クドわふたーの公式コミカライズ。
まず目を引くのは、帰省前のリトバスメンバーが描かれている事。
原作では全然登場しないのが残念だったので嬉しい限り。
リトバス未プレイの方のためにか、リトバスにおけるクドルート部分（理樹とクドが恋仲になる過程）も描かれているのはいいところ。
リトバスメンバーの野球や修学旅行にも触れられています。
ただ佳奈多やあーちゃん先輩に関しては原作同様何も説明がされていないので、原作未プレイだと戸惑うかもしれません。
あーちゃん先輩が「部長」と言われていますが、何の部長なのかもこの巻だけではわかりません。
また動きや表情の関係かもしれませんが、初のイメージが違うような感じがしました。
（セリフ自体はほぼ原作と同じ）
細かい事ですが美魚が真人を「真人さん」と言ってしまっています。
公式コミックなのに…まぁ、原作でもクドが佐々美を「佐々美さん」なんて言っていましたが。
序盤なので原作通りですが佳奈多もあまり嫌なキャラではありません。
原作ではWafter編終盤あたりからやたら嫌味発言が増えるのが嫌だったので、このコミックでは改変してくれる事を望みます。
もちろん理樹とクドのいちゃいちゃも十分描かれています。
また原作ではところどころ微妙な場面もあったので、媒体の違いやカットもあり原作の難点だったテンポがかなり良くなっているのはいいところ。
「クドわふは気になるがゲームをプレイするほどではない」という方は是非ともおすすめします。
原作の魅力が十分に出ているので、原作プレイ済みの方もおすすめ。
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