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雨の日のアイリス (電撃文庫 ま 13-1) 文庫 – 2011/5/10
ここにロボットの残骸がある。『彼女』 の名は、アイリス。正式登録名称:アイリス・レイン・アンヴレラ。ロボット研究者・アンヴレラ博士の元にいた家政婦ロボットであった。主人から家族同然に愛され、不自由なく暮らしていたはずの彼女が、何故このような姿になってしまったのか。これは彼女の精神回路(マインド・サーキット)から取り出したデータを再構築した情報 ── 彼女が見、聴き、感じたことの……そして願っていたことの、全てである。 第17回電撃小説大賞4次選考作。心に響く機械仕掛けの物語を、あなたに。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/5/10
- 寸法10.5 x 1.7 x 15 cm
- ISBN-10404870530X
- ISBN-13978-4048705301
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/5/10)
- 発売日 : 2011/5/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 312ページ
- ISBN-10 : 404870530X
- ISBN-13 : 978-4048705301
- 寸法 : 10.5 x 1.7 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 269,855位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結末が気になり、ラストまで一気に読んでしまった。面白かった!
2020年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりにライトノベルを読みました。
Kindle のGWセールの時に購入。
やはり文章の書き方が独特で読んでいるとむず痒くなってきます。
多感で想像力に長けた若者向けというだけあって、ロボットの主観的な感情の動きを力強く書き出していますが、社会人になって色々な経験や現実に直面すると、小説の世界が遠く感じられ、物語の主人公であっても感情移入するのが難しくなってきます。
ですから、序盤から中盤にかけて、主人公のロボットが他者とのふれあいの中で芽生えた愛情や友情なんかにはあまり共感はできませんでした。(世界観に馴れて登場人物の会話に親しみやすさ?を覚えるのに時間がかかります)
しかし、終盤において、主人公が絶望の中でも、あるひとつの感情、記憶だけは主人公の原動力になっていて、そしてそれは物語の始まりから主人公が持ち続けているアイデンティティーでもあって、、、
絶望の中でもそれらを糧に必死に生きようとする主人公に、私の感情は強く揺さぶられました。
気付いたら泣いてました。
この感情は忠犬ハチ公や南極物語を見たときと同じような感じです(見たことないんですけどね)
社会人になってから泣くような出来事はあまり体験することはないため、久しぶりの自分の涙や感情の動きに、少しの解放感と、この本を読んでよかったという満足感で満たされました。
自分でもなに言ってるのかわからねーが要は少しおセンチになります。
きれいに物語を締め括っているので、後日談とかのいわゆるスピンオフは必要ありませんので、一冊で満足したい人におすすめです。
映画化、してもエエんやで?
Kindle のGWセールの時に購入。
やはり文章の書き方が独特で読んでいるとむず痒くなってきます。
多感で想像力に長けた若者向けというだけあって、ロボットの主観的な感情の動きを力強く書き出していますが、社会人になって色々な経験や現実に直面すると、小説の世界が遠く感じられ、物語の主人公であっても感情移入するのが難しくなってきます。
ですから、序盤から中盤にかけて、主人公のロボットが他者とのふれあいの中で芽生えた愛情や友情なんかにはあまり共感はできませんでした。(世界観に馴れて登場人物の会話に親しみやすさ?を覚えるのに時間がかかります)
しかし、終盤において、主人公が絶望の中でも、あるひとつの感情、記憶だけは主人公の原動力になっていて、そしてそれは物語の始まりから主人公が持ち続けているアイデンティティーでもあって、、、
絶望の中でもそれらを糧に必死に生きようとする主人公に、私の感情は強く揺さぶられました。
気付いたら泣いてました。
この感情は忠犬ハチ公や南極物語を見たときと同じような感じです(見たことないんですけどね)
社会人になってから泣くような出来事はあまり体験することはないため、久しぶりの自分の涙や感情の動きに、少しの解放感と、この本を読んでよかったという満足感で満たされました。
自分でもなに言ってるのかわからねーが要は少しおセンチになります。
きれいに物語を締め括っているので、後日談とかのいわゆるスピンオフは必要ありませんので、一冊で満足したい人におすすめです。
映画化、してもエエんやで?
2019年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間の為に働く存在であるロボットの破壊と再生、そして「愛」についてロボット視点から描かれる涙の物語。
久々に泣けた大好きな作品。語りかけてくるような文体と心が洗われるような清々しい読後感が素晴らしい。
序盤では、ロボット研究者アンヴレラ博士との温かい生活が描かれており、優しい幸福感に包まれる。
しかし、博士がいなくなって、廃棄同然に身体を換装されてからの絶望感がすごい……。無機質であるはずのロボットの感情というものをしっかりと書かれている。不幸のどん底で、リリス、ボルコフと出会い、「真夜中の読書会」で希望を得てからは読む手が止まらなくなる。
リリスの「薄情なものよね。勝手に造っておいて、いらなくなったらポイなんてさ」というセリフにはいろんなものが詰まってる感じがあった。リリスの主導で脱走を計画してまで生きようとする懸命さやロボット同士の思いやりが心に響きます。もし機械やロボットに自我があったら、こんな感じなのかなぁと。いろいろ想像してしまいます。
ロボットはどんな生き方をしていくのが正しいのかを模索し続けたアイリス。その、クライマックスは素晴らしい。
伏線の張り方に、その時になるまで気付かなかったのは、ひとえに物語に引き込めるほどの素地があったからだと思う。構成的にも、上げて下げて上げるがしっかりできてるのがいい。
そして、博士からの最後で最高のプレゼントと手紙。アレはずるい。身構えていても涙が止められなかった。
P.266の挿絵や、読み終わった後に見る表紙等は、ラノベだからこそ表現できた芸術。
是非色んな人に読んで欲しいと思います。
久々に泣けた大好きな作品。語りかけてくるような文体と心が洗われるような清々しい読後感が素晴らしい。
序盤では、ロボット研究者アンヴレラ博士との温かい生活が描かれており、優しい幸福感に包まれる。
しかし、博士がいなくなって、廃棄同然に身体を換装されてからの絶望感がすごい……。無機質であるはずのロボットの感情というものをしっかりと書かれている。不幸のどん底で、リリス、ボルコフと出会い、「真夜中の読書会」で希望を得てからは読む手が止まらなくなる。
リリスの「薄情なものよね。勝手に造っておいて、いらなくなったらポイなんてさ」というセリフにはいろんなものが詰まってる感じがあった。リリスの主導で脱走を計画してまで生きようとする懸命さやロボット同士の思いやりが心に響きます。もし機械やロボットに自我があったら、こんな感じなのかなぁと。いろいろ想像してしまいます。
ロボットはどんな生き方をしていくのが正しいのかを模索し続けたアイリス。その、クライマックスは素晴らしい。
伏線の張り方に、その時になるまで気付かなかったのは、ひとえに物語に引き込めるほどの素地があったからだと思う。構成的にも、上げて下げて上げるがしっかりできてるのがいい。
そして、博士からの最後で最高のプレゼントと手紙。アレはずるい。身構えていても涙が止められなかった。
P.266の挿絵や、読み終わった後に見る表紙等は、ラノベだからこそ表現できた芸術。
是非色んな人に読んで欲しいと思います。
2020年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画のようなラノベですね。読み終わった後不覚にもジーンと来てしまいました。ラノベと侮っていたので面食らった気分です。
内容についてはネタバレになるので詳しいことは書けませんが、これだけは言えます。最初の方はあまり面白くないと感じるかもしれませんが、中盤あたりからだんだん先が気になる展開になるので最後まで読むこと。読み終えた後にはなんとも言えぬ気持ちになること請け合いです。
内容についてはネタバレになるので詳しいことは書けませんが、これだけは言えます。最初の方はあまり面白くないと感じるかもしれませんが、中盤あたりからだんだん先が気になる展開になるので最後まで読むこと。読み終えた後にはなんとも言えぬ気持ちになること請け合いです。
2012年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタばれはできるだけしないよう心がけているが、念のため気になる人はスルーしてほしい。
他の方も書いているが、これはラノベというよりは児童文学に近い。やさしい文体でつづられる物語には、直感的ながら極めて奥の深い問題がちりばめられている。ストーリーは王道でひねりはない。だがこの物語においては、そのひねりのなさが程良く単純な設定や文体にマッチしている。全ての要素がいい具合に単純であるからこそ、この作品は良作たりえている。もしこの要素のどれか一つでも今以上に凝ってしまっていたら、アンバランスな愚作となっていたように思う。
設定も単純だし今のままでも十分に読みやすい文体だが、無駄な部分を削ってもっと平易にすれば小さな子どもたちでも簡単に読めるだろう。純粋に「いい話」であり、なおかつロボットの人権や迫害、そして自分の生きる意味など、多くの有意義な疑問を提起させてくれるこの物語をライトノベルの枠にただ閉じ込めてしまうのはあまりにももったいない。全国の絵本会社と松山剛氏には今後の進展を期待したいところである。
欠点と言えば、私の基準からするとあまりに全体に平易すぎて物足りないところと、ストーリーや設定の詰めが甘いところか。もっともこの作品はそこがいい味を出しているので一概には否定できない。
それからライトノベルに慣れていない私には、前半部分でキャラクターの魅力を全力でアピールしている所は正直蛇足だと思われた。もう少し長く続けば投げ出すところであった。やはりそういうシーンを入れないと売れないのだろうか?
以上の欠点を考慮して
☆4としたが、児童文学として考えれば☆5を差し上げたい。悲しくも優しいストーリーはぜひとも子供に読んでほしくなる。もちろん、心の潤いを取り戻したい大人にも。ライトノベルを少し見直した一冊。
(追記)
今更なのですが、Amazonでは☆3はかなり低い評価みたいなので、☆4に変更します。
他の方も書いているが、これはラノベというよりは児童文学に近い。やさしい文体でつづられる物語には、直感的ながら極めて奥の深い問題がちりばめられている。ストーリーは王道でひねりはない。だがこの物語においては、そのひねりのなさが程良く単純な設定や文体にマッチしている。全ての要素がいい具合に単純であるからこそ、この作品は良作たりえている。もしこの要素のどれか一つでも今以上に凝ってしまっていたら、アンバランスな愚作となっていたように思う。
設定も単純だし今のままでも十分に読みやすい文体だが、無駄な部分を削ってもっと平易にすれば小さな子どもたちでも簡単に読めるだろう。純粋に「いい話」であり、なおかつロボットの人権や迫害、そして自分の生きる意味など、多くの有意義な疑問を提起させてくれるこの物語をライトノベルの枠にただ閉じ込めてしまうのはあまりにももったいない。全国の絵本会社と松山剛氏には今後の進展を期待したいところである。
欠点と言えば、私の基準からするとあまりに全体に平易すぎて物足りないところと、ストーリーや設定の詰めが甘いところか。もっともこの作品はそこがいい味を出しているので一概には否定できない。
それからライトノベルに慣れていない私には、前半部分でキャラクターの魅力を全力でアピールしている所は正直蛇足だと思われた。もう少し長く続けば投げ出すところであった。やはりそういうシーンを入れないと売れないのだろうか?
以上の欠点を考慮して
☆4としたが、児童文学として考えれば☆5を差し上げたい。悲しくも優しいストーリーはぜひとも子供に読んでほしくなる。もちろん、心の潤いを取り戻したい大人にも。ライトノベルを少し見直した一冊。
(追記)
今更なのですが、Amazonでは☆3はかなり低い評価みたいなので、☆4に変更します。
2018年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大昔のジョブナイル小説を彷彿とさせる切なさと友情の甘酸っぱさが混じった良い本でした。
こういう優しい本がたくさん売れると良いですね
こういう優しい本がたくさん売れると良いですね
2017年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに泣きました。
思い出しただけで涙が出てきます。
この愛と感動の物語を誕生させてくれた
作者様に永遠の感謝。
思い出しただけで涙が出てきます。
この愛と感動の物語を誕生させてくれた
作者様に永遠の感謝。