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夜啼きの森 単行本 – 2001/7/3
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横溝正史「八つ墓村」から半世紀。昭和十三年に岡山県の寒村で起こった犯罪史上類を見ない大量殺人「津山三十人殺し」が、注目の女流作家によって現代に甦る!凶行へと疾駆する殺人者の軌跡を描く渾身の一作。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2001/7/3
- ISBN-10404873301X
- ISBN-13978-4048733014
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商品の説明
商品説明
本書のモチーフは、横溝正史が『八つ墓村』でも取りあげた「33人殺傷事件」。第6回日本ホラー小説大賞受賞作『ぼっけえ、きょうてえ』や『岡山女』などで、「岡山」という地を怪談の主要な舞台に設定してきた著者が満を持して挑み、作りあげた身も凍る物語だ。
精神を病む辰男の叔父・仁平、村一番の金持ちで、村中の女たちと関係をもつ泰蔵の妻・モト、複数の男たちと交情を重ねるみち子、辰男を慕う10歳の治夫、村人からバカにされている虔吉。辰男自身を物語の主役とはせず、殺される運命の村人たちの日常を淡々と積み上げていくことで、著者は辰男という「鬼」を形作る。その姿は、貧困、放埓(ほうらつ)な性慣習、ゆがんだ家族関係といった村人たち自身の業をもあぶりだす。彼らを殺戮(さつりく)するのは、必ずしも辰男ではない。終わりなき日常を象徴する「月」と、因習に塞ぎ込まれた村人たちの妄念を吸い続ける「森」だ。
推理作家の松本清張は、「33人殺傷事件」を検証した『ミステリーの系譜』の中で「日本の山村のもつ宿命の中に起こった」と書いている。「殺人という異常な反社会的な事態は…周囲の平和的な情景描写の対置によって、凄惨な効果をあげる」という清張の指摘は、本書の恐怖の構造にも通じる。村人たちの平穏な日常が恐怖に転じたとき、読み手もまた彼らが味わった恐怖に出あうことになる。(中島正敏)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2001/7/3)
- 発売日 : 2001/7/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 404873301X
- ISBN-13 : 978-4048733014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 387,684位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,195位日本文学
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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事件に至るまでの軌跡(犯人が事件を起こすに至る鬱屈)が
冒頭から9割以上に渡って描かれている。
しかし正直、ここが長すぎる。
そして肝心の事件のあらましがほとんど描かれていない。
たえず、他者への妬み・嫉み・悪口と夜這いなどの田舎の慣習が描かれている。
事件に興味がある方はほとんど参考にはならない作品に思う。
次の視点、次の視点へと変更されていくので読んでいてかなり退屈
そこからようやく雰囲気も出て盛り上がってくるのだが、そんな気持ちに水をかぶせるように
謎のフェイントがかけられ、読むテンションを下げられる
全編に渡るグチャドロスプラッタのような作品ではなく、じっとりとした空気の漂う山村を
ねっとりと描写した作品だということを知らずに読むと相当きつい
読むのに覚悟のいる一冊だろう
読んでいて訳がわからなくなったりはするけれどそれはそれでまたページを戻ったりと自分なりに楽しめます。
何より描写の丁寧さか読み進めていくにあたって物語の中に迷いこんだかのような錯覚が…
ちなみに、私は辰男に少しばかり惚れてしまった。女たちの視点から見た厳しい評価の後でも、辰男のか弱く、狂気的で、艶めかしい姿には誘惑される。これを美と呼ぶかどうかは人それぞれだろうが、美少年・美青年が好きな方はぜひ一読して欲しい。
とにかく読みづらかったです。
岡山弁がかなりキツくてなってたからなのか
淡々とした話作りのためか は分かりませんが(多分両方)
何度も躓き、スラスラと読める作品ではありません。
その子供たちが村という人とのつながりをどのように捉えていったのかがとても興味深く描かれております。
夜這いの風習など、昭和初期まで行われていた地域がいくつもあったように思います。その是非ではありませんが、歪んだ人間関係もその中の一環だと感じます。
この作品はホラーというよりも、このような歪んだ人間関係を巧みに描き、また全てに対して、とても丁寧です。
でも、私としては「ぼっけ、きょうてい」とを念頭に読書をしてしまったのでちょっと趣旨が違ったかなという気がします。