田舎で暮らしていた者がある日突然都会へ出向き、
「おおおおっ。これが都会か! 凄いぞ! 凄い! へえ、都会ではこんなものが流行ってるのか! おお、都会ではこんなことができるのか! ふーん、都会の連中は今こんな考え方をしているのか! これは絶対小説にして田舎の連中に読ませないと!」
・・・と感嘆し、その勢いで書いてしまったような感じの小説。
「現在」の日本を舞台にしていながら、どこか悪い意味での古臭さが漂う。
三年後に読んだら「フルーイ! 何だコリャ」と一蹴されそうな代物で、目新しさはない。
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ラヴ・アタック! 単行本 – 2002/12/1
川上 亮
(著)
今日からあなたもネットハンサム! 新・爆笑小説誕生!!
彼女いない歴22年のしげるはオタク仲間と共に出会い系サイトにハマる。一方、街では変質者が出会い系を利用した陵辱事件を行い、女子高生がオヤジ狩りを繰返す。彼らのメールと思いが交錯、ある暴力事件に発展する。
彼女いない歴22年のしげるはオタク仲間と共に出会い系サイトにハマる。一方、街では変質者が出会い系を利用した陵辱事件を行い、女子高生がオヤジ狩りを繰返す。彼らのメールと思いが交錯、ある暴力事件に発展する。
- 本の長さ361ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2002/12/1
- ISBN-104048734326
- ISBN-13978-4048734325
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
出会い系サイトでモテモテ男=「ネットハンサム」を目指す春口しげるは、彼女いない歴22年のオタク。やがてふたりのメル友と親密さを増していき幸せの絶頂を迎えるが、その先には阿鼻叫喚の地獄が待ち構えていた…。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2002/12/1)
- 発売日 : 2002/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 361ページ
- ISBN-10 : 4048734326
- ISBN-13 : 978-4048734325
- カスタマーレビュー:
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2003年11月24日に日本でレビュー済み
読み始めは、なんかどろどろした話やなーって感じだったが、
レツゴー亭のシーン(萌え!の大合唱)のあたりから、
じわじわとはまっていった。
ポンポンと視点が切り換わっていくところが面白く、
ついつい先を読んでいってしまい、気が付くと読み終わっていた。
メールって、とくに見ず知らずの相手に送る時なんかは、
送り手の意図したとおりに受け手が読んでくれなかったり、
とか、そういう類のズレ(勘違い)がよくあると思うんですが、
その辺が、絶妙に描かれていて、ニヤリとする場面が何度もあった。
ブンロク師匠の、ネットハンサム講座は妙に説得力があり、
読みながら、ついつい「出会いサイトもありかなー…」
と引き込まれてしまった。
世の若者の、切なる「彼女・彼氏欲しい!」願望・およびその哀愁が、
うまく描かれているように思う。
あと、舞台が地元なので、なじみの風景がいろいろと登場したり、
もろ関西弁のキャラクターがいたりで、物語世界に入っていきやすかった
というのもあるかなー。
レツゴー亭のシーン(萌え!の大合唱)のあたりから、
じわじわとはまっていった。
ポンポンと視点が切り換わっていくところが面白く、
ついつい先を読んでいってしまい、気が付くと読み終わっていた。
メールって、とくに見ず知らずの相手に送る時なんかは、
送り手の意図したとおりに受け手が読んでくれなかったり、
とか、そういう類のズレ(勘違い)がよくあると思うんですが、
その辺が、絶妙に描かれていて、ニヤリとする場面が何度もあった。
ブンロク師匠の、ネットハンサム講座は妙に説得力があり、
読みながら、ついつい「出会いサイトもありかなー…」
と引き込まれてしまった。
世の若者の、切なる「彼女・彼氏欲しい!」願望・およびその哀愁が、
うまく描かれているように思う。
あと、舞台が地元なので、なじみの風景がいろいろと登場したり、
もろ関西弁のキャラクターがいたりで、物語世界に入っていきやすかった
というのもあるかなー。