1巻で科学的な部分でセンターレベルのミスをし、我々を驚かせてくれたこのシリーズ、驚きの2巻目発売です。1巻を先輩に貸した時、借りた本にもかかわらず壁に投げつけられました。
さて、内容についてですが1巻目と比べて明らかによくなっていると感じました。ラノベとしてのクオリティも上がっています。前作であったセンターレベルのミスも改善されていました。しかし、やはり科学の面でどこか怪しい。詳しく書くとネタばれになるので指摘はしませんが、ただ一点、どうしても言わせてください。
写像ってそういう意味じゃねぇから!
まあ、これはファンタジーなのでそういった細かい点を指摘する事は無粋なのかもしれません。ですが、これを読んで読者が勘違いしてしまうのはよくないと思ってしまいます。なので理学部化学科の学生である私はこれ以上の星をつけることができませんでした。ごめんなさい。
ラノベとしてはそこそこの出来です。ですが、こんなことを言うべきではないような気もしますが、作者にどうしても一言言いたい。
参考文献を書いてくれ!
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アンチリテラルの数秘術師2 (電撃文庫 う 5-2) 文庫 – 2011/6/10
あの事件から数ヶ月。文化祭のクラス劇で、雪名はヒロイン役に抜擢された。俺には少しずつ心を開いているものの、ずっと孤独に生きてきた彼女はなかなかクラスに馴染めずにいる。 そんな時、俺は再び“歪んだ無次元数(スカラー)”を見ることになる。連なる赤い数値の鎖で繋がれた、奇妙な人間たち──。 平和になったはずの東京に再び現れた、“集合”の災厄の数(アルヘトス)。“無限の力”をも喰らおうとする、雪名の天敵。新たな戦いに身を投じる雪名に、俺は何ができるのか。 “数”の異能力アクション、第2弾開幕!!
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/6/10
- 寸法10.5 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104048705903
- ISBN-13978-4048705905
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/6/10)
- 発売日 : 2011/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 4048705903
- ISBN-13 : 978-4048705905
- 寸法 : 10.5 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,143,979位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月14日に日本でレビュー済み
大雑把に説明します まず単純に前作から会話が増えてるので大分読みやすくなってます 説明やら情景(?)やらの長い文章も相変わらず健在ですが設定自体がやや複雑なのでこれも仕方ないのかな…?と自分は思いますね。 たまに説明なくして分からない部分もありますし(笑) 設定が謎なままで話だけ進むということは無いのでそういう面ではあるいみ親切設計なのかと たまに意味合ってるのか?と疑問になることもありますがそんなの気にしてたら大概のラノベは読んでられませんよwww 最近よく見るハーレム物とか学園青春物とは違うので気になる人にはお勧め 前作で投げた人も一応は買ってみて損はないと思います
2011年6月13日に日本でレビュー済み
ラノベに対して「参考文献()」なんて厨二病丸出しのコメントは、恥ずかしくて私には出来ませんが()
本来、取っつきにくい理数系の専門用語などをファンタジーに上手く落とし込めている辺りスゴイの一言です。
実際、理系用語に疎い私も「へぇ〜面白いなぁ」って素直に興味を持つくらいでした。
正直なところ1巻は文章も硬く盛り上がりに欠けるような気がして私としてもイマイチでしたが、2巻からの熱い展開は非常に楽しく読ませていただきました。
内容的には、どれもネタバレになりそうなので差し控えますが
1巻はあくまでプロローグで、2巻からが本当の意味で物語が始まるような形になっているので、1巻を買ってげんなりした人も読んでみる価値は充分にあると思います。
それこそ、「壁に投げつけられました」とか言っちゃうような人も思わず手に取ってみたくなる内容にはなっているようですので!()
次巻が出たら、かならず買おうと思います!
本来、取っつきにくい理数系の専門用語などをファンタジーに上手く落とし込めている辺りスゴイの一言です。
実際、理系用語に疎い私も「へぇ〜面白いなぁ」って素直に興味を持つくらいでした。
正直なところ1巻は文章も硬く盛り上がりに欠けるような気がして私としてもイマイチでしたが、2巻からの熱い展開は非常に楽しく読ませていただきました。
内容的には、どれもネタバレになりそうなので差し控えますが
1巻はあくまでプロローグで、2巻からが本当の意味で物語が始まるような形になっているので、1巻を買ってげんなりした人も読んでみる価値は充分にあると思います。
それこそ、「壁に投げつけられました」とか言っちゃうような人も思わず手に取ってみたくなる内容にはなっているようですので!()
次巻が出たら、かならず買おうと思います!
2011年6月13日に日本でレビュー済み
全巻は何やら頭が痛くなるようなないようでしたねwwまあ今回もその通りでしたが、全巻は個人個人を理解(?)させる為に色々詰め込みすぎてしまってましたね。今回は文面も少々明るくなって新たなキャラも出てきてよりいっそう世界観が現れてきたと思います。ヒロインのキャラがまだいまいち掴めませんが…
とりあえず俺こういうラノベ大好きなんだ!
とりあえず俺こういうラノベ大好きなんだ!
2011年10月18日に日本でレビュー済み
歪んだスカラーを操り世界に災いをもたらす災厄の数(アルヘトス)と、それを阻止しようとする数秘術師(アルケニスト)たちの争いに巻き込まれ、冴上誠一が羽鷺雪名と知り合って数ヶ月がたった。いまでは、文化祭の演劇に向け、脚本・監督が誠一、白雪姫が雪名という役割で、練習に励む日々だ。しかし、クラスメイトたちは東京内戦の原因が雪名の両親にあったことは知らない。
そんな仮初めの平和の日々すら壊すように、奇妙な連続殺人事件が発生する。そしてその中心にいるのは、不登校の不良生徒と評判のクラスメイト明津憲剛と、彼に襲われていた警視総監の娘・来栖真意、そしてそこに見えるスカラーの異常だった。
第一発見者ゆえに連続殺人事件の容疑者とされてしまった誠一は、自らの潔白を証明するため、雪名の協力を得て調査を開始するのだが、途端に彼らの乗るバスは襲撃され、そして教団から新たな執行官タデウスが現れる。
誠一と雪名は思考法がネガティブ寄りに見えるところがあるので、それを補う存在として、単細胞な明津憲剛には今後とも頑張って欲しい。事件パートは暗くても良いのだけれど、学園パートはそれとは対照的に、思いっきり明るくして欲しい気がする。
そんな仮初めの平和の日々すら壊すように、奇妙な連続殺人事件が発生する。そしてその中心にいるのは、不登校の不良生徒と評判のクラスメイト明津憲剛と、彼に襲われていた警視総監の娘・来栖真意、そしてそこに見えるスカラーの異常だった。
第一発見者ゆえに連続殺人事件の容疑者とされてしまった誠一は、自らの潔白を証明するため、雪名の協力を得て調査を開始するのだが、途端に彼らの乗るバスは襲撃され、そして教団から新たな執行官タデウスが現れる。
誠一と雪名は思考法がネガティブ寄りに見えるところがあるので、それを補う存在として、単細胞な明津憲剛には今後とも頑張って欲しい。事件パートは暗くても良いのだけれど、学園パートはそれとは対照的に、思いっきり明るくして欲しい気がする。