは難しいのかな?」
と諦め半分だったのですが、どっこいおかゆまさきは死んでいなかった
ハイテンションで読者を引き摺り回すドクロちゃん初期の作風が復活
ドクロちゃんと違い酷い目に遭うのは女の子の方ですが
おかゆ先生のいじりっぷりが半端ないです。まさに「いじり芸」!
「化物語」の忍みたいな「ロリババア」系のヒロインが好きな方に超お勧め