島で、独自の神様の言い伝えがあって、それにまつわる祭りがあって……、という、そういう系統の話が好きな方にはたまらない設定になってます。
しかし、私は、最初の50ページくらいは読むのがけっこう大変でした。導入部分がちょっとくどい感じがしました。
それを超えれば、話はどんどん進んでいきます。
でも、終わりがあっけない感じもしました。導入部分があれぐらいなら、もっと全体が長くても良かったのではないかと思いました。
なんだか、すごく「惜しい!!」という気がしました。
あと、もう少し何かあれば、多分ものすごく面白い話になっていたのではないかと感じました。
本当に雰囲気は良かったんですが……。
筆者の次回作に期待したいです。
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白蛇島 単行本 – 2001/11/1
三浦 しをん
(著)
悟史が帰省した拝島。十三年ぶりの大祭でにぎわうその島は不穏な空気に包まれていた。島民に異常に忌まれる怪物『あれ』が出たというのだ。少年は友とともに一夏の怪異を――拝島の禁忌と伝説を体験する。
- 本の長さ283ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2001/11/1
- ISBN-104048733370
- ISBN-13978-4048733373
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
悟史が帰省した拝島。十三年ぶりの大祭でにぎわうその島は不穏な空気に包まれていた。島民に異常に忌まれる怪物「あれ」が出たというのだ…。淫靡な香り漂う夏の夜の冒険物語。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2001/11/1)
- 発売日 : 2001/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 283ページ
- ISBN-10 : 4048733370
- ISBN-13 : 978-4048733373
- Amazon 売れ筋ランキング: - 628,600位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,601位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 星間商事株式会社社史編纂室 (ISBN-13:978-4480804204)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月21日に日本でレビュー済み
不思議な物語です。冒険小説ということですが、奇妙な要素あり、ホラーな要素もあり、変わってます。感想は楽しめなかった。
2003年9月15日に日本でレビュー済み
閉鎖的な島の13年振りの大祭。
島に伝わる祭りは、ただの祭りではなく、大きな秘密を抱えていた。
昔からの風習をかたくなに守る島、そこで恐れられている「神」・・・
なんて、あらすじ読んだだけでオチも浮かぶような設定だけど、
飽きずに読めた。
8掛くらいに文章を軽くしてもらえたら、もっと読みやすかった。
「淫靡な夏の冒険」を目指していたらしいが、あまり感じられなかった。
中途半端な「お耽美」感漂う言葉が使われているのが、嫌な時があった。
島に伝わる祭りは、ただの祭りではなく、大きな秘密を抱えていた。
昔からの風習をかたくなに守る島、そこで恐れられている「神」・・・
なんて、あらすじ読んだだけでオチも浮かぶような設定だけど、
飽きずに読めた。
8掛くらいに文章を軽くしてもらえたら、もっと読みやすかった。
「淫靡な夏の冒険」を目指していたらしいが、あまり感じられなかった。
中途半端な「お耽美」感漂う言葉が使われているのが、嫌な時があった。