デリコVS生徒会メガネの話。
我らがデリコ嬢が負けるとは思えなかったので、ケンシロウVSモヒカンの悪党よろしく、どのようにあしらうのだろうかとニヤニヤしながら読んだ。
実際の学校では起こりえない設定だが、これは登場人物の奇抜な名前と同様、寓話としては些細な要素でしかないと思う。
楽しい会話文は健在。過去作を嫌いでない人は、本作も買って後悔しないだろう。
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変愛サイケデリック 2 (電撃文庫 ま) 文庫 – 2011/8/10
変人・彩家亭理子の親友・円馬佐那の秘密を知った千光生徒会の原犀斗。執拗なほど正義に寄生する“完璧常人”の彼は、佐那の退学を提案することで気に食わない理子を陥れようと画策。裏工作の準備万端で千光高校の全校生徒を巻き込んだ疑似裁判 『千光大会議』 を立ち上げるのだが──。
『千光大会議』 では、代表生徒として 『月光』 の“あの2人”もちゃっかり登場の予感!? 変人たちが贈る、異色の青春“変愛”ストーリー、大波乱の第2弾!
『千光大会議』 では、代表生徒として 『月光』 の“あの2人”もちゃっかり登場の予感!? 変人たちが贈る、異色の青春“変愛”ストーリー、大波乱の第2弾!
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/8/10
- 寸法10.6 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-10404870737X
- ISBN-13978-4048707374
登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/8/10)
- 発売日 : 2011/8/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 328ページ
- ISBN-10 : 404870737X
- ISBN-13 : 978-4048707374
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 15 cm
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2011年8月14日に日本でレビュー済み
変愛というテーマから考えると、他の方のレビューにもあるように今回はかなりその印象が薄れている
むしろ前作の神宇知悠人等が濃すぎたのかもしれない
序盤での神宇知の変わり様に驚きはするが、メインとなる円馬佐那のエピソードが
"本来の性別を偽っている"(佐那本人としては違ったかもしれないが、他の視点から見ると多分こう)というもので
「変」というにはちょっとライトノベルやそれに類するゲーム等で多く見かけるものだった
それに絡む動きも1作目ほど「変わった」物ではなかったという感じを受けた
会話のテンポ等は1作目と変わらずポンポンと進んでいく小気味よさがあったと思う
この点を重視するならば、1作目とほとんど変わらない印象を受けるかもしれない
キャラ自体も彩家亭理子をはじめとして面白いキャラなのは変わらないので、その点は満足できる
全体を見て、安定した質ではあるので買ってみてもいいとは思う
しかし個人的にはやはり1作目との濃さの違いが惜しい作品だった
次巻以降どういう方面に進んでいくのかを見ていきたい
最後にちょっと関係ないが、この時期いわゆる売れ筋作品が多かったせいか
近所の少し大きいくらいの書店では売れ線大強化で1,2作品は仕入れすらしていなかったり
書店側の責任が大きいとは思うが、出版側もちょっとペースを考えてもいいんじゃなかろうか
むしろ前作の神宇知悠人等が濃すぎたのかもしれない
序盤での神宇知の変わり様に驚きはするが、メインとなる円馬佐那のエピソードが
"本来の性別を偽っている"(佐那本人としては違ったかもしれないが、他の視点から見ると多分こう)というもので
「変」というにはちょっとライトノベルやそれに類するゲーム等で多く見かけるものだった
それに絡む動きも1作目ほど「変わった」物ではなかったという感じを受けた
会話のテンポ等は1作目と変わらずポンポンと進んでいく小気味よさがあったと思う
この点を重視するならば、1作目とほとんど変わらない印象を受けるかもしれない
キャラ自体も彩家亭理子をはじめとして面白いキャラなのは変わらないので、その点は満足できる
全体を見て、安定した質ではあるので買ってみてもいいとは思う
しかし個人的にはやはり1作目との濃さの違いが惜しい作品だった
次巻以降どういう方面に進んでいくのかを見ていきたい
最後にちょっと関係ないが、この時期いわゆる売れ筋作品が多かったせいか
近所の少し大きいくらいの書店では売れ線大強化で1,2作品は仕入れすらしていなかったり
書店側の責任が大きいとは思うが、出版側もちょっとペースを考えてもいいんじゃなかろうか
2011年8月21日に日本でレビュー済み
男装した少女が千光大会議という名の裁判にかけられ、退学をするかどうかを迫られるというもの。しかも、全校生徒の前で。
読んでいて、ぞっとした。フィクションとはいえ教師も受け入れているのだから、いいのこれ、と思わずにはいられない。フィク
ションだから可能なことだけど、現実でやったら問題視されるよなと思いながら読みました。今回の物語は一言で表現するな
ら異様といえるものでではないでしょうか。
次回作はもっと柔らい雰囲気で、思わずにはいられません。
読んでいて、ぞっとした。フィクションとはいえ教師も受け入れているのだから、いいのこれ、と思わずにはいられない。フィク
ションだから可能なことだけど、現実でやったら問題視されるよなと思いながら読みました。今回の物語は一言で表現するな
ら異様といえるものでではないでしょうか。
次回作はもっと柔らい雰囲気で、思わずにはいられません。
2012年1月23日に日本でレビュー済み
姉・夕葵にまつわる過去の出来事にケリが着き、生きる意欲を取り戻した神宇知悠仁の最優先事項は、恩人であるストレンジサイケデリコこと彩家亭理子を守る事だ。悠仁が生きる気力を取り戻してくれたことは素直に嬉しいが、彼を理子にとられてしまったようで、川合優衣や江入伊庵は何かスッキリしない部分もある。
今回、物語の中心となるのは、理子の友人である円馬佐那。幼少より男として育てられ、理子と出会ってからは彼女を守る目的もあって、高校でも男の格好をして過ごしていたが、実は女の子。その秘密が、理子を目の敵にする生徒会会計の原犀人に知られてしまったのだ。
その彼が提案するのが、千光大会議。全校生徒で議論して問題に白黒つけようというイベントだ。もっともそんな場で性別を偽っていたことに関して一人の生徒をつるし上げ、退学まで要求するというのはかなりやりすぎだとは思うのだが、常識と正義を標榜する原犀人にとっては、全く問題のないことらしい。
凶暴を装っているけれども実は繊細な円馬佐那は自ら身を引こうとするのだが、本当は学校を辞めたくはない。理子はもちろんのこと、一年生3人や真利凛花、顧問の塚井麻帆も含めた変恋部(変動変質する現代恋愛における男女の思考及び行動を考察することにより人間の本質そして人間の未来を研究する部)のメンバーが協力して戦いに臨むことになる。
テーマから考えて生徒会の主張はかなり無理めなのだが、それをあらゆる寝技裏技を使って通そうとする姿は、徹頭徹尾悪役というのが面白い。普通は生徒会はヒーローポジションなんだけどね。
会議の結論は、「可愛いは正義!」に集約される気がする。何が可愛いのかは、見てのお楽しみで。
前巻ほどのインパクトはないかもしれないが、邪道の学園ものとして十分面白いと思う。また、「月光」の月森葉子と野々宮も登場する。
今回、物語の中心となるのは、理子の友人である円馬佐那。幼少より男として育てられ、理子と出会ってからは彼女を守る目的もあって、高校でも男の格好をして過ごしていたが、実は女の子。その秘密が、理子を目の敵にする生徒会会計の原犀人に知られてしまったのだ。
その彼が提案するのが、千光大会議。全校生徒で議論して問題に白黒つけようというイベントだ。もっともそんな場で性別を偽っていたことに関して一人の生徒をつるし上げ、退学まで要求するというのはかなりやりすぎだとは思うのだが、常識と正義を標榜する原犀人にとっては、全く問題のないことらしい。
凶暴を装っているけれども実は繊細な円馬佐那は自ら身を引こうとするのだが、本当は学校を辞めたくはない。理子はもちろんのこと、一年生3人や真利凛花、顧問の塚井麻帆も含めた変恋部(変動変質する現代恋愛における男女の思考及び行動を考察することにより人間の本質そして人間の未来を研究する部)のメンバーが協力して戦いに臨むことになる。
テーマから考えて生徒会の主張はかなり無理めなのだが、それをあらゆる寝技裏技を使って通そうとする姿は、徹頭徹尾悪役というのが面白い。普通は生徒会はヒーローポジションなんだけどね。
会議の結論は、「可愛いは正義!」に集約される気がする。何が可愛いのかは、見てのお楽しみで。
前巻ほどのインパクトはないかもしれないが、邪道の学園ものとして十分面白いと思う。また、「月光」の月森葉子と野々宮も登場する。
2011年8月16日に日本でレビュー済み
今回の物語は佐奈の男装がばれるお話。
周りの皆さんがおっしゃるように方向性が「変愛」的な内容でないこと, また現実的にはありえないかなぁとも思いますが, 私個人としては面白かったです。
著者の描く, 小気味よい会話, キャラクター同士のやり取り, 心情描写が一巻,月光と同様に面白いものでした。
また次巻も期待しています。
周りの皆さんがおっしゃるように方向性が「変愛」的な内容でないこと, また現実的にはありえないかなぁとも思いますが, 私個人としては面白かったです。
著者の描く, 小気味よい会話, キャラクター同士のやり取り, 心情描写が一巻,月光と同様に面白いものでした。
また次巻も期待しています。
2011年9月6日に日本でレビュー済み
題名とイラストに惹かれて月光から一気に読みましたが、一貫して面白かった。当たりを引いたという感じでしょうか。
キャラクター達がなかなか個性的で飽きませんし、文章力もそこそこあります。
一人の生徒に対して生徒総会というのも如何せんやり過ぎ感はありますが、ラノベにリアリティなど求めるのは愚の骨頂だと思っておりますので私は気になりませんでした。
今回変愛というテーマがあまり見受けられなかったという点と、続きへの期待で星4つです。
キャラクター達がなかなか個性的で飽きませんし、文章力もそこそこあります。
一人の生徒に対して生徒総会というのも如何せんやり過ぎ感はありますが、ラノベにリアリティなど求めるのは愚の骨頂だと思っておりますので私は気になりませんでした。
今回変愛というテーマがあまり見受けられなかったという点と、続きへの期待で星4つです。
2011年8月12日に日本でレビュー済み
前作が面白かったので購入。
会話が前作より面白くなっているし、前作のなんかスッキリしない終わり方と違いきれいに終わっている。
月光のキャラもでてるしいいね。
会話が前作より面白くなっているし、前作のなんかスッキリしない終わり方と違いきれいに終わっている。
月光のキャラもでてるしいいね。