無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
あした、旅人の木の下で (KADOKAWA新文芸) 単行本 – 1997/7/1
松村 栄子
(著)
熱帯の灼けつくような陽射しの中、それぞれの結婚をめぐって縺れ合う人々--。シンガポール駐在員の妻たちの優雅でちょっと退屈な集いに不思議な少年ジゴロとインドの美青年が現れて…!? 書き下ろし文芸小説。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1997/7/1
- ISBN-104048730401
- ISBN-13978-4048730402
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
熱帯の灼けつくような陽射しの中、それぞれの"結婚"をめぐって縺れ合う人びと。樹々の梢がさんざめき、鳥たちが競ってさえずり、男たちがざわめく国、シンガポールの駐在員の妻たちの日常を克明に描く。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (1997/7/1)
- 発売日 : 1997/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 226ページ
- ISBN-10 : 4048730401
- ISBN-13 : 978-4048730402
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年11月8日に日本でレビュー済み
この作家さんのほとんどの本が絶版とは、なぜに?理解できません。中古で買いました。この本も5つ星を付けました。なんと感想を書けばいいのかわかりません。小説の舞台の風景、気候、さまざまな人間たちの絡み合い。激しくもないんだけど静か過ぎることもない。松村さんの書くキャラクターはよく練られてつくられているんでしょう。みんな個性的で好き。あとこの表紙もいいじゃないですか。多分、いつか読み返すことになると思います。
2005年2月1日に日本でレビュー済み
この作家さんの中では一番好きな本です。
舞台となるシンガポールの空気感が、登場人物たちの気だるさ、焦燥感、流される感じとしたたかさ、そういったものにすごく合ってる気がする。ラストのまとまり方が読む人によって色々かもしれないけど夫婦ってそんなものかもしれない。
乾ききって辿り着いた旅人を潤し、その旅の続きにその先へと送り出してくれる「旅人の木」。旅人ごとにそれぞれの方向に進んでいくのですよね、明日に向かって。そんな感じが良い。いいタイトルだなって読み終わって思う。
男たちが良いですね。特に少年。
舞台となるシンガポールの空気感が、登場人物たちの気だるさ、焦燥感、流される感じとしたたかさ、そういったものにすごく合ってる気がする。ラストのまとまり方が読む人によって色々かもしれないけど夫婦ってそんなものかもしれない。
乾ききって辿り着いた旅人を潤し、その旅の続きにその先へと送り出してくれる「旅人の木」。旅人ごとにそれぞれの方向に進んでいくのですよね、明日に向かって。そんな感じが良い。いいタイトルだなって読み終わって思う。
男たちが良いですね。特に少年。