今回はオリエンテーションと留学生の話の2本立て、でもその両方でメインなのが実は部長のジェニーだったり。表立って目立ってはいないのですが、よーく読んでいくと……とまあそんな感じで。いやあそれにしても、本当にいい子だわジェニーってば――。
しかし、お金持ちやらセレブの人達がみんなこういう感じの性格なら、いいのですけどねホント……。現実は厳しいというか嫌な奴は多いというか、いつもこのシリーズを読んだ後はそんなことを考えてしまいます。最後の最後に、セロンにとってとんでもない"爆弾"が投下されたりと続きは気になるばかり、次巻が待ち遠しいです。
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メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫) 文庫 – 2011/3/10
超お金持ちのご子息ご令嬢で美男美女ぞろいの新聞部部員、例の6人が巻き起こす今回の騒動は── 「新聞部みんなで学校主催のオリエンテーリング大会に参加し(もちろんジャージ)、ある事情から1位を目指す!? ライバルとなるスキー部も登場しちゃったりして!?」 と、「新聞部に短期留学生が来てなんかいろいろあって、そしてなぜかメグとセロンの関係に変化が起きちゃった~!?」 の中編2本。さらに“あの人達”が登場する短編2本も収録 ── というてんこ盛り! いつにも増してドタバタハラハラヘトヘトコソコソワクワクドキドキ、エ~~ッ!?なメグセロ第6巻。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/3/10
- 寸法10.5 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104048703862
- ISBN-13978-4048703864
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/3/10)
- 発売日 : 2011/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4048703862
- ISBN-13 : 978-4048703864
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 931,945位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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第6回電撃小説大賞にて『キノの旅―the Beautiful World』が最終選考候補作品に。2000年7月同作品にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe』(ISBN-10:4048682865)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年3月16日に日本でレビュー済み
巻数も六巻目となり、セロンとメグの関係にも変化が??って感じに宣伝されてますが、具体的な内容は次巻に持ち越しです。 六巻では、 一話 メグの弟とセロンの妹の電話 二話 新聞部の顧問 三話 部長の過去のお話 四話 新聞部に留学生が・・・! と四話編成になってます!いつものように新聞部だなあって感じに進むのでこのシリーズ読んでる人は安定して楽しめると思います! 個人的には一話が面白く、久々のメグとセロンでしたが、グイグイ読み進めていけまし た! 留学生が今後の物語に関わってくるのかは微妙ですが、普通に良いキャラなので期待したいです。とりあえずセロンの恋の行方が気になるので、次巻も早く読みたいです!
2013年2月2日に日本でレビュー済み
短編が4つ載っています。
「リイナとクルト」
主人公セロンの妹リイナと、メグミカの弟クルトが電話で会話をし、物語の登場人物について語る短編。
「顧問」
ニックの一人称で新聞部での活動が語られます。
写真部が新学期から正式な部活動として認められることになっため顧問の先生が付く事になったが、部長のジェニーが連れてきた教師を見て部員全員が驚きますが……。
「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」
学校主催の「部対抗オリエンテーリング」にて「ラリー、セロン、メグミカ」の3人が部長命令で優勝を目指して奮闘します。
一緒に参加した「部長のジェニー、ナタリア、ニック」はベンチに座っておしゃべりを始めますが、だんだんとジェニーの過去の独白となってきてしまい……。
「我々は新聞部だ」
首都の第四上級学校に、遠く離れた農業主産業のラプトア共和国の生徒である「あなた」が一月の留学をする短編。
友達をつくるために、担当教員に相談をして新聞部に入部した「あなた」。
6人の上級生達と首都を取材し、新聞をひとつつくりあげ留学を満了し故国に戻ります。
そのとき「あなた」は部長のジェニーにたのまれて、爆弾を一つ投下していくのでした。
タイトルどおり、いろいろな学校行事や、留学生から見た上級学校での生活が描写されたお話です。
新聞部の部員達の家族の話や、過去の失恋話、それぞれが学校生活を楽しんでいる様子を面白く読みました。
「リイナとクルト」
主人公セロンの妹リイナと、メグミカの弟クルトが電話で会話をし、物語の登場人物について語る短編。
「顧問」
ニックの一人称で新聞部での活動が語られます。
写真部が新学期から正式な部活動として認められることになっため顧問の先生が付く事になったが、部長のジェニーが連れてきた教師を見て部員全員が驚きますが……。
「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」
学校主催の「部対抗オリエンテーリング」にて「ラリー、セロン、メグミカ」の3人が部長命令で優勝を目指して奮闘します。
一緒に参加した「部長のジェニー、ナタリア、ニック」はベンチに座っておしゃべりを始めますが、だんだんとジェニーの過去の独白となってきてしまい……。
「我々は新聞部だ」
首都の第四上級学校に、遠く離れた農業主産業のラプトア共和国の生徒である「あなた」が一月の留学をする短編。
友達をつくるために、担当教員に相談をして新聞部に入部した「あなた」。
6人の上級生達と首都を取材し、新聞をひとつつくりあげ留学を満了し故国に戻ります。
そのとき「あなた」は部長のジェニーにたのまれて、爆弾を一つ投下していくのでした。
タイトルどおり、いろいろな学校行事や、留学生から見た上級学校での生活が描写されたお話です。
新聞部の部員達の家族の話や、過去の失恋話、それぞれが学校生活を楽しんでいる様子を面白く読みました。
2013年5月21日に日本でレビュー済み
内容は短編2つと中編2つです。
中編2つのうち、最初はセロン・メグミカ・ラリーとナタリア・ニコラス・ジェニーの組み合わせに別れて、話が進んでいきます。
もう一つの中編は、ラストにセロンとメグミカの間に進展の予感が。
六人それぞれを、今まだとは違った視点から、読むことができる第六巻です!!
中編2つのうち、最初はセロン・メグミカ・ラリーとナタリア・ニコラス・ジェニーの組み合わせに別れて、話が進んでいきます。
もう一つの中編は、ラストにセロンとメグミカの間に進展の予感が。
六人それぞれを、今まだとは違った視点から、読むことができる第六巻です!!
2011年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんというか目新しさの無い巻でした。
そのかわり、今までのキャラやその関係を掘り下げた内容になっています。
そのかわり、今までのキャラやその関係を掘り下げた内容になっています。
2011年7月30日に日本でレビュー済み
思ってはいけない。特に第4話だけは。
家に帰って、じっくりと寝転びながら楽しむべきである。
この巻には4つのお話が収録されています。
どれも大きな事件ではないが、日常を異なる視点から切り取って構成されており、
普段とは違う気分で楽しめるものとなっています。もちろん、軽妙な会話も健在。
特に第4話では、ラプトアからの留学生が新聞部に仮入部する様子を二人称で描いています。
つまり、留学生を通して見る、あなた《読者》の視点に基づいて。
なかなか普通の小説では採用が難しく、あまりお目にかかれない視点なんですが
きちんとまとめてある所に、作者の筆力が窺えます。
さて、留学生を通してあなたは新聞部を見るのですが……
最後の最後に、彼女(或いは彼)はあなたに対して一つ嘘をつきます。
その嘘によってこの物語はあなたの手を離れ……ここで二人称であることが、大いに活きてきます。
果たして、彼女(或いは彼)がついた嘘とは? そしてメグとセロンの今後は?
嵐の前の静けさ、そんな第6巻。是非お楽しみください。
家に帰って、じっくりと寝転びながら楽しむべきである。
この巻には4つのお話が収録されています。
どれも大きな事件ではないが、日常を異なる視点から切り取って構成されており、
普段とは違う気分で楽しめるものとなっています。もちろん、軽妙な会話も健在。
特に第4話では、ラプトアからの留学生が新聞部に仮入部する様子を二人称で描いています。
つまり、留学生を通して見る、あなた《読者》の視点に基づいて。
なかなか普通の小説では採用が難しく、あまりお目にかかれない視点なんですが
きちんとまとめてある所に、作者の筆力が窺えます。
さて、留学生を通してあなたは新聞部を見るのですが……
最後の最後に、彼女(或いは彼)はあなたに対して一つ嘘をつきます。
その嘘によってこの物語はあなたの手を離れ……ここで二人称であることが、大いに活きてきます。
果たして、彼女(或いは彼)がついた嘘とは? そしてメグとセロンの今後は?
嵐の前の静けさ、そんな第6巻。是非お楽しみください。
2011年3月23日に日本でレビュー済み
★本書内容★
全四話構成。
冒頭見開き3Pカラー表裏あり。
あとがき特別読切「セグとメロン」全4P収録。
黒星紅白書き下ろしあとがきイラストあり。
◎第一話「リイナとクルト」
メグの弟"クルト"とセロンの妹"リイナ"の、電話での会話。短編。
◎第二話「顧問」
新聞部を担当する顧問の御披露目。短編。
◎第三話「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」
三人一組での学校主催オリエンテーリング(メグ&セロン&ラリーとジェニー&ニック&ナータ)。長編。
◎第四話「我々は新聞部だ」
留学生が新聞部へ短期入部。長編。
★個人的感想や解説★
※以下多少ネタバレあり※
全話違う視点によって描かれており、新鮮でした。
…が、タイトル通り日々を描いたものなので、事件などが全く起こらない為、シリーズ4冊目までに比べてやや勢いが劣るように感じた巻でもありました。
ラストの展開は物語への強引なてこ入れにも思えましたが、曖昧にしてしまえないこともない為、次巻に過度な期待はしないことにします。
辛口な批評が多くなりましたが個人的にはこのシリーズが大好きで、今巻も所々ニヤニヤしながら読みました。
しかし敢えて個人的な感情を省き、一般的な観点で読むとやはり★3が妥当かと思います。
…長文となりましたが、
参考になれば幸いです☆
全四話構成。
冒頭見開き3Pカラー表裏あり。
あとがき特別読切「セグとメロン」全4P収録。
黒星紅白書き下ろしあとがきイラストあり。
◎第一話「リイナとクルト」
メグの弟"クルト"とセロンの妹"リイナ"の、電話での会話。短編。
◎第二話「顧問」
新聞部を担当する顧問の御披露目。短編。
◎第三話「どこへ行こうと、あなたはそこにいる」
三人一組での学校主催オリエンテーリング(メグ&セロン&ラリーとジェニー&ニック&ナータ)。長編。
◎第四話「我々は新聞部だ」
留学生が新聞部へ短期入部。長編。
★個人的感想や解説★
※以下多少ネタバレあり※
全話違う視点によって描かれており、新鮮でした。
…が、タイトル通り日々を描いたものなので、事件などが全く起こらない為、シリーズ4冊目までに比べてやや勢いが劣るように感じた巻でもありました。
ラストの展開は物語への強引なてこ入れにも思えましたが、曖昧にしてしまえないこともない為、次巻に過度な期待はしないことにします。
辛口な批評が多くなりましたが個人的にはこのシリーズが大好きで、今巻も所々ニヤニヤしながら読みました。
しかし敢えて個人的な感情を省き、一般的な観点で読むとやはり★3が妥当かと思います。
…長文となりましたが、
参考になれば幸いです☆
2011年6月18日に日本でレビュー済み
これまでの事件が、今回は伏線として回収されています。
3巻でのメグミカの暴走。4巻でのジェニーの過去。
一見ギャグにしか見えなかったエピソードは、
実は本作のメインテーマへの伏線となっていました。
その構成力に脱帽です。
また、メグミカやジェニーへの好感度も上がりました。
2人とも1巻でのイメージからは想像できない、意外な一面を持っています。
でも、それは単なるイメチェンじゃなくて、
きちんと彼女達の生い立ちに基づいているので、
リアリティがあります。
そろそろ話も佳境に入ってきた感じですし、
後3巻ぐらいで完結するといいな、と思います。
3巻でのメグミカの暴走。4巻でのジェニーの過去。
一見ギャグにしか見えなかったエピソードは、
実は本作のメインテーマへの伏線となっていました。
その構成力に脱帽です。
また、メグミカやジェニーへの好感度も上がりました。
2人とも1巻でのイメージからは想像できない、意外な一面を持っています。
でも、それは単なるイメチェンじゃなくて、
きちんと彼女達の生い立ちに基づいているので、
リアリティがあります。
そろそろ話も佳境に入ってきた感じですし、
後3巻ぐらいで完結するといいな、と思います。